大阪電気通信大学
サイバーキャンパス整備事業

インターネット時代を迎え、世界規模で情報が双方向で共有されるようになり、大学の教育研究においては、国内だけでなく国際的な共有・協調・競争の能力が求められるようになりました。本学においては、デジタルコンテンツを扱う学科としてメディア情報文化学科、デジタルゲーム学科擁しており、ここで培われた技術の蓄積を活用し、本学からの教育研究の発信と国際的な交流を目的として、平成14年度より「メディアリッチな教育コンテンツの開発支援環境の構築」と題し、文部科学省のサイバーキャンパス整備事業の助成を受け、活動を行ってきました。

文部科学省サイバーキャンパス整備事業のページ

本ページでは、本学の取り組みの目的と詳細、これまでの成果について報告致します。




知的クラスター創成プロジェクトにおける成果の転用


1 サイバーキャンパス整備事業(私情協:CCC)におけるオーサリングシステムの供給

 コンテンツを作成するオーサリングシステムを開発することが,知的クラスター創成事業の対馬プロジェクトの狙いです。これの成果の一部を転用してサイバーキャンパス整備事業に寄与することは,当大学がサイバーキャンパス整備事業構想を申請する最初から狙ったものです。
コンテンツを作成することよりも,コンテンツを作成するツールを作成することの方に大きな意義があるというのが当大学の立場です。

2 対話型コンテンツをプログラミングなしで作成できるオーサリングシステム

 コンピュータ上のラーニングは個別学習を基本とするものであり,学習する人のレベルや行動に対応してコンテンツが分岐して動作しなければならないと考えます。このようなコンテンツは,プログラミングによらねば作成が困難であり,CAIの分野においてはプログラミングを用いずに対話型コンテンツを作成することが永年の課題でした。

 ラーニングコンテンツを作成する際にプログラミングを用いずに行えれば,現場の教師でも自らの教育理念をコンテンツに反映できます。これがラーニングコンテンツのオーサリングにおけるオーサーに対するDMI (Direct Manipulation Interface)の実現に他なりません。
 このコンセプトに基づいて1990年に対馬の研究室において開発された CAIオーサリングシステムがSMARTとよばれるシステムです。

3 21世紀に対応したSMART

 21世紀になり,コンピュータ上で利用できるコンテンツの種類が増加してきました。これらに対応するために,メディアリッチなコンテンツを作成するためにSMARTの機能を向上させ,ムービー,アニメへの対応を可能とした。これは知的クラスター創成事業で作成する次世代ラーニングコンテンツオーサリングシステムNeGASを支える基礎となっています。
 SMARTは,一切のプログラム,スクリプトの記述が不要であり,コンテンツの手直しが迅速にできるように設計されています。しかしながら,SMARTには権利関係があり,使用には制限を設けざるを得ないのですが,コンテンツを作成するという意味では実質的な制約は生じません。
当大学としては,21世紀に対応したSMARTを体験したユーザの皆様が,良質のメディアリッチなコンテンツを制作されることを期待しております。


大阪電気通信大学
情報処理教育センター 前センター長
総合情報学部 教授
対馬 勝英

大阪電気通信大学
情報処理教育センター センター長
松村 雅史



プロジェクト

オーサリングシステム SMART

3次元アニメーション製作言語 GLOGO

物理教育用 シミュレーションプログラム



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