大阪電気通信大学
ホーム| ICタグ&ピーナッツトランプ| 爆笑計| Knoppix DD| サイバーキャンパス整備事業| ニンテンドーDSプロジェクト| CATIA大量導入| Chem3D 大量導入
携帯向け情報ページ

ECIP RSS


Knoppix DD 技術情報

無線 LAN 機器の設定方法


無線 LAN の接続の設定方法を紹介します。なお、設定は kterm 等のターミナルソフトを使用します。

1.root になる
2.カーネルモジュールの確認
3.無線 LAN 機器の確認
4.無線LAN 機器の設定
5.リンクアップ
6.通信設定
7.実機テスト結果


1.root になる
kterm などのターミナルソフトを起動します。次に作業は root で行いますので su コマンドで root になります。

% su

2.カーネルモジュールの確認

無線 LAN 内に埋め込まれているチップに応じたカーネルモジュールが組み込まれているか確認します。
KNOPPIX は起動時にハードウェアの自動認識を行いますが、完全ではありません。 特に PCMCIA は、自動認識されないケースが多くあります。

どの PCMCIA カードが自動認識されるかは、下のファイルで把握することができます。

/etc/pcmcia/config
(Knoppix DD 2005年6月30日版に収録されているファイル)

"card" で始まる行で、PCMCIA 機器の名称が確認できます。
もしなければ、PCMCIA のチップを調べ、対応するモジュールを手動で組み込みます。


3.無線 LAN 機器の確認

ハードウェアの設定は、次のコマンドを使用して行います。

iwconfig ・・・・・無線 LAN 機器の詳細情報の表示を行う。ifconfig に似た使い方で設定する。
wlcardconfig ・・・無線 LAN 機器設定ツール。GUI でウィザード式に設定を入力していく。

他にも KDE ツール群に kwlan という GUI ツールもありますが、SSID の文字列に空白文字が 入るとうまく動作しないようなので、今回の説明では見送っています。

iwconfig を実行して、無線 LAN 機器のデバイス名を確認します。 無線 LAN 機器用のカーネルモジュールが組み込まれていない場合は、下のように no wireless extensions と表示されます。
root@Knoppix:/home/root# iwconfig
lo        no wireless extensions.

eth0      no wireless extensions.
正しく機器を認識していた場合、下のような情報が表示されます。
(実際と多少異なる場合があります)
root@Knoppix:/home/root# iwconfig
lo        no wireless extensions.

eth0      IEEE 802.11b  ESSID:""  Nickname:""
          Mode:Managed  Frequency:2.412 GHz  Access Point: none
          Bit Rate:5.5 Mb/s   Sensitivity:1/3
          Retry limit:8   RTS thr:off   Fragment thr:off
          Encryption key:0000-0000-00   Security mode:open
          Power Management:off
          Link Quality=33/92  Signal level=-69 dBm  Noise level=-146 dBm
          Rx invalid nwid:0  Rx invalid crypt:248  Rx invalid frag:0
          Tx excessive retries:95  Invalid misc:0   Missed beacon:0

4.無線LAN 機器の設定

カーネル上で機器が認識できているのを確認できたら、次に wlcardconfig を使って ssid などの設定を行います。

root@Knoppix:/home/root# wlcardconfig

すると下のようにウインドウが表示されますので、適宜設定を行っていきます。

起動時のメッセージ画面です。
SSID/ESSID を入力します。
無線 LAN を複数で構成するような場合にネットワーク ID を指定します。通常は空欄で構いません。
接続形態を指定します。無線 LAN のホストに接続する場合は、Managed を指定するか、空欄のままにしておきます。端末同士を直接接続するような場合はAd-Hoc(アドホック)を指定します。
無線のチャンネル番号を指定します。空欄のままでも構いません。自動認識します。
接続周波数を指定します。空欄のままで構いません。自動認識します。
WEP キーを入力します。指定方法が2種類あり、16進数の数値を直接指定する場合は、そのまま入力してください。文字列での WEP キーを指定する場合は、先頭に "s:" を付けて指定します。

例)
s:12345
追加パラメータを指定します。空欄でも構いません。このパラメータは iwconfig コマンドに引き渡されます。
追加パラメータを指定します。空欄でも構いません。このパラメータは iwspy コマンドに引き渡されます。
追加パラメータを指定します。空欄でも構いません。このパラメータは iwpriv コマンドに引き渡されます。


正しく設定できたかどうかを iwconfig で確認して下さい。出来ていなければ、再度 wlcardconfig を実行して設定してください。


5.リンクアップ

無線 LAN の機器設定が正常であれば、ネットワーク接続を有効にします(リンクアップ)。

root@Knoppix:/tmp# ifconfig eth0 up

iwconfig を見ると、 Access Point: に無線 LAN ホストの MAC アドレスが表示され、 無線レベルでの通信が開始されていることが確認できます。
(赤の DD:DD... は架空のものです)
root@Knoppix:/tmp# iwconfig
lo        no wireless extensions.

eth0      IEEE 802.11b  ESSID:"XXXXX"  Nickname:"Prism  I"
          Mode:Managed  Frequency:2.412 GHz  Access Point: DD:DD:DD:DD:DD:DD
          Bit Rate:5.5 Mb/s   Sensitivity:1/3
          Retry limit:8   RTS thr:off   Fragment thr:off
          Encryption key:5555-3333-44   Security mode:open
          Power Management:off
          Link Quality=33/92  Signal level=-69 dBm  Noise level=-146 dBm
          Rx invalid nwid:0  Rx invalid crypt:248  Rx invalid frag:0
          Tx excessive retries:95  Invalid misc:0   Missed beacon:0

6.通信設定

固定 IP を設定する場合は、ifconfig などを使用して設定してください。

DHCP クライアントとして接続する場合は pump コマンドを実行します。

root@Knoppix:/tmp# pump -i eth0

ifconfig を使い、通信状態を確認します。
root@Knoppix:/tmp# ifconfig eth0
eth0      Link encap:Ethernet  HWaddr EE:EE:EE:EE:EE:EE
          inet addr:192.168.1.103  Bcast:192.168.1.255  Mask:255.255.255.0
          inet6 addr: fe80::290:feff:fe71:c13b/64 Scope:Link
          UP BROADCAST RUNNING MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
          RX packets:1418 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:1321 errors:97 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:1000
          RX bytes:1221132 (1.1 MiB)  TX bytes:226618 (221.3 KiB)
          Interrupt:3 Base address:0xa100

ping などを実行し、通信が正常に行われているか確認します。

7.実機テスト結果
  • Laneed LD-WL11/PCC(PCMCIA)
    ・OS 起動後に差し込んだ場合、ネットワークカードとして認識し、wifi0、wlan0 というデバイス名が割り振られるが、そのままでは正常に動作せず。
    ・差し込んだまま起動した場合は、カーネルモジュール(prism54.ko)をロードすれば動作。ただしデバイス名 eth0 として認識。
    (2007.6.1 型番表記に間違いがありました。申し訳ございません)

    モジュールの組み込み方法
    % modprobe prism54.ko



  • <注意>
    本ページによる情報については、本学はなんらその責任を追うものではありません。 ご理解の上、自己責任でご使用下さい。