金融経済学部資産運用学科
※2018年度以降の学生募集は実施いたしません。
世界経済は、新たな局面を迎えています。これは、若いみなさんにとって大きなチャンスです。体を流れる『血液』のように社会を循環する『お金』を知れば、社会の仕組みがわかります。新しい時代を生き抜く『力』を身につけましょう。
将来の活躍フィールド
金融をはじめ多彩な業界へ
- 金融機関
- 不動産業
- サービス業
- 小売業
- 企業経理・財務など
- 学びの分野
- 証券投資
- 市場分析
- 情報・データ処理
- 簿記・会計
- 民法・商法・税法
学科トピックス
学生ビジネスプラン・コンテストに出場
各種のビジネスプラン・コンテストに参加している「起業経営ゼミ」。アイデアだけではビジネスとして成り立ちません。製品の価格・組織構成などを先生のサポートを受け、自分で考えてプランを練り上げます。参加する学生は徹底的にプレゼンテーションを練習し、本番に臨みます。こうした一連の取り組みの中で、創造的な思考が大きく磨かれます。
学科トピックス
世界の経済・金融情報を瞬時に入手できるBloomberg端末を授業で使用
世界の経済・金融情報を瞬時に入手できるBloomberg端末を使い、日々変動する東証一部約1800銘柄の情報や 過去データを収集。実際の金融機関で行われているように、今後の日本経済をリードしていく企業を解析します。経営や財務の問題を発見し解決する能力や、ビジネスの最前線で即戦力となるためのスキルが身につきます。
学びのポイント
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ポイント01
まずは、なりたい自分を“見つける”。1・2年次は、基礎ゼミナール等でキャリア形成の基礎や幅広い基礎学力を養いながら将来の目標を明確にします。
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ポイント02
次に、めざす目標に向かって自分を“磨く”。専門知識を学ぶとともに、社会人として必要なコミュニケーション能力やマナー、実用スキルを養います。
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ポイント03
そして卒業後は“多様性”に満ちた活躍の舞台へ。大手金融機関をはじめ多彩な業界へ、輝かしい未来が待っています。
学びのステップ
1年次基礎学力の強化をめざす
基礎学力強化のため、1年次から基礎ゼミナールでの少人数指導に加え、コミュニケーション能力、英語、数学、PCのスキルアップをめざします。また、社会的、職業的に自立できる能力を身につけ、キャリア形成のための基礎を養います。
つぎへ
2年次実務につながる多彩な分野を学ぶ
経済、証券、法律、簿記・会計等、実務につながるさまざまな分野の基礎を履修し、知識の幅を広げます。また、世界中の金融機関が使用している情報端末を活用し、ビッグデータの収集・加工・解析の経験を重ねることで実践的なスキルを身につけます。
つぎへ
3年次5つのコースに分かれ、専門性を深める
将来の仕事につながる目的意識を持ち、5つの専門コース(証券、ファイナンシャル・プランニング、簿記・会計、ビジネスIT、ビジネス教養)から自分に合った学びを選択。また、学修成果の確認のため、専門性の高い資格取得をめざします。
つぎへ
4年次将来を見据えて学びを総まとめ
専門ゼミナールで、卒業後の進路やさまざまなキャリアを想定して、学びの最終段階となる専門研究をまとめます。
就職
資格 | 取得をめざす資格 |
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カリキュラム
学科内容
授業紹介
ビジネスとIT
大量に集められたデータから、ビジネスの可能性を探り当てる。
近年、ITの発展によって購買情報や位置情報等の大量のデータが集められるようになってきています。この講義では、その「ビッグデータ」の活用法について、社会で活躍中の方を講師に招いて学修します。
マクロ経済学
国家単位で経済の動きを捉える「マクロ経済学」の基本的な考え方を学びます。現実に起きている経済事象や経済政策もテーマに取り上げ、経済の理論と現実のギャップを埋めることをめざします。
グローバル市場分析基礎
資産運用会社の業務とは何か?そして、社会でどのような役割を果たしているのか?資産運用業務の全体像を知るとともに、日常の経済関係のニュース等を通じて、投資に関する基本知識を深めていきます。
研究室紹介
法律(FP)ゼミ
身近な話題から、法律の知識に触れてみよう。
“売買契約”と聞くと難しく感じるかもしれませんが、みなさんがコンビニでジュースを買うことも実は立派な売買契約です。この研究室では、民法や不動産関係の分野を中心に、金融や経済、ファイナンシャル・プランニングにかかわる法律等をテーマとして研究しています。特に民法は、わたしたちの生活にかかわる最も基本的な法律。社会的なトラブルに巻き込まれた時にも、その助けになるのが法律の知識だと言えるでしょう。研究は、学生が主体的に報告・発表しながら進めます。この学修を通じて、法律を学ぶ楽しさや重要性を知ることができます。
金融機関営業ゼミ
金融業界で活躍するノウハウと“心”を身につける。
将来、金融業界をめざす学生のために、そのトレーニングとなる技術と精神面の指導を行っています。相場はどのように分析するのか、投資効率を高めるためには、どのようにすればよいのか。自らが資産を運用する「ファンドマネージャー」となり、リアルな投資シミュレーション等を通じて実践的に学びます。金融の知識だけでなく、人に寄り添う心を鍛える学びも取り入れ、仕事との向き合い方や、真摯に生きることの素晴らしさを感じられる心を育成。将来、社会人として役に立つノウハウだけではなく、人生の指針や心を支えていく考え方を身につけることができます。
先輩の声
卒業生Voice
一生に何度とない、大切な決断の手助けをしたい。

大学で金融を学ぶうちに不動産に興味を持ち、「宅地建物取引士〈旧・宅地建物取引主任者〉」の資格を取得。それを活かせる職場として、現在の会社に就職しました。入社2年目となるいまは、自分の足で不動産の情報を集めてお客さまに提供し、契約・引き渡しまでサポートする仕事をしています。日々の業務の中で、大学で学んだ法律知識やITスキルが活きていると感じますね。不動産売買は、一生に何度とない大切な取引。責任が大きいぶん、やりがいのある仕事です。
三井住友トラスト不動産株式会社 神戸センター
2015年 アセット・マネジメント学科※ 卒業
[大阪府 大阪電気通信大学高校 出身]