a. Windows用プログラムのデバッグ
デバッガーの起動
1.第5章「アクションの利用」の第2節「引数(パラメーター)を用いた場合」で
作成したプログラムを用いて、変数resultを調べる。
2.第3章「既存のプロジェクトの開き方」を参照して、
parameter.iwoのWorkFrameプロジェクトを開く。
3.「オプション」->「ビルド・スマート」を選択する。
「デバッガー(D)」がチェックされていることを確認する。
4.「プロジェクト」->「デバッグ」をクリックする。
5.Idebugウインドウで、デバッグしたい関数を含むファイル
(ここではArith.cpv)をダブルクリックすると、
Arith.cpvのソースが現れる。
6.「ブレークポイント(B)」の「関数の設定(F)」をクリックし、
デバッグしたい関数(ここではArith::calc(IString))を選択し、
「OK」をクリックする。
7.実行アイコンをクリックすると、プログラムが実行され、ウィンドウが現れる。
この時、ストップアイコンだけが有効になる。
8.ウィンドウの入力枠に数値を代入し、「計算」をクリックする。
9.Arith.cpvソースの41行目でストップする。
(「計算」をクリックしたというイベントで、
指定した関数calc(Istring)が実行されるために、
Arith.cpvソースでストップする。
たとえば、「クリア」をクリックしても、プログラムはストップしない。)
10.「モニター(M)」->「式のモニター(M)」をクリックし、
調べたい変数(ここではresult)を入力し、「OK」をクリックする。
11.プログラム・モニターが現れる。
resultの値が非常に大きくなっているのは、
double result(39行目)でresultが定義されたとき、
適当な値が初期設定されるからである。
12.Arith.cpvソースの画面で、アイコンをクリックし、1行進ませる。
13.このとき、プログラム・モニターは、result=3.0と正しく表わしている。
14.このようにして、逐次行を進めて、変数をチェックする。
15.終了するときは、アイコンをクリックして、実行したウインドウを表示させ、
右上隅のアイコンをクリックし、プログラムの実行を終了させる。
16.デバッガー・メッセージのウインドウが現われ、「OK」をクリックする。
17.起動情報のウインドウが現れるので、「キャンセル」をクリックする。
18.Idebugのウインドウが現れるので、アイコンをクリックする。
19.デバッガーのクローズのウインドウが現れるので、「はい(Y)」をクリックする。