b. 非ビジュアル・パーツの作成

(操作のポイント->機能設定パーツプログラムの修正部分)

4.ビジュアル・ビルダーの「パーツ」->「新規作成」をクリックし、

  パーツ新規作成のウインドウを開く。

  「クラス名」Arith、「ファイル名」parameterを入力する。

  「パーツ・タイプ」は非ビジュアル・パーツ、

  「基底クラス」はIStandardNotifierとする。

5.「オープン」をクリックし、パーツ・インターフェイス・エディターを開く。

6.「属性」の所で、変数num1とnum2をdoubleで入力する。

7.アクション(関数)calcをのように入力する。

  アクション・メンバー関数をvirtual double calc(IString s)に変更する。

  (「追加」をクリックすると、自動的にパラメーター名が記入される。)

  演算記号をパラメータとするために、IString sを用いる。

  (IStringクラスは、文字列を用いるときのクラスである。)

8.接続のときに便利であるから、優先のページで「優先フィーチャー」に

  num1、num2、calcを追加する。

9.クラス・エディターで、Arith.cpvとArith.hpvを入力する。

  ここでは、IStringクラスを用いるため、

  のように「必要なインクルード・ファイル」に<istring.hpp>を入力する。

  注:<*.*>は「ibmcppw」->「include」に含まれるファイルを指定するときに

    用いる。

    "*.*"は作成者のファイルにあるときに用いる。まず作成者のファイルを探し、

    見つからない場合は、「ibmcppw」->「include」を探す。

10.「ファイル」->「保管および生成(G)」->「フィーチャー・ソース(F)」を

   クリックし、

   フィーチャー・ソース・コードを作成するためのウインドウを開く。

   初めてArith.cpvとArith.hpvのコードを生成するので、

   「すべて生成」をクリックする。

11.「プロジェクト」->「編集」をクリックし、

   プログラムをロードするためのダイアログを開く。

   Arith.cpvをダブルクリックすると、プログラムが表示される。

12.修正するプログラムの部分は、

   

   だけです。

13.下記のように修正し、保存してください。

   

   double変数resultを定義し、文字列(引数)sによって、4種類の演算を行う。

14.クラス・エディター(またはコンポジション・エディター)で「ファイル」->

   「保管および生成」->「パーツ・ソース」をクリックし、Arith.cpvとArith.hpv

   からArith.cppとArith.hppを自動作成する。

15.Mainのコンポジション・エディターに戻り、

   「オプション(O)」->「パーツの追加」をクリックする。

16.パーツの追加のダイアログに、Arith*を入力し、「追加」をクリックする。