5.シーケンシャルなデータ・コレクション用パーツの作成

この節では、第9章以降で用いる再利用可能なパーツを作成する。

関数y=f(x)の(x, y)のデータを取り扱うときに便利である。

第9章と第10章でのプログラムを行うときに、ここのパーツを作成すると良い。

a. 2次元(XY)データ用パーツの作成

1.エクスプローラ等でフォルダ名VBBの下にフォルダ名DataCollectionを作成する。

2.第2章「プロジェクトの作り方」を参照して、DataColl.iwpとDataColl.iwoを

  作成する。

  他のファイルは削除する。

3.ビジュアル・ビルダーを起動する。

4.「パーツ」->「新規作成」をクリックする。

5.DataXYの非ビジュアル・パーツを作成する。

非ビジュアル・パーツ

DataXYパーツの機能設定

クラス名

DataXY

説明

データ(x, y)

ファイル名

DataColl (DataCollection)

パーツ・タイプ

非ビジュアル・パーツ

基底クラス

IStandardNotifier

.hpvファイル

"DataXY.hpv"

.cpvファイル

"DataXY.cpv"

インクルード・ファイル

なし

 

DataXYパーツ

属性

タイプ

コメント

優先

dataX

double

変数(横軸X

O

dataY

double

関数値(縦軸Y)

O

 

6.「ファイル」->「保管および生成」->「フィーチャー・ソース」をクリックし、

  DataXY.cpvとDataXY.hpvを自動作成する。

7.後でパーツDataXYを使えるように、覚え書きDataXY.htmlを書く。

パーツDataXYの説明

2次元(x, y)データのクラス

DataXYパーツ

属性

タイプ

コメント

優先

dataX

double

変数(横軸X

O

dataY

double

関数値(縦軸Y)

O

 

必要なファイル

DataColl.vbb

DataXY.cpv

DataXY.hpv