VisualBuilderのmake作成機能を用いる場合

1.CまたはC++プログラム、プロジェクト情報を含むファイル(*.IWPと*.IWO)、

  実行ファイル等を保管するフォルダーの作成

2.WorkFrame IDEを起動する。

3.「新しいプロジェクトを作成します」を選ぶ。

4.「ビジュアル・ビルダー」を選ぶ。

5.「次」をクリックすると、ステップ2の画面になる。

  ソース・ディレクトリーには、プログラムファイルを入れるフォルダー名を

  入力する。

  プロジェクトを作成する場所のフォルダーをクリックする。

  (どちらも先ほど作成したフォルダー名にすると良い。)

  プロジェクトのファイル名を入力する。

  たとえば、VBPRJと入力すると、プロジェクト情報を含むVBPRJ.IWPとVBPRJ.IWOが

  作成される。

6.「次」をクリックすると、最終ステップの画面になる。

7.終了をクリックし、次に現れるダイアログのOKボタンをクリックすると、

  自動的に作成されたファイル名が現れる

8.エクスプローラー等でVBPRJ.IWPとVBPRJ.IWO以外のファイルを消す。

9.「オプション(O)」->「ビルド・スマート」の

  Makeファイルの生成(G)のチェックをはずす

10.「プロジェクト(P)」->「ビジュアル」をクリックすると、

   ビジュアル・ビルダーが起動する。

   「オプション」->「makeファイル作成」をクリックする。

   (ビジュアル・ビルダーでmakeファイルを作成するために、必ず必要です。)

11.main()を作成するVBBファイルはtest.vbbであるから、WorkFrameの

   「表示」->「設定」->「ターゲット」をクリックし、makeファイル名をtest.mak

   と書き換える。

   ここで、実行ファイル名もtest.exeとしておいた方が良い。

12.「パーツ」->「新規作成」をクリックする。

   パーツ新規作成のダイアログで、クラス名(ビジュアル・パーツ名)と

   ファイル名(VBBのファイル名)を入力し、「オープン」をクリックすると、

   コンポーネント・エディターが起動する。

   ビジュアル・ビルダー・プロジェクトを見ると、

   ロードされたパーツ・ファイル中にtest.vbbがロードされ、

   ビジュアル・パーツ中にFrameがロードされている。

13.ビジュアル・パーツのファイル(ここではFrame)をダブルクリックすると、

   コンポジション・エディターが起動する。

14.「ファイル」->「保管および生成」->「パーツ・ソース」をクリックする。

   (パーツのソース・コードを生成・保管する)

   「ファイル」->「保管および生成」->「パーツのmain()」をクリックする。

   (パーツのmain()コードを生成・保管する。

    同時にmakeファイルが作成される。

   注意:一つの実行ファイルで一つだけmain()が必要であるから、

      中心であるこのパーツだけにmain()を作成すること。

15.「プロジェクト」->「通常ビルド」をクリックし、実行ファイルを作成する。

   (または、「プロジェクト」->「作成(Make)」をクリックし、実行ファイルを作成する。)

   「プロジェクト」->「実行」をクリックし、プログラムを実行させる。

   または、エクスプローラー等で実行ファイルをクリックすると、

   Windows用プログラムが起動する。

注:A. WorkFrameプロジェクトの「表示(V)」->「設定値(S)」->「環境変数(E)」を

   クリックし、PATHとHELPのすべてを消す。

  B.日本語を用いる場合、コンパイルの途中で

   警告「エスケープ・シーケンス・エラー」が出るので、

   VisualAgeのフォルダー「ibmcppw」->「include」のIvbdefs.makに

   Sn+またはSnを3個所追加する