3次元情報入力装置班
研究概要


在,モーションキャプチャの技術によって人間の動きをコンピュータに入力するための方法があります.この方法では大がかりな装置が必要なので入力する方法が制限されてしまいます.

そこで,比較的簡単にリアルタイムで人間の動作を自在に入力するための方法を考えています.その方法として,人形の動きをコンピュータに取り込み,そのデータを動きとして用いる方法を考えています.また,人間の動きを取り込める3次元入力装置の開発を行っています.さらに,この入力装置で取り込んだデータをディスプレイ上で3次元モデルとして表示するプログラムの開発も行っています.
次元情報入力装置については,人型の模型を用いることにします.各関節には可変抵抗器を取り付け,可変抵抗器によって関節を曲げたときに変化する電圧を検出します.この検出された電圧によって関節の角度を計算し,ディスプレイ内の3次元モデルに反映させて様々な動きを表現します.また,検出された電圧をコンピュータ上で扱えるようにするために,A/Dコンバータを使用し,コンピュータ上の3次元モデルはC言語を用いて作成しています.