Canvas7の使い方
〜起動と初期設定〜
まず、Canvas7を起動して下さい。デフォルトで開く[新規作成_1]を閉じましょう。
次に、メニューの[ファイル(F)]-[新規作成 Cnrl+N]を選び、右のようなWindowが開きます。
ドキュメントの種類:プレゼンテーション
テンプレート使用:空白
ドキュメントのサイズ:任意 (横:29.7 縦:21.0) ※A4横でも良い
ドキュメント単位:センチ
と設定して、OKを選択します。
ここで、横長に設定するのは、パソコンを用いた発表をする場合、
パソコンのモニタは横長で表示するためである。
また、A4(29.7×21.0)にしているのは、
描いた図を最適にプリントアウトすることができるために、
そのように設定します。
研究室にあるコピー用紙は、A4(29.7×21.0)です。 |
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なお、この設定は、後からでも設定変更をする事ができます。
[レイアウト(L)]-[ドキュメント設定]を選択し、設定を変更します。
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〜図を描く (基礎編)〜
とりあえず線・四角・円などを書いて、
次に、枠線の太さを変更してみましょう。
右にあるものがツールボックスです。
Shiftキーを押しながら書くと、
線の場合は、直線になり斜めに書くと45度ずつ変化します。
四角形の場合は、始点を基準に正方形になります。
円の場合も同様です。
Shiftキーを押さずに書くと、
線はただの線に、四角形は長方形に、円は楕円になります。
その後からShiftキーを押しながら書くと、
等倍で、書いた図が変化します。
以上で基本となる図は書けます。 |
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≪ショートカットキーについて≫
図を書く時に必要と思われる
ショートカットキーを以下に記します。
[Delete] |
削除 |
[Ctrl+Shift+>] |
文字を大きくする |
[Ctrl+X] |
切り取り |
[Ctrl+Shift+<] |
文字を小さくする |
[Ctrl+C] |
コピー |
[Ctrl+Shift+U] |
文字に下線を加える |
[Ctrl+V] |
貼り付け |
[Ctrl+Shift+C] |
文字を中央に配置 |
[Ctrl+G] |
グループ化 |
[Ctrl+Shift+L] |
文字を左に配置 |
[Ctrl+U] |
グループ化を解除 |
[Ctrl+Shift+R] |
文字を右に配置 |
[Ctrl+F] |
最前面に移動 |
[Shift+F9] |
グリッド表示 |
[Ctrl+B] |
最背面に移動 |
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〜図を描く (応用編)〜
Canvasには、あまり基本や応用なんてものはないと思うのですが、
誰が書いても、意外と大した図でもないのに書くのが遅いのが特徴です。
≪サンプル1≫
何故か、みんな無駄に直線で図を書いているのが印象的なので、
直線をつなげるやり方以外で、矢印を書く方法を下に示します。
■Sample1の作成手順 |
1 |
適当に長方形を描く |
2 |
斜めの線を長めに描く (例では、Shiftを押しながら斜め45度で直線を描いています) |
3 |
長方形と斜め線を選択した状態で、[効果(C)]-[統合(C)... Ctrl+Alt+C]を選び、統合パレットを開きます
パレットの中のスライスを選び適用すると、図のように切断されます |
4 |
大きい図の方を選択して、[効果(C)]-[反転(P)]-[上下反転(V)]を選び、上下反転させます |
5 |
3と同様の手順で、切断します |
6 |
矢印の先端の出来上がり!! |
7 |
次に、首?を作ります、線を図のように2本書きます |
8 |
2本の線を選択した状態で、F6キーを押すと整列パレットが表示されます
そのパレットで左下揃えにして適用すると、図のようになります |
9 |
3と同様の手順で、切断します (8で整列させているのは綺麗に切断するために行った作業です) |
10 |
4と同様に上下反転させます |
11 |
3と同様の手順で、切断します |
12 |
切断するために使った直線や切断されたいらない部品を削除して、矢印の完成です。 |
[ Sample1(Canvas7 File)をDownload:20.9KB ] - [ 統合パレット(スライス) ] - [ 整列パレット ] |
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≪サンプル2≫
円柱を書く方法を下に示します。
■Sample2の作成手順 |
1 |
適当に長方形と楕円×2を描く |
2 |
長方形と楕円の1つを重ね、長方形と楕円の端を整列パレットを用いて揃えます |
3 |
長方形を楕円の幅に合わせます、この時の幅はなるべく拡大表示しながら合わせると後々に良いです |
4 |
長方形と楕円を選択した状態で、統合パレットを開き[追加]を選び適用すると、図のように結合されます |
5 |
結合された図ともう1つの楕円を整列パレットを用いて図のように整列させます |
6 |
後は、書きたい物の色を塗ります |
7 |
図のようにした後は、ショートカットキー[Ctrl+G]を押しグループ化させます (グループ化解除は[Ctrl+U]) |
8 |
グループ化すると描いた図をパーツとして扱えます (図では、左右反転させています) |
[ Sample2(Canvas7 File)をDownload:19.1KB ] - [ 統合パレット(追加) ] - [ 整列パレット ] |
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≪サンプル2≫
立体的な箱を書く方法を下に示します。
■Sample3の作成手順 |
1 |
適当に長方形を描く |
2 |
斜めの線を長めに描く |
3 |
長方形と斜め線を選択した状態で、統合パレットを開きスライスを選び適用すると、図のように切断されます |
4 |
切断した図をまず上下反転します |
5 |
次に、左右反転します |
6 |
3と同様の手順で、切断します |
7 |
図のように線を3本書くと、それぽッく見えてきます |
8 |
色を適当に塗り、あらかじめ作成していたパーツのトッピングを加えれば図のようになり完成です |
[ Sample3(Canvas7 File)をDownload:27.4KB ] - [ 統合パレット(スライス) ] |
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以上で、大体の図を書くための流れはつかめるハズです。
Sampleは、Canvas7 Fileです。
Sample1つを書くのにかかる時間は、30秒ぐらいで書けるハズです。
試しに書いてみて下さい。
書いた後は、オブジェクトのアレンジをしてみて下さい。
(最)前面に移動、(最)背面に移動などを適当に・・・。