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2016.05.09

京都府南丹市の日吉ダムで実地調査実験を行いました

工学部環境科学科の中田研究室(中田亮生教授)が2016年4月27〜30日、京都府南丹市の日吉ダム貯水池(天若湖:流域面積290km²、有効貯水量5800万 m³)において、水中の溶存酸素および循環流を計測する調査実験を行いました。今回の実験は、本学メカトロ二クス基礎研究所(MERI)の特定共同研究「複合型曝気循環装置の最適運用法に関する研究」の一環として、独立行政法人水資源機構および株式会社丸島アクアシステムとの産官学共同で実施しているもので、日吉ダムにおける調査実験は2010年以降、今回で8回目となります。

 

 

今回は、中田研究室の大学院生と4年生の計7名の学生が実験に参加し、水質と循環に関わる貴重なデータを取得することができました。得られた実験データは、これらのダム湖に設置された新型の曝気循環装置の性能評価と、その最適な運用方法を見出すために活用されます。

 

 

 

 

※複合型曝気循環装置…

貯水池深層での酸素不足を解消すると同時に、表層でのアオコの大量発生を抑制することを目的とした水環境設備です。1台で2機能を選択的に運用できるのが特徴で、独立行政法人水資源機構と株式会社丸島アクアシステムによって共同開発されました。中田研究室では2009年以降、その装置の効果および安全性の検証、さらに最適運用法などに関する研究を行うなどの技術的協力を行っています。

 

独立行政法人水資源機構…http://www.water.go.jp/

株式会社丸島アクアシステム…http://www.marsima.co.jp/

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