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2019.09.12

esports projectの学生たちが運営協力する「Shadowverse Event Support 地方大会Season3」が駅前キャンパスで開催されました

 スマートフォンを使ったオンラインカードゲームの公式大会「Shadowverse Event Support 地方大会Season3」が9月7日(土)・8日(日)に駅前キャンパスで開かれました。

 今回の「Shadowverse Event Support 地方大会Season3」には、高校生から社会人まで約90人が参加。午前中は「スイスドローラウンド形式」で7回戦を行い、全勝および1敗のプレイヤーが午後からの「プレーオフラウンド」に進出しました。

 上位入賞者は12月に行われる「RAGE Shadowverse 2019 Winter 予選大会」への参加権を得られるとあって、ゲーム開始の合図とともに会場の空気は一変。スマートフォンを操作する参加者らの表情は真剣そのもので、緊張感が漂っていました。

 

 今大会期間中ではesports projectの学生が参加し、受付や誘導など学生主体でイベントの運営協力を行いました。会場責任者でもあるesports projectの服部雅也さんは「この日のために参加者の皆さんは日々、ゲームの腕を磨いてきたと思います。その努力が実るように、今日は本気で勝ちにいってほしいです」と激励を送りました。

 

 本学は全学的活動として昨年秋、「esports project」を立ち上げて以来、本格的な動画配信の機材を使ってesportsイベントを中継するなど、精力的に活動を展開。コミュニケーション能力を主とした人間力と技術力、即戦力を備えた人材を育成することを目的に始動したesports projectを通して、各種大会や大学間での交流戦で活躍できるプレイヤーや運営スタッフ、チームマネージャー、中継スタッフなどの人材を養成しています。

 

 2018年にesportsのイベント会社「株式会社PACkage」を立ち上げた総合情報学部デジタルゲーム学科4年生の山口勇さんは「近い将来、大阪でesportsの世界大会をオーガナイズすることが目標。そのためにも自社でesportsのタレントを育ててブランド化し、収益も上げていくことも大切な事業です」と強調。

 総合情報学部ゲーム&メディア学科のいしぜきひでゆき教授は「esports業界はまだ発展途上ですが、スポーツとして認知されるのも時間の問題だと思います。産官学連携、高大連携をどのように進めていくかが今後の課題。大学としてできることを模索しつつ、業界をリードできる人材を育てていきたいですね」と展望を語っていました。