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2019.09.16

「esports project」の学生たちが運営協力する「よしもと芸術文化祭」が開催されました

 吉本興業のタレントが中心となって体験型の講習会や多彩なイベントで地域を盛り上げる「よしもと芸術文化祭 いこいこ生駒好きやねん!」が9月15日(日)、奈良県生駒市の生涯学習施設「たけまるホール」で開催され、本学の「esports project」の学生たちがイベントのひとつ、「たけまるesports講座」に運営協力しました。
 
 今年で2回目の開催となる同文化祭は、太平サブローなど吉本興業の漫才師や吉本新喜劇の俳優らが集結。生駒市民らが歌や踊り・落語・漫才などを競う「生駒の素人名人会」や「マジック講座」「腹話術講座」などに審査員や講師として出演し、参加した市民と交流を図りました。
 
 「たけまるesports講座」では午前中、ファミリー向け対戦型アクションゲーム「スプラトゥーン2」、午後は中級~上級者向けの「大乱闘スマッシュブラザーズSpecial」の体験会を実施。本格的な動画配信の機材を使ってesportsイベントを中継しました。ゲームには吉本興業のeスポーツ芸人・ロングコートダディが実況中継などで出演し、巧みな話術で会場を沸かせました。
 
 「スプラトゥーン2」を体験した生駒市の高校1年男子生徒は「esportsは初めての体験。自分がプレイするのはもちろん、人が対戦しているのを見ていても楽しく、スポーツと同じ感覚ですね」と目を輝かせていました。
 
 対戦風景を観戦した生駒市長の小紫雅史氏は「スーパーマリオ世代の私自身、ゲーム大会への出場経験があり、esportsには大変興味があります。今までテレビなどで見たことがありますが、ライブは初めて。画面は美しく迫力があり、参加している子どもたちのテクニックにも驚きました。未来に向けてさらなる普及が注目されるesportsの大会を生駒で開催していただき、感謝しています」と熱く語られていました。
 
 会場責任者のひとりでもあるesports projectの原田翔太さん(総合情報学部デジタルゲーム学科4年生)は「中高年世代の方々の中には、”ゲーム=遊び“と思っている方が多いと思います。しかし、esportsは幅広い世代で楽しむことができ、単なる遊びの要素だけではなく、人と人との交流や社会性も育まれます。今回のようなイベントを通して、新しい文化としてのesportsの魅力をもっと知っていただきたいです」と期待を寄せていました。
 
 本学はコミュニケーション能力を主とした人間力と技術力、即戦力を備えた人材を育成することを目的に昨年秋から始動した「esports project」を通して、各種大会や大学間での交流戦で活躍できるプレーヤーや運営スタッフ、チームマネージャー、中継スタッフなどの人材を養成しています。今後も大学や専門学校などの教育機関をはじめ、関連企業や団体とも積極的に連携し、活動に取り組んでまいります。