さまざまな知識のつながりをグラフ構造で表したものを「知識グラフ(ナレッジグラフ)」と呼びます.
知識グラフは,さまざまな知的システム/AIシステムの開発に利用されています.
知識グラフの例)Google Knowledge Graph
知識グラフの活用例として,オープン(自由)な利用ができる知識グラフの1つである「Wikidata」を用いた「質問応答システム」
のデモを行います.
このシステムでは,ユーザが入力した質問文を「SPARQL」と呼ばれる検索用言語(クエリ言語)に変換し,Wikidataから得た結果を回答します.
Wikidataは,Wikipediaと同じウィキメディア財団が運営している「誰でも編集可能なフリーな知識ベース」です.
Wikipediaの各記事には,対応するWikidataのデータがリンクされています.