テキストデータのセーブとロード

土谷 正則

ここでは、簡単セーブ、ロードの仕方。メモ、またはリッチエディット等に出力したデータを保存する方法を説明します。

1.計算などを行って、データをメモ等に出力できるようにしておきましょう。

2.次に、ツールバーのDialogsからSave DialogOpen Dialogを追加します。

3.そして、セーブ、ロード機能を持たせたいボタン等に下記のプログラムを記入します。

//セーブ

          SaveDialog1->Execute();    //セーブダイアログを開きます

          FName = SaveDialog1->FileName;    //ダイアログのファイルネームをFName(ユーザ宣言)に格納します。

          Memo1->Lines->SaveToFile(FName);    //先程のファイルにメモのテキストを保存します。

      //ロード

          OpenDialog1->Execute();    //オープンダイアログを開きます。

          FName = OpenDialog1->FileName;    //ダイアログで選択したファイルネームをFName(ユーザ宣言)に格納します。

          Memo1->Lines->LoadFromFile(FName);    //選択したファイルよりテキストデータをメモに書き出します。

  4.これで、簡単なセーブと、ロード機能の追加は終了です。

 保存に関しては、メモ等に出力する場合は、こちらが便利です。ただ、ロードに関してはメモ帳などにセーブしたデータをそのままメモなどに貼り付けているだけのため、グラフなどをロード時に再描写したい場合は、別のロードの仕方をしなければなりません。(別記、配列を用いたセーブ、ロードを参照してください。)

実際のプログラム例