３．再利用の方法
アンペアの法則を用いた計算を行うプログラムを作成する。（図1、図2、図3、図4）
１．エクスプローラ等でフォルダ名Ampere1を作成する。
２．第2章「プロジェクトの作り方」を参照して、
Ampere1.iwpとAmpere1.iwoを作成する。
他のファイルは削除する。
３．ビジュアル・ビルダーを起動する。
４．エクスプローラ等を用いて、Ampere.cpvとAmpere.hpvをフォルダーAmpere1に移す。
５．「ファイル」->「ロード」をクリックし、「ファイル−ロード」のダイアログを
開く。
フォルダー名ElectroMagnetism（今回必要なVBBファイルがこのフォルダーに
格納されている）のElectMag.vbbを選択する。
６．非ビジュアル・パーツのAmpereをクリックし、
「パーツ」->「保管および生成」->「パーツ・ソース」をクリックして、
Ampere.cppとAmpere.hppを自動作成する。
７．「パーツ」->「新規作成」をクリックする。
８．ビジュアル・パーツを作成する。
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ビジュアル・パーツ |
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Mainパーツの機能設定 |
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クラス名 |
Main |
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説明 |
Main Frame |
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ファイル名 |
Ampere1 |
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パーツ・タイプ |
ビジュアル・パーツ |
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基底クラス |
IFrameWindow |
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.hpvファイル |
なし |
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.cpvファイル |
なし |
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インクルード・ファイル |
なし |
９．メイン・フレームのキャンパスをクリックしてから、
キャンパス上で右クリックすると、ポップアップ・メニューが現れる。
「削除」をクリックすると、下図のようになる。
１０．コンポーザー
アイコン、次にノートブック
アイコンをクリックし、
メイン・フレームのキャンパス上でクリックすることによって、
図のようにノートブック・キャンパスが貼り付けられる。
１１．タブ上で右クリックすると、ポップアップ・メニューが現れるので、
「ページの追加」->「先頭ページの後」をクリックする。
もう一度繰り返し、3ページ分作成する。
１２．上図の右端のタブをクリックした後、図の矢印で示す隙間をダブルクリックし、
下図のようにタブテキストに「磁界の計算」と入力する。
１３．中央のタブをクリックした後、同様に「電流の計算」と入力する。
１４．右端のタブをクリックした後、同様に「距離の計算」と入力する。
１５．タブ「磁界の計算」をクリックする。
１６．図のようにパーツを配置する。
１７．タブ「電流の計算」をクリックし、図のようにパーツを配置する。
１８．タブ「距離の計算」をクリックし、図のようにパーツを配置する。
１９．「オプション」->「パーツの追加」をクリックする。
２０．パーツ・クラスに「Ampere*」を入力し、別名追加で「パーツ」を選択し、
「追加」をクリックし、自由形式面に配置する。
２１．その他
アイコン、次にメッセージボックス
アイコンをクリックし、
自由形式面に配置する。
２２．「磁界の計算」のタブをクリックし、次のように接続する。
| No. |
接続元 |
接続先 |
コメント |
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1 |
EntryField1 (valueAsDouble, 属性) |
Ampere1 (current, 属性) |
電流 |
|
2 |
EntryField2 (valueAsDouble, 属性) |
Ampere1 (distance, 属性) |
距離 |
|
3 |
EntryField3 (valueAsDouble, 属性) |
Ampere1 (magneticField, 属性) |
磁界 |
|
4 |
PushButton1 (buttonClickEvent, イベント) |
Ampere1 (calc, アクション) |
磁界の計算 |
|
5 |
接続４ (n, パラメータ) |
|
パラメータn=2を 入力（磁界の計算） |
|
6 |
接続４ (exceptionOccurred, イベント) |
MessageBox1 (showException, アクション) |
例外処理を行ったときに、コメントを表示する |
接続５
ａ．接続４をダブルクリックすると、「イベント−アクション間接続の設定」
ダイアログが現れるので、「パラメータの設定」をクリックする。
ｂ．「定数パラメータ値の設定」ダイアログのパラメータｎ値に、
磁界を計算するので２を入力し、「了解」をクリックする。
ｃ．「イベント−アクション間接続の設定」の「ＯＫ」をクリックすると、
点線であった「計算」->「Ampere1」の接続が実線に変わる。
接続６
ａ．接続４を右クリックすると、ポップアップ・メニューが現われる。
ｂ．「exceptionOccurred」をクリックした後、MessageBox1上でクリックして、
「showException」をクリックする。
２３．タブ「電流の計算」をクリックし、次のように接続する。
| No. |
接続元 |
接続先 |
コメント |
|
1 |
EntryField4 (valueAsDouble, 属性) |
Ampere1 (magneticField, 属性) |
磁界 |
|
2 |
EntryField5 (valueAsDouble, 属性) |
Ampere1 (distance, 属性) |
距離 |
|
3 |
EntryField6 (valueAsDouble, 属性) |
Ampere1 (current, 属性) |
電流 |
|
4 |
PushButton2 (buttonClickEvent, イベント) |
Ampere1 (calc, アクション) |
電流の計算 |
|
5 |
接続４ (n, パラメータ) |
|
パラメータn=1を 入力（電流の計算） |
電流の計算では、除算がないため例外処理を行わない。
２４．タブ「距離の計算」をクリックし、次のように接続する。
| No. |
接続元 |
接続先 |
コメント |
|
1 |
EntryField7 (valueAsDouble, 属性) |
Ampere1 (current, 属性) |
電流 |
|
2 |
EntryField8 (valueAsDouble, 属性) |
Ampere1 (magneticField, 属性) |
磁界 |
|
3 |
EntryField9 (valueAsDouble, 属性) |
Ampere1 (distance, 属性) |
距離 |
|
4 |
PushButton3 (buttonClickEvent, イベント) |
Ampere1 (calc, アクション) |
距離の計算 |
|
5 |
接続４ (n, パラメータ) |
|
パラメータn=3を 入力（距離の計算） |
|
6 |
接続４ (exceptionOccurred, イベント) |
MessageBox1 (showException, アクション) |
例外処理を行ったときに、コメントを表示する |
２５．「ファイル」->「保管および生成」->「パーツ・ソース」をクリックし、
Main.cppとMain.hppを自動作成する。
２６．「ファイル」->「保管および生成」->「パーツのmain()」をクリックする。
２７．「プロジェクト」->「通常ビルド」をクリックし、実行ファイルを作成する。
