b. CollecXYの変更に伴う第9章のプログラムの修正
パーツCollecXYで修正した増加間隔を、線形的、対数的、逆数的に等間隔に
計算できるように表示部分を取り付ける。
さらに、ウィンドウのタイトルに「磁界の計算中」と「磁界の計算完了」を
表示できるようにする。
1.エクスプローラ等で変更したAmpere.cpv、Ampere.hpv、CollecXY.cpv、CollecXY.hpvを
フォルダー名Sequenceにコピーする。
2.WorkFrame IDEアイコンをダブルクリックし、「既存のプロジェクトをオープンします」
をクリックする。
Sequence.IWPを開く。
3.ビジュアル・ビルダーを起動する。
4.「ファイル」->「ロード」をクリックし、「ファイル−ロード」ダイアログから、
順次Sequence.vbb、DataColl.vbb、ElectMag.vbbをロードする。
5.非ビジュアル・パーツのAmpereとCollecXYを選択し、「パーツ」->「生成」->
「ソース・コード」をクリックし、Ampere.cpp、Ampere.hpp、CollecXY.cpp、
CollecXY.hppを自動修正する。
6.ビジュアル・パーツのMainをダブルクリックし、Mainのコンポジション・
エディターを開く。
7.CollecXY1のdataXとAmpere1のcalcとの接続上をダブルクリックし、「イベント−
アクション間接続」ダイアログのパラメータの設定」をクリックする。
8.「定数パラメータ値の設定」ダイアログの c に 'H' と入力する。
9.下図のように静的テキスト(IStaticText8、増加等間隔)と
テキスト・スピン・ボタンを配置する。テキスト・スピン・ボタンをダブルクリックし、
テキストにlinear、内容に各行linear、log、inverseと入力する。
10.フレーム拡張アイコンをクリックした後、ウィンドウ・タイトル・テキスト・
コントロールアイコンをクリックする。
または、「オプション」->「パーツの追加」をクリックし、「パーツの追加」ダイアログのパーツ・クラス名に
ITitle*と入力し、「追加」をクリックする。
自由形式面上に配置する。
11.下記のように接続する。
No. |
接続元 |
接続先 |
コメント |
1 |
TextSpinButton1 (text, 属性) |
CollecXY1 (typeOfIncrement, 属性) |
増加間隔 線形的(linear) 対数的(log) 逆数的(inverse) |
2 |
FrameWindow (this, 属性) |
ITitle1 (owner, 属性) |
ウィンドウのタイトルとITilteのタイトルとを関係付ける |
3 |
CollecXY1 (dataX, イベント) |
ITitle1 (setTitleText, アクション) |
CollecXYのdataXが変更されると、ウィンドウのタイトルが計算中となる |
4 |
接続3 (パラメータ, objectName) 磁界の計算中 |
|
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5 |
「計算」ボタンとCollecXY1との接続 (actionResult, イベント) |
ITitle1 (setTitletext, アクション) |
計算が終了したときの結果actionResultイベントを受けて、ウィンドウのタイトルが計算完了となる |
6 |
接続5 (パラメータ, objectName) 磁界の計算完了 |
12.「ファイル」->「保管および生成」->「ソース・コード」をクリックする。
13.「ファイル」->「保管および生成」->「ソースのmain()」をクリックする。
14.「プロジェクト」->「通常ビルド」をクリックし、実行ファイルを作成する。