まにゅある


DLLの使い方


DLLは普通のEXEのように単体で動かしてテストする事が出来ないので、
呼び出すプログラムを作らなければなりません。
ここではVisual Basicで呼び出す方法について説明します。

Visual BasicからDLLを使用するためには事前に宣言が必要です。

例えば、配布しているSample0VB.vbpを開くと冒頭に、
Private Declare Sub Plus Lib "Sample0DLL.dll" Alias "_Plus@12" (a As Long, b As Long, x As Long)
とコードが記述されています。
"Sample0.dll"はDLLの名前、Plusは関数名、( )の中が引数でわかりますが、
"_Plus@12"なる謎の部分があります。
この@の後の数字はDLLをコンパイルした時に勝手に決められるものなので、
Visual BasicでDLLを使う場合は面倒でも自分でこれを調べなくてはなりません。

調べる方法はいくつかありますがここでは”impdef”を使います。
MS-DOSプロンプト(DLLの置いてあるディレクトリ)で、
impdef [出力したいファイル名] [確認したいDLLのファイル名]と入力します。

(例)Test.dllをdll.txtというファイルで確認したい場合
impdef dll.txt Test.dll
と入力します。すると、dll.txtがDLLと同じフォルダに作られ、その中に関数名と@数字が表記されます。
@の後の数字は大体、引数の個数×4(引数が2個だと@8、3個だと@12)となります。

≪備考≫
impdef.exeを持っていない(よく分からない)場合は、下よりダウンロードして下さい。
[ Download ]
ダウンロードした後は、パスの通ったフォルダにimpdef.exeを置いて下さい。





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