Q.大阪電気通信大学と専門学校との違いは?
やはり医療と福祉、工学専門の教員がそろっていて、その教育を受けられるのは大きいと思います。各学問の基礎となる原理・原則を学んだことは、OGである私自身、臨床の現場で一番役立ったポイントだと感じています。たとえば人工呼吸器なら、「なぜこういう構成になっているのか」「ガスの流れはどうなっているのか」ということも理解しなければ、うまく扱うことはできません。看護師の方に医療機器の仕組みを教えなければならないケースもありますし、基礎を知っておくことは非常に重要なんです。
Q.どのような先生が、どのような指導をしてくれますか?
ドクターや薬剤師、臨床工学士など、さまざまな資格を持った教授陣が、それぞれユニークな研究をしています。たとえば笑いと福祉の研究、電解水の研究、料理とICTを組み合わせた研究…、また私自身も人工呼吸器の研究をしていきたいと考えています。
教員と学生の距離はとても近いと思います。実習前の復習や国家試験対策など、授業時間外でも対応している教員もいますし、特に研究室に所属する3年次からは、グッと距離感が縮まるんじゃないかと思いますよ。各分野に精通した教授陣が、学生一人ひとりの成長を、適切な距離感でしっかりサポートしてくれるのは、OECUの魅力だと思います。