Department of Medical Science

医療科学科

履修モデル
臨床工学 / 総合医療エンジニア

※2020年4月より医療福祉工学部から医療健康科学部へ、医療福祉工学科から医療科学科へ名称変更。

学科WEBサイト

学部トピックスWEBサイト

医療とテクノロジーの専門スキルを学び、
これからの医療や健康維持促進に貢献していく。

予防医療や医療・健康機器の専門知識を持ち、医療現場を支える臨床工学技士や、
医療機器や医療システムを開発するエンジニアをめざす学科です。
臨床工学と総合医療エンジニアの履修モデルを設け、総合医療や医療のICT化などに対応できる力を養います。

将来のフィールド

臨床工学技士(医療職)
大学病院、高度医療・地域医療機関、医療機器メーカー
総合医療エンジニア(再生医療・高度医療技術の開発・技術指導)
医療機器メーカー、健康機器メーカー
学びの分野
  • 医療
  • 健康
  • 医療情報
  • 臨床工学
  • ロボット

卒業後のキャリアを見据えた
2種のコース

  • 臨床工学コース

    高度化する医療機器の操作・管理を行い、チーム医療の一翼を担う臨床工学技士を育成。国家試験に向けたサポートも積極的に実施します。

  • 総合医療エンジニアコース

    医学および工学の知識・技術を体系的に学修し、医療機器についての深い理解を実現。医療機器メーカー等で開発に携わる力を養います。

もっと知ろう!

実績に裏づけられた社会で活きる学び

医療機器のエンジニアとして、高度な知識・技術を身につけられる医療科学科。
その学びは、社会でも高く評価されています。

資格取得&就職に強い、臨床工学技士(国家資格)

京阪神の大学で臨床工学技士の
国家試験合格実績No.1!
  • ○臨床工学技士 合格者総数410名(2001年開設以来)
  • ○全国の臨床工学技士の
    およそ100人1人は本学科出身
  • ○臨床工学技士の医療機関就職実績
    京阪神の大学でNo.1

国家試験・就職実績

  • 合格率

    90%

    (全国平均 78%)

    2019年3月卒業者実績

  • 大・中病院への就職率

    82%

    過去5年間実績

    病院等就職者のうち、100床以上の病院等就職率

臨床工学を最先端の現場で。豊富な実習先!

京都大学医学部附属病院、大阪大学医学部附属病院、奈良県立医科大学附属病院、大阪医科大学附属病院、近畿大学医学部附属病院、大阪警察病院、西神戸医療センター、市立豊中病院、北野病院、日本赤十字社和歌山医療センター、大津赤十字病院、兵庫県立姫路循環器病センター、NTT西日本大阪病院、神戸市立西市民病院、宝塚市立病院、三菱京都病院、大阪府立急性期・総合医療センター、神戸市立医療センター中央市民病院、武田総合病院、岸和田徳洲会病院、桜橋渡辺病院 など

大学院で、医工連携の研究に打ち込む!

新しい医療機器や医療技術の研究開発に従事したい人のために、本学大学院に医療福祉工学研究科を設置。研究のレベルをより高められるよう、研究の進め方や倫理、学術論文の作成法等を丁寧に教授。その結果、電気学会やライフサポート学会で学生の研究が受賞を果たしています。研究活動を通して高度な専門性を身につけることで、チーム医療や福祉を支え、社会的ニーズに対応できる医療・福祉系スペシャリストをめざすことが可能です。

大学院医療福祉工学研究科就職先企業

国立大学法人東京医科歯科大学 東京医科歯科大学医学部附属病院/国立大学法人大阪大学医学部附属病院/富士フイルムメディカル株式会社/臨床工学技士養成校教員 など
(2017年3月修了者)

学びのポイント

  • POINT1
    医学・工学の2分野を横断的に学ぶ
  • POINT2
    e-learningでの予習・復習サポート
  • POINT3
    臨床工学技士国家試験の確かな合格実績

カリキュラム

医学・工学の基礎を固めた上で演習や実習を行い、実践的なスキルを修得します

カリキュラムマップはこちら

1年次
工学・医工学の
基礎を身につける

専門科目では、技術者としての基礎力(数学・理科・コンピュータ)の修得や、人体の構造とその機能および工学的基礎知識を理解します。また総合科目では、人間性・科学性・国際性・倫理観に関する総合力ならびに社会人として広範な知識を修得します。

キャリア形成
  • 医療科学入門実習
  •  
  •  
医学系
  • 生理学/解剖学
  • 医学概論
  • 公衆衛生学/医療関係法規
医用工学系
  • エレクトロニクス入門
  • 電気回路学
  • プログラミング基礎実習
健康工学系
  • リハビリテーション工学
  • 福祉環境デザイン論
  •  
臨床工学系
  • 医用機器学概論
  •  
  •  
  •  
2年次
臨床医学の
基礎を修得する

医療機関・福祉の現場や医療機器開発の現場で必要となる臨床医学の基礎や、技術者として必要な工学(情報・電気電子・機械)の基礎を理解します。

キャリア形成
  • 医療科学基礎実習
  • 生体医工学基礎実習
  •  
医学系
  • 免疫学
  • 生化学
  • 病理学
医用工学系
  • 電気電子工学実験
  • 電子回路学/ディジタル回路
  • 生体物性工学/材料力学
健康工学系
  •  
  •  
  •  
臨床工学系
  • 医用計測学
  • 計測工学
  •  
  •  
3年次
専門科目を通して
応用力を修得

講義、実験、実習および演習を通じて、専門科目をより深く学び、応用力を修得。医療の現場で使用されている医用機器について学ぶ医用機器学や、ヒト型ロボット創造製作実習でモノづくりを体験する福祉工学、さらにチーム医療には欠かせない医療情報工学等、将来の希望進路に応じて選択します。

キャリア形成
  • 医療科学実習
  • 総合医療工学実習
  • プレゼミ
医学系
  • 薬理学/看護学概論
  • 臨床検査学
  • 臨床内科学総論/臨床外科学総論
医用工学系
  • 医用電子工学実験
  • 医療情報システム/製図・CAD実習
  • システム工学/メカトロニクス
健康工学系
  • ヒト型ロボット創造製作実習
  • 生活支援工学
  • 健康スポーツ統計演習
臨床工学系
  • 生体計測装置学実習
  • 生体機能代行医用機器学実習
  • 医用機器安全管理学
  • 医用治療機器学/医用機器安全管理学
4年次
卒業研究や
臨床実習に挑戦

臨床実習では最先端の臨床工学に触れ、さらなるスキルアップをめざします。また教員や大学院生による個別指導、学生の習熟度に合わせて学修可能な「e-learning」等 充実の環境で、国家資格「臨床工学技士」をはじめ、「医療情報技術者」「医療・健康機器開発者」「総合医療エンジニア」をめざします。

キャリア形成
  • 特別キャリア演習
  • 臨床実習
  • 卒業研究
医学系
  • 応用医学概論
  • 基礎医学特別演習
  • 臨床医学特別演習
医用工学系
  • 医療工学特別演習
  • 先端医療工学持論
  •  
健康工学系
  •  
  •  
  •  
臨床工学系
  • 生体機能代行装置学実習
  • 臨床工学技士総合演習
  • 医用機器学・安全管理学特別演習
  •  
※上記表は開講科目の一部です

主な就職先企業(過去3年間)

ニプロ株式会社/キヤノンシステムアンドサポート株式会社/島津メディカルシステムズ株式会社/ロングライフホールディング株式会社/アークレイ株式会社/独立行政法人地域医療機能推進機構 星ヶ丘医療センター/地方独立行政法人大阪市民病院機構/社会福祉法人恩賜財団済生会 大阪府済生会中津病院/国立大学法人福井大学 福井大学医学部附属病院/国家公務員共済組合連合会 枚方公済病院/三菱京都病院/泉大津市立病院/学校法人関西医科大学/国立大学法人愛媛大学 愛媛大学医学部附属病院/大阪市立総合医療センター など

資格一覧

受験資格を取得できる資格

  • 臨床工学技士

取得できる資格

  • 高等学校教諭一種免許状(数学/工業)
  • 中学校教諭一種免許状(数学)
  • ※ただし文部科学省における審査の結果、予定している教職課程の開設時期が変更となる可能性があります。
  • ※「臨床工学技士養成課程」と「教職課程」とを併修することは難しい場合があります。

関連する資格

  • ME技術実力検定
  • バイオ技術者認定
  • 基本情報技術者
  • 医療情報技師
  • 福祉住環境コーディネーター®
  • 医療機器情報コミュニケータ(MDIC)
  • 医科医療事務検定

授業紹介

生体機能代行医用機器学実習
人工心肺装置等の本物の機器に触れ、
実践感覚を身につける。

人工心肺装置や血液浄化装置に実際に触れ、正しい操作方法および保守管理方法について学びます。臨床を意識した実習によって、技術だけでなく、医療人として必要な心構え・モラルの獲得をめざします。

医療科学入門実習
計測や観察といった実践的な学びを通じて、
医療・健康の基礎を体験。

この実習では、血圧、心電図等を互いに記録したり、さまざまな臓器のプレパラート標本を顕微鏡で観察することで、解剖学・生理学の知識をさらに深めます。医療・健康の基礎を実地体験できる授業です。

医用電子工学実験
LEDや心電図等、医療機器に関する電子技術を学ぶ。

医療機器に関する電子技術を実験で楽しく学びます。テーマはLEDや心電図、AED、超音波断層装置等さまざま。TA(ティーチングアシスタント)のサポートもあり、しっかりと技術を身につけられます。

ヒト型ロボット創造製作実習
二足歩行ロボットを製作する一連のプロセスを通じて、
モノづくりの基礎を学ぶ。

ヒトの運動を再現できるような二足歩行ロボットの設計・加工・組立を体験。モノづくりの技術を修得することに加え、モノづくりに必要な考え方の理解をめざします。

研究室紹介

医療技術応用研究室
生きる上で大切な「呼吸」に着目し臨床現場の改善をめざす。

生きている限り、誰もが行う「呼吸」についてさまざまな観点から研究しています。たとえば深呼吸にはリラックス効果があるといいますが、どのような深呼吸が効果的なのかは明確にされていません。それを明らかにすれば、人工呼吸管理下の患者さんのストレス軽減に応用することが可能になります。また人工呼吸管理においては、患者さんの意思を無視して機器が作動するオートトリガーという現象が発生します。この現象の原因を探ることも研究テーマのひとつ。臨床現場で起こる問題に正面から立ち向かえる研究室です。

生体情報計測研究室
首もとで健康を測る、新たな医療機器を開発する。

病院での診察が体温等の検査から始まるように、身体に関する情報収集は医療科学の基本です。この研究室のテーマは、生体情報を日常生活の中で簡単に計測できる機器の開発。現在は心拍数や血圧、笑い、会話、呼吸、運動等を計測するネックバンド型の測定器を研究しています。測定器が集めたデータを活用すれば、健康状態の変化を予測する「健康予報」も実現可能です。予報の結果がよい時に頑張り、悪い時に休むことで体調の悪化を防ぎ、健康寿命を延ばす。高齢化にともなう医療費の増加に歯止めがかけられるかもしれない、大きな可能性を秘めた研究です。

本学科での研究内容例
  • 環境にやさしい機能水の生成と医療応用技術
  • 生体エネルギーを利用した人工臓器の自動制御
  • 健康管理のための「食」と「調理」のICT活用計測
  • 骨格筋の配列モデルによる高度動作解析法
  • 体温調節を主とした生体システムの解析
  • レーザー光・超音波による生体組織の高精度診断
  • 外分泌における体液センシング技術

内定者VOICE

テルモ株式会社 内定
医療福祉工学科 4年
(京都府 福知山成美高校 出身)
臨床工学技士 取得
医学+工学の専門性が大きな武器に。

医学と工学、両方の知識・技術を養える点がこの学科の特長です。もともとそこまで得意ではなかった工学分野も、先生方の丁寧な指導のおかげで克服できました。卒業研究では、「ドライマウス(口腔乾燥症)を診断する機器の研究開発」に取り組み、医学と工学の学びをフル活用。専門性がさらに磨かれました。内定先の総合医療メーカーでは、病院に対する自社製品の提案に携わります。4年間で得た専門性を武器に、医療現場で働く方々の支えになっていきたいと考えています。

卒業生VOICE

大阪大学医学部附属病院
臨床工学部 主任
2009年 医療福祉工学科卒業(大阪府 千里青雲高校<旧・東豊中高校> 出身)
患者さんの笑顔が何よりもうれしい。

臨床工学技士として、手術室や集中治療室での医療機器管理・操作を担当。仕事の結果が、患者さんやご家族の笑顔として表れる点にやりがいを感じます。本学科では専門知識・技術だけでなく、コミュニケーションやチームワークも学べたのがよかったですね。医療と工学、2つの面から患者さんにアプローチできるのは臨床工学技士ならでは。とても魅力のある職種です。

↑↑