Department of Medical Science

医療科学科

知能情報コース / 臨床工学コース / 医療機器コース

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医療とテクノロジーの専門スキルを学び、
これからの医療や健康維持促進に貢献していく。

予防医療や医療・健康機器の専門知識を持ち、医療現場を支える臨床工学技士や、
医療機器や医療システムを開発するエンジニア、また生体情報とAI技術を扱う知能情報技術者などをめざす学科です。
知能情報・臨床工学・医療機器、3つの履修モデルを設け、総合医療や医療のICT化などに対応できる力を養います。

将来の活躍フィールド

「知能情報コース」が始動

新コースの開設により、医療科学×情報テクノロジーの学びがさらに強化されます。

知能情報コース
生体情報とAI技術を扱う知能情報技術者
ー「AI・ICTエンジニア」「医療情報関連企業」など
臨床工学コース
AI技術・ICTに強い臨床工学技士(国家資格)
ー「大学病院」「高度医療・地域医療機関」など
医療機器コース
IoTや医療健康機器を扱うメディカルエンジニア
ー「医療機器メーカー」「健康機器メーカー」など
学びの分野
  • 医学・臨床工学
  • ICT・ヘルスケア
  • 医療ロボット・
    メカトロニクス
  • 知能情報システム
  • 医療IoT・AI医療

卒業後のキャリアを見据えた
3種のコース

  • 知能情報コース
    知能情報コース

    医療メーカーのシステム系の開発者として、人工知能を使って高機能支援システム開発する技術者をめざします。これからの医療現場を支援するシステム開発技術者として超スマート社会・健康社会に貢献していきます。知能情報技術者になるには、人体の構造と機能、生体情報センシング、AI技術を学ぶことが大切です。

    将来のイメージ
    医療系知能情報技術者

  • 臨床工学コース
    臨床工学コース

    臨床工学技士は医療機器の専門医療職です。病院内で、医師・看護師や各種の医療技術者とチームを組んで、生命維持に必要な人工呼吸器や人工心肺装置など高度な医療機器を扱います。また、安全に医療機器を使用するための保守と点検を主に行うことから、いのちのエンジニアとも呼ばれており、コロナ禍で注目された「ECMO(体外式膜型人工肺)」なども取り扱っています。

    将来のイメージ
    臨床工学技士

  • 医療機器コース
    医療機器コース

    先端医療や技術についての情報収集や研究を行い、既存製品の改良や最先端医療を支えるハイテク医療機器の開発業務などを行います。 自社製品の機能を高めるため、設計開発、ソフトウェアや電子回路設計など、専門分野に分かれた業務につき、営業やマーケティング部門と協働して患者の役に立つ製品を開発します。

    将来のイメージ
    医療機器開発職

もっと知ろう!

実績に裏づけられた社会で活きる学び

医療機器のエンジニアとして、高度な知識・技術を身につけられる医療科学科。
その学びは、社会でも高く評価されています。

資格取得&就職に強い、臨床工学技士(国家資格)

京阪神の大学で臨床工学技士の
国家試験合格実績No.1!
  • ○臨床工学技士 合格者総数450名(2001年開設以来)
  • ○全国の臨床工学技士の
    およそ100人1人は本学科出身
  • ○臨床工学技士の医療機関就職実績
    京阪神の大学でNo.1

国家試験・就職実績

  • 合格率

    96%

    2021年3月卒業者実績

  • 大・中病院への就職率

    85%

    2019年度実績

    病院等就職者のうち、100床以上の病院等就職率

臨床工学を最先端の現場で。豊富な実習先!

大阪大学医学部附属病院、奈良県立医科大学附属病院、関西医科大学附属病院、大阪急性期・総合医療センター、大阪警察病院、神戸市立医療センター中央市民病院、市立豊中病院、北野病院、関西電力病院、大津赤十字病院 など

大学院で、医工連携の研究に打ち込む!

新しい医療機器や医療技術の研究開発に従事したい人のために、本学大学院に医療福祉工学研究科を設置。研究のレベルをより高められるよう、研究の進め方や倫理、学術論文の作成法等を丁寧に教授。その結果、電気学会やライフサポート学会で学生の研究が受賞を果たしています。研究活動を通して高度な専門性を身につけることで、チーム医療や福祉を支え、社会的ニーズに対応できる医療・福祉系スペシャリストをめざすことが可能です。

独自の教育プログラム

厚生労働省指定の臨床工学技士教育課程(養成大学と同等)に加えて、看護学と理工学の融合領域の教育、病院情報システムと医科医療事務の教育、ICTや3D-CADを利用した健康システム、ヒト型ロボット製作によるデザイン教育など、未来志向の医療福祉工学教育プログラムを提供しています。

学びのポイント

  • POINT1
    AI技術・ICTに強い臨床工学技士を育成
  • POINT2
    IoT、医療健康機器を扱うメディカルエンジニアを育成
  • POINT3
    生体情報とAI技術を扱う知能情報技術者を育成

カリキュラム

医学・工学の基礎を固めた上で演習や実習を行い、実践的なスキルを修得します

カリキュラムマップはこちら

1年次
医学・工学・情報学・AI技術の
入門教育(基礎を学ぶ)

専門科目では、技術者としての基礎力(数学・理科・コンピュータ)の修得や、人体の構造とその機能および工学的基礎知識を理解します。また総合科目では、人間性・科学性・国際性・倫理観に関する総合力ならびに社会人として広範な知識を修得します。

キャリア形成
  • 医療科学入門実習
  •  
  •  
医学系
  • 生理学/解剖学
  • 医学概論
  • 公衆衛生学/医療関係法規
知能情報学系
  • プログラミング基礎実習
  • コンピュータリテラシー実習
医療機器学系
  • エレクトロニクス入門
  • 電気回路学
  • リハビリテーション工学
臨床工学系
  • 医用機器学概論
  •  
  •  
  •  
2年次
医療科学・生体医工学・
プログラミングを学ぶ

医療機関・健康の現場や医療機器開発の現場で必要となる臨床医学の基礎や、技術者として必要な工学(情報・電気電子・機械)の基礎を理解します。

キャリア形成
  • 医療科学基礎実習
  •  
  •  
医学系
  • 免疫学
  • 生化学
  • 病理学
知能情報学系
  • プログラミング応用実習
  • ディジタル回路
  • 情報工学基礎演習
医療機器学系
  • 電気電子工学実験
  • 電子回路学/ 生体物性工学
  • 材料力学/ 流体力学
臨床工学系
  • 医用計測学
  • 計測工学
  • 生体医工学基礎実習
  •  
3年次
臨床工学・医療機器・
知能情報学の専門科目を学ぶ

講義、実験、実習および演習を通じて、専門科目をより深く学び、応用力を修得。医療の現場で使用されている医用機器について学ぶ医用機器学や、ヒト型ロボット創造製作実習でモノづくりを体験する健康工学、さらにチーム医療には欠かせない医療情報工学等、将来の希望進路に応じて選択します。

キャリア形成
  • 医療科学実習
  • 総合医療工学実習
  • プレゼミ
医学系
  • 薬理学/看護学概論
  • 臨床検査学
  • 臨床内科学総論/臨床外科学総論
知能情報学系
  • 医療情報システム
  • 医療とICT/生活支援工学
  • ヒト型ロボット歩行制御実習
医療機器学系
  • 医用電子工学実験
  • ヒト型ロボット創造製作実習
  • メカトロニクス/ 製図・CAD実習
臨床工学系
  • 生体計測装置学実習
  • 生体機能代行医用機器学実習
  • 医用機器安全制御学
  • 医用治療機器学/医用機器安全管理学
4年次
卒業研究や臨床実習で
実践力を向上する

臨床実習では最先端の臨床工学に触れ、さらなるスキルアップをめざします。また教員や大学院生による個別指導、学生の習熟度に合わせて学修可能な「e-learning」等充実の環境で、国家資格「臨床工学技士」をはじめ、「メディカルエンジニア」「知能情報技術者」をめざします。

キャリア形成
  • 特別キャリア演習
  • 臨床実習
  • 卒業研究
医学系
  • 応用医学概論
  • 基礎医学特別演習
  • 臨床医学特別演習
知能情報学系
  • 医用工学特別演習
  •  
  •  
医療機器学系
  • 先端医療工学特論
  •  
  •  
臨床工学系
  • 生体機能代行装置学実習
  • 臨床工学技士総合演習
  • 医用機器学・安全管理学特別演習
  •  
※上記表は開講科目の一部です

主な就職先企業(過去3年間)

ニプロ株式会社/テルモ株式会社/富士フイルムメディカル株式会社/アークレイ株式会社/国立大学法人愛媛大学 愛媛大学医学部附属病院/地方独立行政法人 大阪市民病院機構/地方独立行政法人 市立吹田市民病院/地方独立行政法人 神戸市民病院機構 神戸市立西神戸医療センター/地方独立行政法人 奈良県立病院機構/公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院/宗教法人 在日本南プレスビテリアンミッション 淀川キリスト教病院/兵庫県立西宮病院/武田病院グループ/関西医科大学附属病院/医療法人徳洲会 宇治徳洲会病院 など

資格一覧

受験資格を取得できる資格

  • 臨床工学技士

取得できる資格

  • 高等学校教諭一種免許状(数学/工業)
  • 中学校教諭一種免許状(数学)
  • ※ただし文部科学省における審査の結果、予定している教職課程の開設時期が変更となる可能性があります。
  • ※「臨床工学技士養成課程」と「教職課程」とを併修することは難しい場合があります。

関連する資格

  • ME技術実力検定
  • 医療機器情報コミュニケータ(MDIC)
  • 医療情報技師
  • 医科医療事務検定
  • 基本情報技術者

授業紹介

生体機能代行医用機器学実習
血液透析装置等の本物の機器に触れ、
実践感覚を身につける

人工透析装置や人工心肺装置に実際に触れ、正しい操作方法および保守管理方法について学びます。臨床を意識した実習によって、技術だけでなく、医療人として必要な心構え・モラルの獲得をめざします。

医療科学入門実習
計測や観察といった実践的な学びを通じて、
医療・健康の基礎を体験。

この実習では、血圧、心電図等を互いに記録したり、さまざまな臓器のプレパラート標本を顕微鏡で観察することで、解剖学・生理学の知識をさらに深めます。医療・健康の基礎を実地体験できる授業です。

プログラミング応用実習
医療現場で広く使われている数値解析ソフトを用いて
生体情報処理・AI活用を実践

数値解析ソフトMATLABのプログラミングを行い、自身の体温や脈拍といった生体情報の分析を実践。また、病院における電力消費量の予測等、社会に貢献するAI技術についても学びます。

ヒト型ロボット創造製作実習
二足歩行ロボットを製作する一連のプロセスを通じて、
モノづくりの基礎を学ぶ。

ヒトの運動を再現できるような二足歩行ロボットの設計・加工・組立を体験。モノづくりの技術を修得することに加え、モノづくりに必要な考え方の理解をめざします。

研究室紹介

医用機器工学研究室
介護負担という喫緊の課題に医療機器で挑む

高齢化社会の介護負担をどのように軽減するか。この研究室では医療機器を改良することで、現場の課題解決をめざしています。テーマに掲げるのは介護する人と介護を受ける人、両方の支援です。たとえば、排泄管理。寝たきりになると紙おむつで過ごすため、介護する人は数時間おきに視認する必要があります。その負担軽減に向けて、介護ベッドの上にセンサを置くだけで排尿の有無と排尿量が検知できる機器を開発中。介護を受ける人も快適に過ごせるよう素材や形状を試行錯誤しながら、メーカーと協力して改良を進めています。

生体情報計測研究室
独自開発の医療システムとAI技術で健康社会に貢献

医療科学の基礎である生体情報の収集がこの研究室のテーマ。その情報を分析して健康を保つためのシステムの構築をめざしています。脈拍、呼吸や爆笑した回数等の日常生活におけるデータを収集するため、装着時の違和感が少ないネックバンド型の測定器であるウェアラブルデバイスを独自に開発。得られた大量のデータをもとに、AI技術を応用して自覚しづらい病気の早期発見や健康状態の予測等につなげます。研究を通じて学生たちは人体の構造や機能等の医学的知見を広げながら、データを収集・分析する力を養います。

本学科での研究内容例
  • 環境にやさしい機能水の生成と医療応用技術
  • 生体エネルギーを利用した人工臓器の自動制御
  • 健康管理のための「食」と「調理」のICT活用計測
  • 骨格筋の配列モデルによる高度動作解析法
  • レーザー光・超音波による生体組織の高精度診断
  • 医療施設の電力エネルギーマネジメント
  • QOL向上をめざす生体システム解析と機器開発
  • 生体情報の計測ができるウェアラブルシステムとAI技術による健康管理

内定者VOICE

島津メディカルシステムズ株式会社 内定
医療福祉工学科 4年
(大阪府 都島工業高校 出身)
第2種ME技術実力検定 取得
医科医療事務検定3級 取得
医療と工学、どちらの知識も深められる点が魅力

高校が工業系で、医療分野にも興味があったので、両方を学べる医療科学科に入りました。現在は、人体の深部温度の計測について研究を行っています。サーモグラフィーは物体の表面温度しか測れず、物体内部の温度を正確に測るには適していません。そこで、赤外線点検出と呼ばれる技術を用いた新たな撮影装置の開発をめざしています。卒業後は、企業で医療機器の設置、保守点検を担当予定。研究で得た工学知識や、授業で実際の医療機器に触れた経験を活かしていきたいと思います。

卒業生VOICE

大阪大学医学部附属病院
臨床工学部 主任
2009年 医療福祉工学科卒業(大阪府 千里青雲高校<旧・東豊中高校> 出身)
患者さんの笑顔が何よりもうれしい。

臨床工学技士として、手術室や集中治療室での医療機器管理・操作を担当。仕事の結果が、患者さんやご家族の笑顔として表れる点にやりがいを感じます。本学科では専門知識・技術だけでなく、コミュニケーションやチームワークも学べたのがよかったですね。医療と工学、2つの面から患者さんにアプローチできるのは臨床工学技士ならでは。とても魅力のある職種です。

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