半導体レーザ


Produced by.永濱 伸也

Date H8.8.16


レーザとは何か?

Laser(Light Amplification by StimulatedEmission of Radiation):直訳すると、誘導放射による光増幅器。

3つのキーワード

レーザを勉強するにあたって、まず、このキーワードを頭の片隅においときましょう。 予備知識を頭ん中に叩き込んだとこで、共振器構造の勉強をしよう。
いま、下図の様な状態において、波長の1/2の整数倍がLに等しくなるような波長で定在波が生じる。

この時、共振が起こる波長λは、次式で表される。
	mλ=2nL(※mは整数値でモード指数という。)
λ≪Lであるために、上式を満たすλは多数存在することになる。すなわち、下図の(a)のように、共振可能な波長をいくつか含み全体として、なだらかな、カーブを描く。
しかし、キーワードのしきい値電流に達すると下図(b)のように狭い波長で非常に強いピークを示す。

次ページへ
半導体工学へBACK

ご意見、ご要望はここまで