
# 異分野協働
# 新たな授業
FM802「ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!-」で
オンエア中のコーナー「大阪電気通信大学 MY REQUEST」
もし自分の専門分野以外の学生と協働してモノづくりをするとしたら?
新たな知見が得られイノベーションが起きる?意見がぶつかり喧嘩になる?
さっそくいってきます!
大学密着者
落合健太郎
FM802「ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!-」のDJ。
1985年~1998年までアメリカに在住。
邦楽から洋楽まで、さまざまな音楽に影響を受けた経験から、これまでに、国内外多岐にわたるミュージシャンにインタビュー。また数多くのミュージシャンとも親交があり、リスナーからも「オチケン」の愛称で親しまれている。

大阪電通大の授業「異分野協働エンジニアリング・デザイン演習」では、さまざまな学科の学生がチームを組み、共通のテーマに取り組むことで、幅広い着眼点を取り入れることをめざしているそう。一つの制作物を完成させるためにはいろいろな角度からの知見や技術が必要になりますよね。学生さんは自身の得意分野のフェーズを担当することで、強みや学んだ知識の意義を再発見することもできるようです!
それでは、今回は昨年度にこの授業を履修した4年生と、もうすぐ中間発表を控えた履修中の3年生に制作物について少し話を伺ってみましょう!学生さんよろしくお願いします。

車内に取り残されている人を探知せよ!
コウモリの超音波を用いた人探知システムp>
学生幼稚園児の送迎バス車内置き去り事件を受けて安全装置の必要性が高まっています。コウモリの超音波の原理を活かして、自動でバスに取り残された人を探知するシステムの開発に挑みました。

よりヒトの動きに近いロボットアームでヒトの指の構造を再現p>
学生現在工場などで使われているロボットアームは、関節ごとに駆動用のモータを搭載しています。関節にモータがなくても動く、”ヒトの指”の構造を再現し、省エネルギー化や低コスト化をめざします。

制作に必要な部品は、設計の後、CADデータを作り、なんとそのまま学内にある3D造形先端加工センターで制作するチームもいるようです。機械設計、加工技術を修得した学生は先進的な工作機械の使い方もお手のもの!特別な部品を購入する時間もかからず、すぐに想定したものを学内で手に入れることができるいい環境ですね!
こうして、学生さんは自身の専門分野を担当し、知らない知見も得ながら協働してモノづくりに挑戦していました。


学生の声
- チームの仲間がひとりでも欠けていたら形にすることができなかったと思います
- 試作をつくり改善を重ねていく過程が楽しかったです!
- 学生生活の中で一番楽しい授業でした
- 最終発表会に向けて徹夜で作業を行い、無事に発表を終えることができてほっとしました!
取材後記
異なる専門分野の人たちと協働する。これって、実は社会に出れば普通に行われていることですよね。共通の目的を達成するため、さまざまな価値観の人同士で意見を出し合いアウトプットまでもっていく。この授業は知識と同時に人間力や応用力、対応力などさまざまな力が付きそうですね!学生のみなさん最終発表会へ向けて頑張ってくださいね!【落合 健太郎】
そんな大阪電気通信大学の学びを体験できる「オープンキャンパス2024」
残りの日程は8月24日(土)、9月8日(日)。詳細や参加予約はこちらからご確認いただけます。
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