社会貢献ICT社会教育センター

大阪電気通信大学では、日本で初めてPCを用いた対話型情報処理環境を構築して、多人数での情報教育の実践を開始するなど、社会的な変化を起こしている情報教育技術に早くから着目し、全学部・全学科において教育・研究に取り組んできました。
本学は、これまで培ってきたノウハウをベースに全国の初等中等教育におけるプログラミング教育をサポートするため、2018年度に「ICT社会教育センター」(センター長 大石利光学長)を設立。地元寝屋川市、四條畷市をはじめ、大阪市や守口市、さらに茨城県教育委員会と連携協定を締結し、超スマート社会(Society5.0)の到来に備えた人材育成に貢献しています。
初等教育におけるプログラミング教育の必修化以外にも、IoT、AIなどをキーワードとした社会変化により、情報通信分野の技術者教育、専門知識の教育が課題となっています。本学は、この社会的動向を積極的に受け止め、学校や企業における情報教育に貢献することで、教育資源を社会に還元していきます。

寝屋川市、四條畷市、大阪市、茨城県の各教育委員会と
連携協定を締結

寝屋川市、四條畷市、大阪市、
茨城県の各教育委員会と
連携協定を締結

寝屋川市、四條畷市、大阪市、茨城県の教育委員会と連携協定を締結。
本学で培ってきたICT教育のノウハウを、初等中等教育をはじめICTを活用した社会教育に貢献してまいります。

ICT社会教育センターでは、
初等中等教育におけるICT教育支援を行っています。

ICT社会教育センターでは、
初等中等教育における
ICT教育支援を行っています。

同センター長代理 兼宗進(工学部電子機械工学科 教授)を中心に、ICT教育に関する講演や、初等中等学校の教員向けに、学生や大学院生、教員らを教育現場へ派遣しプログラミング講習を実施しています。

茨城県教育委員会による「茨城県プログラミング・エキスパート育成事業」の育成講座。
大阪電気通信大学高等学校で開催した守口市初等中等学校教員向け研修会
東京書籍株式会社主催セミナー「新課程を見据えプログラミング学習を深める」で講師を務める兼宗教授

ICT社会教育センター
センター長代理兼宗 進

工学部 電子機械工学科 教授。専門はプログラミング言語、情報科学教育。
コンピュータを使わずにコンピュータ科学を学べる「コンピュータサイエンスアンプラグド」の国内第1人者。学校用学習用教材を公開しており、開発した教育用プログラミング言語「ドリトル」は10万ダウンロード以上され、高等学校の情報の教科書に採用され、初等中等教育の現場で活用されている。
文部科学省の委員として「プログラミング学習に関する調査研究」、「中央教育審議会情報ワーキンググループ」、「小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議」などの委員として新しい学習指導要領での小中高の情報教育とプログラミング教育の検討にかかわる。

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