絵本

あなたを絵本の世界に招待いたします!

私たちは絵本を一つのメディアとして捉え、絵本の可能性について研究を進めてまいりました。また、絵本はエンターテイメントの特性も持っており、
みんなで楽しめる絵本ワークショップも実施しました。

絵本は絵と文と声で織り成す時間と空間の美しい世界そのものであります。
この絵本の世界で学び、喜び、好奇心を育み、また癒されます。
絵本は心のサプリメントと言えるでしょう。

Art×Literature×Printing×Storytelling


作品

絵本1

ここでは学生が制作した絵本を紹介します。

制作方法は様々でアナログやデジタル、色鉛筆や和紙を用いて制作する人もいます。

くすのきまさつらものがたり

小原1

小原2


この作品は2017年度なわてんにてAGORA賞を受賞した作品です。

制作手法:デジタル
作者コメント:四條畷市に所縁のある歴史人物、南北朝時代の武将・楠正行の生涯を物語にした絵本である。
本作品は「わかりやすく、シンプルに」をコンセプトに難しい漢字にはルビを振って子どもに読みやすくし、絵は過度な表現は控え単色で色付けし、登場人物が何をしているか全体が見やすい構図にするなどの工夫をしている。

ピューシャンジュウム

周娘1

周娘2


制作手法:デジタル
作者コメント:本作品は中国故事成語を基にした絵本です。たくさんある故事成語のうち、日本人がよく知っている「西遊記」というお話の中に登場する「二郎」というキャラクタのストーリーが基になった故事成語を選んだものです。
中国の故事成語を日本語に翻訳するとき、言葉選びに大変苦労しました。固有名詞の表記などを平常な日本語で表現することを心がけました。

ラーバ粥

ラーバ1

ラーバ2


制作手法:デジタル
作者コメント:この絵本は中国食文化を少しでも紹介できたらと思って制作に取り組んだ。
ラーバ粥は中国の民俗を反映した食べ物で、中国旧暦の十二月は臘月(ラーげつ)といい、この月の八(バ)日にお粥を食べる習慣があり、そのお粥の名称を「ラーバ粥」という。私の絵本はラーバ粥の八種類の食材を中心に物語を展開し、団欒、団結といったメッセージを込めて制作した。

ぼくとやきゅう

ぼくとやきゅう1

ぼくとやきゅう2


制作手法:写真
作者コメント:子供達が真剣に聞いている様子や聞き終わった後に喜んでいる様子を見て、私も自分が作った絵本でみんなが楽しく読んでくれたら嬉しいと思い制作した。
野球というスポーツの楽しさを写真絵本の形で伝えたいと思った。写真絵本にした理由として、野球の楽しさ、仲間との絆を色鉛筆やクレヨンでは表現できない迫力やリアル感など、写真を使った表現したかったのである。

そらをとびたいナッツ

ナッツ1

ナッツ2


制作手法:和紙
作者コメント:この絵本は色付きの和紙を茶色、水色、白色の画用紙に貼り制作してある。ちぎり絵にした理由は手書きなどより、インパクトがあり印象に残りやすいのと、和紙独特の細かな表現ができるためである。それとストーリーにちぎり絵のデザイン性が一番合うと思ったからである。
ストーリーの内容は主人公のナッツがカブトムシになり、空に飛び立っていく話である。自分とは違う幼虫との出会い、仲良くなり、モグラとの出会い、外の世界を教えてもらい、さまざまな経験をしていき、将来の自分はどうなるのか考えながらおとなになっていく。