
# ゲーミフィケーション
# シリアスゲーム
# 課題解決
# 社会インフラ
FM802「ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!-」で
オンエア中のコーナー「大阪電気通信大学 MY REQUEST」
第1回目は、2026年4月開設予定の総合情報学部デジタルゲーム学科を紹介!!
ゲームは遊びを超えて社会インフラに!!大阪電通大の野望が今明かされます。
FM802 DJの落合健太郎さん 通称オチケンさんが大阪電通大を密着取材。
さっそくいってきます!
大学密着者
落合健太郎
FM802「ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!-」のDJ。
1985年~1998年までアメリカに在住。
邦楽から洋楽まで、さまざまな音楽に影響を受けた経験から、これまでに、国内外多岐にわたるミュージシャンにインタビュー。また数多くのミュージシャンとも親交があり、リスナーからも「オチケン」の愛称で親しまれている。

ゲームで社会を変える!?大阪電気通信大学の「野望」に迫る!
「ゲーム=遊び」なんて、もう昔の話。
今、ゲームは“社会インフラ”として、教育、医療、地域課題の解決まで巻き込む時代に──。
2026年4月に開設される「デジタルゲーム学科」について、副学長の渡部隆志教授に話を聞いてきました!
キンコーンカーンコーン♪渡部教授による授業が始まりました。

1限目:大阪電気通信大学ってどんな大学?
設置学部学科から特長の説明、そして昨年から放送しているテレビCMを見ていただきました。
2限目:日本初の“デジタルゲーム学科”ってホント!?
実は、大阪電気通信大学のデジタルゲーム学科は日本で初めて「ゲーム」を冠する学科として、2003年設置されたんです!!そして2018年にはゲームづくりから拡がるデジタルコンテンツ制作を学ぶゲーム&メディア学科が設置されました。
ゲームを学びの題材として、さまざまなデジタルスキルを身につける学科として成長しました。

3限目:新しくなる「デジタルゲーム学科」の正体は?
まずは、新デジタルゲーム学科のPV動画を見ていただきました!
新デジタルゲーム学科は1学科3専攻制になります。
デジタルゲーム専攻はゲーム開発をゼロから学び、ゲーム&メディア専攻はゲームだけじゃない、コンテンツ表現学びます。そして、新しく設置するゲーム・社会デザイン専攻はゲームを創ったその先として社会をゲームとしてデザインします。
ゲームはエンターテインメントとしての領域を越えて、コミュニケーションツールや課題解決ツールとして活用され始めています。オンラインゲームやシリアスゲームがいい例になります。さらに、教育や医療現場などではゲームを使って楽しく前向きに考えるゲーミフィケーションとして利用されています。
今まではゲームやゲームまわりのコンテンツ制作が学びの領域でしたが、これからはゲームを手段として活用する学びの領域へと進めていきます!
4限目:「社会をゲームで変える」ってどういうこと?
こちらも、PV動画を見ていただきました!

ゲーム・社会デザイン専攻は社会課題の解決が目的で、ゲーミフィケーションを活用して社会課題の解決を目指します。
学科パンフレットの鼎談に協力いただいた株式会社セガ エックスディーとの話などを織り交ぜ、ゲームの役割や未来について説明しました。その中で、「ゲームフル」という言葉が紹介されました。「ついやってしまう、やりたくなってしまう」というゲームなどのエンターテインメントにおける体験をゲーム以外の分野で引き出す体験設計をいいます。
新専攻では、ゲーム要素を非ゲーム分野へ活用し、社会課題解決や総合的DX人材養成を目指します。
5限目:プロジェクトでリアルに学ぶ!
こちらも電ch!の電ツークンプロジェクトで制作された動画を見ていただきました。

デジタルゲーム学科では、東京ゲームショウやBitSummitに学生のゲーム作品を出展しています。毎年、学内選考を勝ち抜いた作品が展示されています。
コンテンツ制作のプロジェクト「電ch!」では、学生がVtuberとして配信したり、映画制作をしたりしています。特に今年は東映ツークン研究所と連携して、WebCMを制作しました。詳しくは次回の放送でご紹介します。
そのほかにもeスポーツプロジェクトがあり、eスポーツ大会の開催や配信、大会への出場などの活動をしています。
また、デジタルゲーム学科ができて23年。多くの卒業生を輩出していきました。その中でも、My Nintendo StoreやSTEAMで販売されている「PICO PARK2」を作った卒業生がいます。彼は、新卒で大手ゲーム会社に就職後、独立してゲーム制作会社を立ち上げ、リリースした「PICO PARK」は全世界で500万ダウンロードを超えるヒットとなりました。
国際交流も積極的に推進していて、オランダの大学との交換留学やアメリカの大学との研究交流など、ゲームを通じてさまざまな国際交流を展開しています。
最後に今後の野望を!
メタバース空間に「第三のキャンパス」を建設する計画があります。国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」と連携し、学生もこの開発に参加します。さらに、7月13日のオープンキャンパスには運営会社のクラスター株式会社 代表取締役CEO 加藤直人氏が特別講演に登壇し、体験授業のサポートをします。なかなかない機会なので、ぜひ参加してほしいですね。
大阪電気通信大学ならではの他にない教育・研究システムがありますので、ぜひオープンキャンパスで体験してほしいです!!