自由工房 | 大阪電気通信大学

大阪電気通信大学がバックアップする学生の
「モノづくり」の課外活動の場です。

学年や学科に関わらず、誰でも参加できます。
寝屋川と四條畷の2つのキャンパスにそれぞれ活動拠点（工房）があり、
現在はロボットコンテスト参加プロジェクトや電気自動車製作などの活動を行っています。
工房には、モノづくりのための設計や製作ができる設備が整っており、
専従の技術スタッフからいつでもアドバイスを受けることができます。

ヒト型ロボット
プロジェクト

ヒト型ロボットプロジェクトでは、アルミ板や樹脂を加工し、オリジナルロボットを一からつくり上げています。設計にはCADを用い、関節駆動にはサーボモータを採用。素材選びから組み立て、プログラミングまでを学生主体で行います。全国の実力者が集う大会「ROBO-ONE」での上位入賞をめざし、技術を磨き続けています。

Interview

総合情報学部情報学科 3年

岩村直和さん

正解のない世界で、
自分の答えをつくり出す

ロボットづくりに、完璧な正解はありません。設計も動作も、すべて自分で考えるところから始まります。私が制作したロボットは、正面から相手の背後に回り込める、しなやかで長い腕が特長。攻撃性能を最大限に高めるために、何度も図面を描き直し、動作をシミュレーションし、プログラムを書き換えました。あきらめずに挑み続けたからこそ、完成の瞬間は胸が熱くなるほどの達成感に包まれました。このプロジェクトで身につけた知識やスキル以上に、「正解がなくても自分で切り拓いていける」、そんな実感こそが、一番の宝物です。

活動サイトを見る公式Xチャンネル

レスキューロボット
コンテストプロジェクト

災害時の救助活動をテーマとする「レスキューロボットコンテスト」に挑むプロジェクトです。1/4スケールで再現された被災地模型の中から、制限時間内に人形を救出します。規格の設計から制作まで、一から取り組むのが、この大学ならではの特長。チームで知恵を出し合い、力を合わせて形にする喜びがここにあります。

Interview

工学部機械工学科 3年

髙野翔さん

いつか、宇宙でも活躍する
レスキューロボットを実現したい

高校生の頃からロボットと宇宙に魅了され、モノづくりに打ち込んできました。私はチームリーダーとして、企画から設計、プログラミング、進捗管理までを担当。被災地で機敏に動く小型ロボットをコンセプトに、探索・がれき撤去・運搬・救助の役割を担う4台を開発しました。共通の土台を採用し、パーツを交換するだけで複数の任務に対応できる柔軟性を実現。チームで議論を重ねたからこそ、現場で頼れるロボットが完成したと感じています。この経験を活かして、いつか宇宙でも人命を救うロボットをつくることが、私の夢です。