大阪電気通信大学がバックアップする学生の
「モノづくり」の課外活動の場です。
学年や学科に関わらず、誰でも参加できます。
寝屋川と四條畷の2つのキャンパスにそれぞれ活動拠点(工房)があり、
現在はロボットコンテスト参加プロジェクトや電気自動車製作などの活動を行っています。
工房には、モノづくりのための設計や製作ができる設備が整っており、
専従の技術スタッフからいつでもアドバイスを受けることができます。
ヒト型ロボット
プロジェクト
答えのない問いに0から向き合うハードとソフト、
2つの視点で、唯一無二のロボットを生み出す
アルミ板や樹脂を加工し、ヒト型ロボットを製作しています。高校生の頃はロボットの部品を製作していたのですが、自由工房では0からロボットづくりに携わることができます。先輩との距離も近く、CADの操作やアルミの加工など、いくつものアドバイスが役に立ちました。自分の機体を好きなように製作できるのが自由工房の魅力。モノづくりが好きな人はぜひ、来てほしいです。
ロボットは重くなるほど動く時に転倒するリスクが高まります。前転やフックなどのアクロバティックな技を繰り出すために、軽量化を意識して、ロボット製作に取り組みました。その結果、「ROBO-ONE」のファイト部門エキシビジョンマッチ「学生ランブル」と呼ばれる10台のロボットが一斉に闘う試合で、1位を獲得。次は1対1のバトルでも勝てるように試行錯誤を重ねていきます。
Interview
工学部 電子機械工学科 2年
施 海成さん
高校生の頃からロボット製作を行い、大会にも出場。自分の思い描く理想のロボットをつくりたいと考え、プロジェクトに参加。
レスキューロボット
コンテストプロジェクト
人にやさしいロボット救助とは?
チームで考え、形にしていく
災害時の救助活動をテーマとしたレスキューロボットコンテストに参加するプロジェクトです。1/4スケールの被災地の模型の中から、制限時間内に人形の救助を行います。大会では機体の性能だけでなく、「より人にやさしい救助とは何か?」というテーマが問われ、チームワークも評価の対象に。私はリーダーとして、設計や製作、プログラミング、ロボットの操作など、一人ひとりの役割を決めて、20名近いメンバーがお互いの個性を活かし合えるチームづくりを心がけています。自分たちらしい“ロボット救助”をめざしています。
Interview
情報通信工学部 情報工学科 2年
渡邉 龍人さん
一人ひとりの考えや特性を活かしながらチームをまとめていく「リーダー」という役割に惹かれ、2年次の夏、自ら立候補
知能ロボコンプロジェクト
フィールド上でランダムに配置された対象物をゴールまで運び、分別・回収する完全自律型知的移動ロボットを製作するプロジェクトです。毎年仙台で開かれる「知能ロボットコンテスト」へ出場し上位を目指します。
マイクロマウスプロジェクト
自律したロボットが迷路内を走ってゴールを探索し、ゴールまでの最短時間を競う競技です。小さな車体にはさまざまな技術が詰め込まれています。
EVプロジェクト
オリジナルの電気自動車(EV)・ソーラーカーの設計から材料の選定・加工・組み立てまでを行い、各地で行われるエコ性能を競うレースに出場するプロジェクトです。
中之島ロボットチャレンジ
実際の街中をLidarなどで計測して地図を作り、ゴミを拾いながら周回する自動運転移動ロボットを開発するプロジェクトです。毎年中之島中央公会堂周辺で開かれる「中之島ロボットチャレンジ」での完走を目指します。
活動日誌
開催行事
- 【ヒト型ロボットコンテスト】
レスキューロボットコンテストの新しい可能性を探るために、ヒト型ロボットに特化した競技を2009年から開催しています。 - 【知能ロボコン関西地区大会】
知能ロボットコンテストに参加する関西地域の大学の学生との技術交流会及び地区大会を開催しています。 - 【マイクロマウス試走会】
マイクロマウス競技に取り組む人の目標は交流の場として春から秋にかけて開催しています。
活動場所
寝屋川キャンパス
〒572-8530 大阪府寝屋川市初町18-8
実験センター5階 Y-502号室
活動日
- 平日:授業後〜21:00位まで
- 定例ミーティング:毎週金曜日
プロジェクト
- レスキューロボットコンテスト
- 知能ロボコン
- EV
- マイクロマウス
四條畷キャンパス
〒575-0063 大阪府四條畷市清滝1130-70
2号館3階 2-301号室
活動日
- 平日:授業後〜21:00位まで
- 定例ミーティング:隔週火曜日
プロジェクト
- ヒト型ロボット