自由工房は、大阪電気通信大学がバックアップする学生の「モノづくり」の課外活動の場です。学年や学科に関わらず、誰でも参加できます。寝屋川と四條畷の2つのキャンパスにそれぞれ活動拠点(工房)があり、現在はロボットコンテスト参加プロジェクトや電気自動車製作などの活動を行っています。
工房には、モノづくりのための設計や製作ができる設備が整っており、専従の技術スタッフからいつでもアドバイスを受けることができます。
アルミ板や樹脂を加工し小型のヒト型ロボットを製作。遠隔操縦できるように、モーションプロセッサーでプログラムを作り込みます。そのロボットで、各地の格闘技会などヒト型ロボットの大会に出場し、近年は上位入賞するロボットも出てきています。
「レスキューロボットコンテスト(レスコン)」は、震災時の救助活動をテーマとしたロボットコンテストです。1/6スケールの被災地の模型の中から遠隔操縦のロボットで人間に見立てた人形を救助します。2006年から毎年参加し、各種部門で入賞するなど好成績を修めています。
「知能ロボットコンテスト」は、1999年にスタートした歴史あるロボット競技会です。自立型ロボットがフィールド上のボールや缶を見つけてゴールに運びます。サービス型ロボットの自立型競技というのは、難易度が高く、挑戦のしがいがあります。大阪電気通信大学自由工房では、2012年より出場しています。
「マイコンカーラリー(MCR)」 とは、マイコン(CPU)ボードを搭載し自律走行する自作マシンで規定のコースを完走するタイムを競う競技です。マシンを1人1台製作し、全国大会出場を目指します。
電気自動車を作って、各地で行われるエコを争うレースに出場することを目指し、2016年に発足しました。過去鈴鹿の大会に出場しています。よいドライバーがいないのが悩みの種です。
マイクロマウス競技は、日本では1980年より毎年開催されている世界でも最も歴史あるロボット競技会です。自律したロボットが迷路中を走りゴールを探索し、ゴールまでの最短時間を競う競技です。2016年にプロジェクトが発足し、1人1台のロボットで全国大会出場を目指します。
寝屋川キャンパス
〒572-8530 大阪府寝屋川市初町18-8
実験センター5階 Y-502号室
四條畷キャンパス
〒575-0063 大阪府四條畷市清滝1130-70
2号館3階 2-301号室
自由工房では、ロボット競技に取り組む人の目標や交流の場として、春から秋にかけて「マイコンカーラリー試走会」や「マイクロマウス試走会」を実施しています。
「ヒト型レスキューロボットコンテスト」は、レスキューロボットコンテストの新しい可能性を探るために、ヒト型ロボットに特化した競技を2009年から始めました。
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