基礎科学研究紹介教員紹介


奥村 研究室

  • 琵琶湖上の気象観測とデータのテレメータシステム
  • 超音波ドップラー流速計による鉛直流の観測
  • 表水槽のクロロフィルと低層の酸素濃度の連続観測

木村 研究室
  • 低次元場の量子論
  • 可解模型と無限次元解析
  • 超対称性模型の量子変形

原田 研究室
  • ストレンジネス多体系の構造研究
  • 少数体系の物理学
  • 多重チャンネル散乱と核反応論

福田 研究室


究極の物質像から宇宙まで。自然界を統一的に理解する基本法則は何か、宇宙の元素はどうやって出来たのか、星全体が巨大な原子核と見なせるような超高密度星の内部はどうなっているか等、自然界の不思議に挑戦。
  • ハイペロン(超核子)など奇妙さ(strangeness)を含む原子核の研究。特に、通常の水素より6-7倍重い(6重あるいは7重)水素同位体の合成を目指す
  • 超新星爆発時や宇宙初期での核反応を調べ、元素生成の謎に迫る
  • 超高速(相対論的)重イオンを用いてハイペロンを含む原子核を生成、相対論的効果で寿命が長くなる事を利用して、磁気能率の測定を試みる
  • これら研究に必要な放射線検出器の開発


溝井 研究室


通常の原子核は、陽子と中性子の数の比がある一定な値になることで安定な状態を保っています。この陽子と中性子の数の比を実験的に変化させ、その安定性を崩すことで、通常の原子核には見られない、さまざまな興味深い現象を観測できることができます。
  • 不安定核ビームの生成
  • 不安定核の核構造と核反応機構の研究
  • 放射線検出器とデータ収集システムの開発

元場 研究室

  • ハイパー原子核の生成反応論
  • ハイペロン核子相互作用とストレンジネス多体系
  • 弱相互作用によるハイパー核崩壊


尾花 研究室

  • 磁気圏対流の消長に伴うプラズマ圏ダイナミクスの解明
  • 1/4波長モード磁力線共鳴振動の解析研究
  • ULF波を用いた内部磁気圏環境の診断手法の開発