アクチュエータ・電磁応用研究室(AML)

研究内容

次世代アクチュエータの研究

 アクチュエータは電気機械の重要なキー技術です。本研究室では高分子を用いたアクチュエータや温度で動作するアクチュエータなど、色々な原理やアイデアを取り入れたアクチュエータの研究開発を進めています。

電磁応用研究

 例えば、磁場を使って離れた物体を浮上させたり自由に推進させる技術、電場を利用したワイヤレス電力伝送の応用技術など、創造力とパワーをもって果敢に挑戦していきます。

ブレインマシンインターフェース

 ヒトの脳波信号には、様々な重要な情報が含まれています。しかし、複雑かつ微弱な信号であり、ノイズによる影響も大きいです。このような複雑な脳波信号から、重要な情報を解読してアクチュエータ等の機器を制御する技術に取り組んでいます。

アクチュエータの自己診断技術の研究

 私たちは普段の健康を維持するため、定期健診だけでなく体調が悪いと感じたら病院に行きます。アクチュエータも故障で突然停止してしまう前に、何らかの異常な予兆を自ら察知できることが望まれます。些細な信号の変化から異常の予兆を検知する技術開発に取り組んでします。

マルチフィジックスシミュレーション技術の研究

 シミュレーションはアクチュエータを設計する上で重要なツールです。しかし、実際の運動を正確に予測するには様々な物理現象を考慮する必要があります。本研究室では、アクチュエータの設計高度化に向け、マルチフィジックスを考慮した数値解析技術の研究に取り組んでします。

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水面攪拌のシミュレーション