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2年次

たとえば、計算機を用いて多量のデータに関する検索を実行するのに何通りもの方法が考えられるが、方法によって処理時間が大きく異なることがある。このような問題を解くための手順をアルゴリズムと呼ぶが、本科目では効率の良いアルゴリズムを設計し解析するための方法論の基礎を学ぶ。
・アルゴリズムとC言語(ポインタ、構造体、再帰) ・データ構造の基礎1(配列、連結リスト) ・1次元探索問題(逐次探索法、番兵法、2分探索法) ・データ構造の基礎2(スタック、キュー) ・2分木とそのデータ構造(2分木のなぞり) ・ソーティング(バブルソート、クイックソート、マージソートなど)
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情報とは何か,情報量とは何かを中心にシャノンの情報理論の基礎をなす概念を平易に解説する。人間がいるところには情報があり,情報があるところには人間がいる。情報は人間の存在と不可分の関係にあり,これを科学的にとりあつかっていくためのひとつの方法論として情報理論をとらえていく。情報理論は,全国の大学の電気・電子・惰報系学科においてほぼ共通のメニューとして採用されているため,国家公務員試験をはじめ各種の資格試験における主要な出題科目になっている。本講義では、シャノン流の情報理論としてできるかぎり偏りのない標準的な内容を心がけ,受講生諸君が将来何らかの受験に直面した場合でも,十分に対応できる求解力を養うことも主要な目標である。具体的には、以下の順に講義を行う。
1.情報工学とはなにか,そこでの情報理論の役割を考える 2.情報とは何か,その本質にせまる 3.事象・記号・確率 4.情報の定量化一情報量を定義する 5.情報量の意味を考える 6.情報の発生のメカニズムを考える量 7.情報源モデルー完全事象系タイフのモデル 8.情報源モデルーマルコフ系タイプのモデル 9.エントロピーを定義する 10.システムとエントロピー 11.エントロピーの最大原理 12.エントロピー概念の拡張一平均楯互情報
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シャノン流の情報理論における中心テーマとして、情報の伝達という間題に焦点をあてて平易に解説する。人から人へ,システムからシステムヘ,コンピュータからコンピュータヘと情報が伝達される。こうした情報の伝達にかかわる諸問題をチャンネル(通信路)という簡潔なモデルによって理解する方法をわかりやすく講述する。すなわち,基本となる抽象的な概念を数式によって簡潔に記述する方法について,例題を多用しながら具体的なイメージをもてるようにして解説する。具体的には以下の順に講義する。
1.すべては情報の伝達である 2.伝達される惰報のいろいろな形態一アナログとディジタル 3.惰報伝達モデルーチャンネル(通信路) 4.情報をどれだけ伝達できるか,通信容量を定義する 5.情報の能率と冗長度 6.チャンネルと符号化 7.シャノンの定理を考える 8.能率の高い符号化法一シャノン・ブァノの符号化法 9.誤りに強い符号一線形符号 10.アナログ信号のエントロピーを定義する 11.不確定性原理を考える 12.標本化定理と信号空間
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計算機が誕生して50年が経過しようとしている。世界中に数億個存在するといわれているコンピュータの大部分(99.99999...999%)は1個のCPUからなるノイマン型計算機である。コンピュータアーキテクチャIでは、ノイマン型計算機アーキテクチャに焦点を絞り次の項目について講述する。
1.コンピュータアーキテクチャとは2.VLSIとコンピュータ(アーキテクトから見た計算機のハードウエア並びにソフトウエア)3.計算機言語とその処理系4,5.計算機の性能評価(CPU時間と実行時間,MIPSとMFLOPS,アムダールの法則)6.計算機の命令(機械語、アセンブリ言語)7.計算機の算術演算装置(加算機,乗算機,除算機,浮動小数点演算など)8,9.CPUとメモリアーキテクチャ10.パイプライン11.仮想記憶とキャッシュ12.I/O装置13.まとめ14.テスト
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情報処理,とくにパターン情報(画像や図形など)の解析や生成に直結する数学的手法の基礎と応用に重点をおいて講述する。情報処理にあたってはそれぞれの間題のタイプに適する数学的手法が用いられる。パターン情報は,マルチメディア技術など近年とみにクローズアップされてきた新しい情報工学的技術の潮流のなかでとりわけ重要な位置をしめつつある。本講義では、目標をパターン情報の解析とコンピュータグラフィックスに直結した数学的手法にはっきり限定し、将来こうした分野のスペシャリストとして活躍するために不可欠と考えられる数学的知識の習得をめざしている。本講義では,内容の理解を支援するため,コンピュータによる実演を含めたビジュアルなマルチメディア教授法を適宜導入するとともに,「自分で考える」ための“10分間演習”も随時実施する。講義は以下のテーマ順に行う。
1.パターン情報を数学的に表現する。 2.パターン密度と関数 3.複素数 4.線形空間 5.内積・ノルム・距離 6.正規直交系 7.線形写像と変換 8.パターン情報を解析する 9.フーリエ級数 10.複素フーリエ級数 11.フーリエ変換 12.次元フーリエ変換
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惰報処理。とくにパターン情報(画像や図形など)の解析や生成に直結する数学的手法の基礎と応用に重点をおいて講述する。情報処理にあたってはそれぞれの間題のタイプに適する数学的手法が用いられる。パターン惰報は,マルチメディア技術など近年とみにクローズアップされてきた新しい情報工学的技術の潮流のなかでとりわけ重要な位置をしめつつある。本講義では,目標をパターン情報の解析とコンピュータグラフィックスに直結した数学的手法にはっきり限定し、将来こうした分野のスペシャリストとして活躍するために不可欠と考えられる数学的知識の習得をめざしている。本講義では、内容の理解を支援するため,コンピュータによる実演を含めたビジュアルなマルチメディア教授法を適宜導入するとともに,「自分で考える」ための“10分間演習”も随時実施する。講義は以下のテーマ順に行う。
1.パターン情報をつくり出す 2.座標幾何学入門 3.1次変換 4.アフィン変換 5.座標系の変換 6.パターンの変形 7.直線・平面・曲面の式 8.多項式系によるパターンの記述 9.スプライン関数 10.ペジェ関数・Bスプライン関数 11.パラメータ形式による菌線・曲面の記述 12.フラクタル図形を生成する
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情報工学科では、プログラミング言語として、C言語を最も重要な言語と位置づけ、1・2年次でほぼ完全にマスターさせることを目的としてカリキュラムを編成している。1年次では基礎的なCプログラミングの講義および演習をすでに終えており、本講義では本格的な情報システムの設計にはなくてはならないさらに高度なプログラミングテクニックを要するC言語の概念と方法論の習得を目的とする。
内容:配列、制御文、関数の復習、ポインタ、ファイルからの入出力、構造体、演算子のすべて、型変換、記憶クラスと分割コンパイル、メモリ管理。
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科学、技術の分野における情報交換は、国境、大陸間を越え、ますます盛んになっているので、エンジニアや科学者は専門的な文章を英語で読み書きする能力が必要となってきている。 当コースの実際的な目的は 英語で書かれた科学、技術関係資料を理解する能力を高めることである。
内容:英語で書かれた技術、科学の論文における専門用語およびイディオムの学習を 簡単で短いテキストを講読することにより行なう。
下記の範囲からテキストを選択する:コンピュータ・ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、マニュアル、コンピュータ・グラフィックス、技術ハンドブック、制御工学、パターン認識、システム理論、数学。
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「目的」代表的なプログラミング言語について基本的な概念を中心に理解を深めます。またよりよいプログラムを作成するのに必要な考え方を学び、実用的でかつ大規模なプログラムを作成するために必須といえる知識を身につけます。
「内容」この講義ではまず、様々なプログラミング言語を概観し、その後構造化プログラミングやオブジェクト指向プログラミングなどの重要な概念について順次説明します。また分かりやすいプログラムを作成する上で重要視されている、プログラム書法についても概説します。この講義で扱う主な項目は、プログラミング言語の概要、手続き型言語、関数型言語、オブジェクト指向型言語、その他のプログラミング言語、プログラミング書法などです。
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「Cプログラミング」の講義で紹介された内容を問題集に基づき練習してもらう。数多くのレポートの作成とそれらのレポートの厳しい評価は本演習の柱である。
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電気回路は、電気的な現象を生じる「要素」の「接続」として物理系をとらえたものをいう。我々人間は電気回路を用いることで、そこに生じるエネルギーや情報を操作し、生活に役立てている。また電気回路の方法論はあらゆる工学の分野において基礎となっている。本講義では電気回路の基本である直流回路の扱い方と解析法を学ぶ。
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電子回路はトランジスタのように外部からエネルギーを受け取る素子を含む電気回路を指し、回路を伝わる電気的な「信号」に及ぼす作用によりさまざまな「機能」を実現するために用いられる。本講義では「基礎電子回路I」に続き、トランジスタや演算増幅器などの回路素子を用いて、演算や信号処理などの「機能」を実現する回路の設計法を学ぶ。
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プログラミング技術の習得を目指し、2,3人のグループでソフトウェア開発を行う。課題を自ら決め、仕様書を作成し、1つの完成作品に仕上げる。ゲームでも可。グループで開発を行う場合に特有の難しさも体験してもらう。
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ITの高度化に伴い、新しい情報システムが出現する。このような時代の流れに対応するためには、ソフトウエアとハードウエアの知識をバランスよく修得することが必要である。この知識を電子回路の実験を行なうことにより修得してもらう。
内容:基礎論理演算子およびディジタルICによる各種の論理回路の構成。論理回路をアナロク電子部品により作成する。デコーダ回路の設計とテスト。全加算器の作成とテスト。
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