2024年4月開設予定 建築・デザイン学部 建築・デザイン学科 建築専攻/空間デザイン専攻(仮称・設置構想中)

ARCHITECTURE&DESIGN 2024.4 START

記載の内容は、構想中のものであり、
変更される可能性があります。

クリエイティビティ×テクノロジー 未来に、キミのこたえを。

社会には、見過ごすことのできない
問題や課題が山積みだ。
でもそのなかの多くは、
クリエイティビティとテクノロジーの力で解決できる。
自由な発想力や表現力とともに
先進のデジタル技術を身につけ、
建築や空間デザインを通して
未来を築いていける
クリエイターをめざそう。

CASE STUDY

テクノロジーが社会課題を解決する

CASE 01

インターネット上に
構成される
3次元世界メタバース

3次元世界メタバース

「メタバース」とはインターネット上に構築された3D仮想空間。アバターと呼ばれる自分の分身でこの空間を自由に動き回り、ゲームやショッピング等が楽しめます。このメタバースを今後さらに発展させていくうえで不可欠なのが空間デザインの力。実在する建物や街並みの再現だけでなく、現実世界の物理的制約から解放されたバーチャル建築物やユニークなショッピングモール、未来的な都市空間などを創造し、ワクワクするような新しい体験や価値をユーザーに提供できる、新時代の空間デザイナーが求められています。

CASE 02

ドローン、パワードスーツ、VR…
ICTで変わる建設の仕事

ドローン

かつて人の手で行われていた道路や河川の測量は、ドローンを使った空撮により大幅に効率化。さらに事故のリスクのない仮想空間で高所作業のスキルを高めるといったVRによる安全教育訓練や、体に装着して作業時の肉体の負担を軽くするパワーアシストスーツなど、先進のICT技術が建設現場での仕事をより「安全」で「効率的」なものに変えようとしています。これらの技術を積極的に活用できる知識を備えたエンジニアこそが、現場での人手不足や高齢化といった業界の課題の解決をリードする存在となるでしょう。

CASE 03

SDGsに取り組む
世界の建築デザイン

建築デザイン

世界各国で目標達成に向けた取り組みが進むSDGs。建築の分野でも、斬新な発想や先進的な技術によるさまざまな事例が見られます。例えばロンドンでは、年間8トン以上のCO2を吸収して3~5℃の周辺気温の低下が見込まれる、約3,700平米のグリーンウォールを備えたホテルの建設計画が進行中。またデンマークでは、廃棄物を生み出さない資源循環システムや多様な生物が存在する屋上庭園、ソーラーパネルなどを備え、SDGs17の目標すべての達成をめざすエコ・ビレッジをつくるプロジェクトが進められています。
※持続可能な開発目標

CASE 04

3Dプリンタで
今までにないものを
つくる

3Dプリンタ

3Dプリンタとは、3DCADの設計データをもとに3次元の造形物をプリントできる機械のこと。その技術は年々進化し、現在では建築用3Dプリンタも開発され、今までにないものが生み出されています。その例として、「3Dプリンタ住宅」が発展途上国の貧困層の住宅支援を行うプロジェクトや被災者の仮設住宅などの災害復興支援に活用されています。

CASE 05

さまざまな都市を
デジタルで
再現するデジタルツイン

デジタルツイン

デジタルツインとは、現実世界にあるさまざまな要素を計測し、コンピュータ上にその機能や挙動まで高精度に再現した物理モデルです。建築業界では、建設現場をそのまま仮想空間に再現し、日照や風向きの変化などのシミュレーションや工事の進捗確認に活用。さらに都市空間をまるごとデジタルツイン化し、防災・防犯や道路計画など施策の検証に役立てている自治体も。国土交通省ではこの技術によって整備した全国の3D都市モデルデータを公開し、政策への反映や新サービスの創出に繋げるプロジェクト「PLATEAU(プラトー)」を推進中です。

FEATURE

文系・理系の枠を超えて
建築・デザインが学べる

「建築=理系」と考え、「文系の自分には無理」などと決めつけないでください。
文系出身でも建築士や空間デザイナーとして活躍している人は数多くいます。
これをふまえ、大阪電気通信大学の建築・デザイン学部では、文系科目による入試を実施予定。
また、建築士の資格試験に必要な数学と物理の知識を、
授業で基礎からしっかり習得できるカリキュラムを用意。
文理を問わず、安心して学べる環境を整えています。

[ 文系出身でも安心 ]
大阪電気通信大学ならではの
充実したサポート体制

スタディラボ

スタディラボ

建築士試験に必要な数学や物理学の学習について不安を感じている学生のための学習支援。常駐している教員に授業でわからなかったところなどの個別指導も受けられます。

グループ担任制

グループ担任制

学生10名程度のグループにそれぞれ担当教員がつく「グループ担任制」を導入。入学から研究室配属までの間、学生生活全般におけるきめ細かなサポートを行います。

スタディラボ

社会人基準の
指導アドバイス

実験の授業では、企業で活躍してきた熟練技術者が実験補助員を務めます。教科書では学べない実験のポイント等を、自らの経験をふまえて学生たちに伝えています。

news

文系科目による
入試も実施予定!

(詳細は後日公開します)

MAJOR

2つの専攻で、建築業界から
CGクリエイターまで広がる未来

建築士資格取得がめざせ、業界の急速なデジタル化への対応力が身につく「建築専攻」。
メタバースなどの仮想空間まで視野に入れた「空間デザイン専攻」。
どちらの専攻でも、大阪電気通信大学ならではのICT教育が強みとなり、
一般的な建築系の大学では考えられないほど、多彩な業界での活躍が狙えます。

建築専攻

ARCHITECTURE

先進のデジタル技術で業界をリードする
次代の一級・二級建築士をめざす

従来の建築の知識や製図・模型作りなどの技術に加え、大阪電気通信大学の強みであるICT教育により、先進のデジタル技術を駆使してこれからの建築業界をリードしていける人材の育成をめざします。3DCADを用いた製図技術はもちろん、建設関連企業で導入が進むBIMやデジタルツインなどの先進技術の知識や活用スキルを養成。また、所定の科目・単位を修得し、卒業することで、一級・二級建築士の受験資格を得ることができます。授業のなかで資格試験に必要な構造計算の知識や製図の技能がしっかりと身につくカリキュラムを用意するなど、万全のサポート体制を整え、合格をサポートします。

建築専攻

想定される進路

  • 建築家
    建築家
  • 建築設計事務所
    建築設計事務所
  • 総合建設会社(ゼネコン)
    総合建設会社
    (ゼネコン)
  • ハウスメーカー
    ハウスメーカー
  • 都市開発
    都市開発
  • まちづくりプランナー
    まちづくり
    プランナー
  • コミュニティデザイナー
    コミュニティ
    デザイナー

KEYWORDS

BIMとは、デジタル空間に建物を再現し、建築に関するあらゆる情報を集約できるプラットフォーム。BIMモデルがあれば、建物の設計、施工、完成像、さらにその後の維持管理に至るまでの情報を、すべての関係者で同時に共有できるようになり、生産性の向上に直結します。建築専攻ではこの先進技術を修得する実習科目を設置。BIMの操作を実際に体験しながら、基礎から使い方を身につけることができます。

BIM

#BIM

建築物の地震への対応には「耐震」「免震」「制震」の3種類があります。「耐震」とは、揺れに耐え、建物の倒壊を防ぐこと。「免震」とは、建物と地盤を切り離し、建物に揺れを伝えにくくすること。「制震」とは、建物の内部に設けた振動を吸収する装置で揺れのエネルギーを吸収して揺れを抑制すること。建築専攻では、このような建築士資格に必要な知識を基礎から丁寧に学べます。

耐震・免震・制震

#耐震・免震・制震

空間デザイン専攻

SPACE DESIGN

豊かな表現力とデジタル技術を駆使し
インテリアから仮想空間まで創造

都市・建築・インテリアなど、人間を取り巻くあらゆる空間のデザインを学びます。建築の知識や製図の技能を身につけるとともに、デッサンや3DCGなどの表現力とデジタル知識も養成。現実空間だけでなく、情報技術(VR、AR)によって構築された仮想空間までデザインできる、幅広い知識と技術を備えたクリエイターや技術者を育てます。住空間やオフィスのデザイン、店舗ディスプレイ、3D都市データを活用したまちづくり、メタバース内の建築物の設計、ゲームやアニメ作品の舞台となる非日常的空間のデザインなど、活躍の場は多彩。一級・二級建築士受験資格の取得も可能なカリキュラムを用意しています。

空間デザイン専攻

想定される進路

  • インテリアコーディネーター(デザイナー)
    インテリア
    コーディネーター
    (デザイナー)
  • 家具・住設備メーカー
    家具・住設備
    メーカー
  • 建築設計事務所
    建築設計事務所
  • ハウスメーカー
    ハウスメーカー
  • 都市デザイン
    都市デザイン
  • IT企業・ゲーム会社
    IT企業・
    ゲーム会社
  • CGクリエイター
    CGクリエイター

KEYWORDS

インテリアデザインとは、住宅・オフィス・店舗など、建物内の空間をデザインすること。依頼主が求めるイメージに基づいて、照明・壁紙・床材・家具などの構成により、室内全体の色調や明るさ、質感などを提案し、時には照明や家具を自分で一からデザインすることも。空間デザイン専攻では、家具デザインを含め、インテリアデザインを総合的に学習。インテリアデザイナーの資格取得もめざせます。

インテリアデザイン

#インテリアデザイン

広大な仮想世界を自由に動き回れるオープンワールドのゲームには、空間デザイナーの腕の見せ所がいっぱい。プレイヤーが内部を探索できる建物などでは細部までこだわったリアルな設計を施すのも面白いでしょうし、ゲームの世界観そのものを表現する街並みや風景をデザインするといった役割も。ゲームデザイナーとアイデアを出し合い、現実世界ではつくれない「夢の空間」を創造できます。

オープンワールド

#オープンワールド

CURRICULUM

4年間のカリキュラム

建築専攻

専門科目

1年次

建築学を学ぶための
基礎を固める

2年次

建築学の幅広さに触れ、
興味を広げる

3年次

建築学の高度な専門知識を
身につける

4年次

卒業研究やプロジェクトで
実践力を養う

建築設計
実習

建築・デザイン
設計基礎実習

建築・デザイン
総合演習

建築計画

建築史・都市史1

建築計画1

建築史・都市史2

建築計画2

建築史・都市史3

都市・街並み計画

住環境計画

環境デザイン論

建築史実習

建築環境・建築設備

建築環境工学1

建築環境工学2

建築設備1

建築設備2

建築環境工学実習

建築構造・材料

建築材料・構成概論

建築構造力学1

建築構造力学2

建築構造力学3

建築構造1

建築構造力学4

建築構造2

建築材料・構造実験

建築構造3

建築生産・法規

建築生産1

建築法規

建築生産2

建築経済

デジタルデザイン

コンピュータ製図実習

その他

建築・デザイン
プレゼミナール1

建築・デザイン
プレゼミナール2

建築・デザイン
プレゼミナール3

卒業研究

上記表は開講科目の一部です。

授業PICK UP

Building Information Modeling

Building Information Modeling

建設関連企業での導入が進む先進技術、BIM(Building Information Modeling)。3次元CADのデータに、材料や仕様などの情報を持たせたBIMで作られた建物データベースと連携することで、コストの算出、熱、音、光などのシミュレーションの解析が簡単になります。BIMの操作を実際に体験し、基礎的な使い方を修得します。

建築設計実習1・2・3

建築設計実習1・2・3

造形表現や製図の基礎を学んだあと、戸建住宅や集合住宅、ギャラリー、廃校リノベーションほか、少子高齢化時代に応じた設計課題などにも挑戦していきます。建築設計の実習を通して、建築の企画・設計に関する基礎知識や技術を修得しながら、分析力や創造力、デザイン力を養います。さらに、身につけたさまざまな能力をもとに、提案力やプレゼンテーション力も養成します。

空間デザイン専攻

専門科目

1年次

デザインを学ぶための
基礎を固める

2年次

デザインの幅広さに触れ、
興味を広げる

3年次

デザインの高度な
表現方法を身につける

4年次

卒業研究やプロジェクトで
実践力を養う

建築設計
実習

建築・デザイン
設計基礎実習

建築・デザイン
総合演習

空間
デザイン

空間デザイン概論

インテリアデザイン
概論

建築都市デザイン

ランドスケープ
デザイン

建築プロジェクト
デザイン

アート&
デザイン

基礎造形

デッサン実習

デザイン概論

デザイン基礎演習

空間芸術表現論

機能
デザイン

自然災害概論

空間環境デザイン1

構造デザイン総論

空間環境デザイン2

都市環境の設備1

都市環境の設備2

住環境設備実験

デジタルデザイン

デジタル空間の表現

コンピュテーショナルデザイン

サイバー空間創成

行動シミュレーション

データ指向デザイン

社会データ分析

建築空間DX

都市空間DX

空間シミュレーション

構造シミュレーション

データサイエンス

データサイエンス基礎

人工知能

その他

建築・デザイン
プレゼミナール1

建築・デザイン
プレゼミナール2

建築・デザイン
プレゼミナール3

卒業研究

上記表は開講科目の一部です。

授業PICK UP

インテリアデザイン実践

インテリアデザイン実践

インテリアデザインにおける基本的な考え方や知識を身につけます。家具や床、天井の構造や仕上げについて、建具や照明などの室内空間の在り方、さらにはユニバーサルデザイン、シックハウス問題についても学びます。さらにインテリアコーディネーターの2次試験対策を視野に入れた作品制作やプレゼンテーションの実習も行います。

空間表現の情報技術

空間表現の情報技術

空間や物体を3Dモデリングした建築・都市モデルの作成、公開、活用の技術要素を学び、情報工学的な基礎的知識を養います。レーザーレンジスキャナによる点群データや写真画像からの3Dデータの取り扱いに関する技術的基礎を学び、拡張現実感や仮想空間の構成に応用する手段を実習によって経験します。

資格

  • 一級建築士[国家試験/受験資格]※1※2
    建築専攻
    卒業に必要な単位といくつかの選択授業の単位修得により受験資格が得られます。
    空間デザイン専攻
    建築専攻の必修科目および建築士受験に必要な科目の単位修得により受験資格が得られます。
  • 二級建築士[国家試験/受験資格]
  • 木造建築士[国家試験/受験資格]
  • インテリアコーディネーター
  • インテリアプランナー
  • 建築施工管理技士1級・2級[国家試験]※1
  • 土木施工管理技士1級・2級[国家試験]※1
  • 造園施工管理技士1級・2級[国家試験]※1
  1. 免許登録には卒業後実務経験が必要
  2. 本学大学院進学の上、必要な単位を修得した場合、実務経験2年に代えることも可能

主な進路実績

  • 株式会社竹中工務店
  • 大末建設株式会社
  • 大林ファシリティーズ株式会社
  • 株式会社ジェイアール西日本ビルト
  • 住友林業ホームエンジニアリング株式会社
  • 株式会社一条工務店
  • 三機工業株式会社
  • 株式会社きんでん
  • トヨタホーム近畿株式会社
  • パナソニック建設エンジニアリング株式会社
  • パナソニック アーキスケルトンデザイン株式会社
  • 大阪電気通信大学大学院工学研究科工学専攻建築学コース
  • など
  1. 工学部/建築学科2022年3月卒業生実績

企業からの評価が高い
大阪電気通信大学

news

大阪BIMハブステーションの
構築により
建築業界のDX化を
リードする人材を育成

本学は文部科学省の令和3年度「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」選定を受け、DX教育のための先進的カリキュラムと教育設備による「大阪BIMハブステーション」を構築し、建築の各工程でBIMを活用できる高度専門人材の育成を産業界と連携して推進。これにより、BIMと連携してコスト計算ができるソフトウェアHEΛIOΣ(ヘリオス)アカデミック版を導入しました。建築業界では広く導入されているHEΛIOΣですが、国内の教育現場での導入事例はごくわずか。新しい建築・デザイン学部では他の多くの大学・専門学校に先駆け、このHEΛIOΣを活用した実務演習を展開します。

DX教育のための先進的カリキュラムと教育設備

FACILITIES

建築学を学ぶ先進の環境

2022年3月に竣工したOECUイノベーションスクエアをはじめ
先進の環境で建築学を学ぶ

寝屋川キャンパス OECUイノベーションスクエア

寝屋川キャンパス
OECUイノベーションスクエア

寝屋川キャンパス中央に新設された、地上3階の「OECUイノベーションスクエア」では、研究室の仕切りをなくしたフルオープンな学びのスペースを提供。学部・学科の垣根を超えた交流ができ、建築にイノベーションをもたらす場です。

多目的製図室(アトリエ)

多目的製図室(アトリエ)

図面や模型などを用いた本格的な実習や、学生・教員の密接なコミュニケーションの場として利用されています。さらに、学年を超えた継続的な交流も深め、社会性の醸成、主体性を育む場でもあります。

構造実験棟

構造実験棟

構造実験棟は、建築・デザイン学部の実学教育の拠点。構造実験室と木工室があり、専門性の高い機械や設備を備えています。教科書で学んだ内容を自らの手で確かめ、理解を深めることができます。

コンピュータ演習室

コンピュータ演習室

工学系からクリエイティブ系まで、多彩なソフトウェアを利用することができ、多くの学生が教育・研究活動に役立てています。授業以外にも自由に使え、学生の学ぶ意欲に応えています。

先端マルチメディア合同研究所(JIAMS)

先端マルチメディア合同研究所
(JIAMS)

四條畷キャンパスにある先端マルチメディア合同研究所(JIAMS)は産学連携の中心的施設。モーションキャプチャースタジオ、CGスタジオ、映像・音像スタジオなど、プロ仕様の設備がそろっています。

MEDIA

メディア掲載

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