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最新情報

熊岡学生によるポスター発表
— 苦労しながら頑張って英語で説明しました —
 水野研究室の修士1年生(M1)熊岡幸暉君が2024年11月9日〜13日に長崎県で開催されたICRERA 2024でポスター発表をしました。ポスター発表の会場には非常に多くの聴講者が集まり,非常に熱心に議論されていました。写真は熊岡君が「Estimated Energy Balance for Shuttle Service of Nursing Care Affiliated Hospitals using Electric Vehicles」に関するポスターを発表している様子です。国内をはじめ,海外からも多くの参加者が集っていることもあり,苦労しながら,研究成果を英語でなんとか説明しておりました。この国際会議には,同世代の大学院生もいたようで,お互いに情報共有しながら,非常に有意義な時間を過ごしたようです。来年も是非,この国際会議に出席し,新しい研究成果を発表して欲しいと思います。
KONAMIホール玄関
— クリスマスイルミネーション —
 四條畷キャンパスにあるコナミホールのエントランスは,クリスマスに向けて準備万端です。暗くなったキャンパスをサンタクロースやトナカイ,クリスマスツリーのイルミネーションが,明るく照らしています。思わずガラス越しに写真をパチリ!
 さて,この中にサンタクロースは何人いるでしょうか?
人工呼吸器の見学
— 人工呼吸器の説明とVR体験 —
 大阪信愛学院高等学校の1年生(看護医療コースメイン)が大阪電気通信大学の施設見学として,臨床工学実習室を訪れました。今回の見学では,TAによる人工呼吸器の説明と大学院生が開発中の「VRを活用した聴診学修システム」の体験を行いました。まずヒトの肺についての説明があり,人工呼吸器の基本的な機能や使用される医療現場についての説明を受けました。その後,VRを活用した聴診学修システムの体験をしました。生徒たちは,人工呼吸器が患者の呼吸を補助する仕組みに驚きながら,医療現場での実際の使用方法を学び,医療機器の重要性を実感している様子でした。
実習風景
— 触れてみたかった生体機能代行装置の実習 —
 後期の授業が始まりました。本日,3年生に対して生体機能代行装置の実習を実施しました。この実習では,人工心肺装置や人工呼吸器,人工透析のほか,さまざまな病院で使用されている医療機器について学びます。写真は吉田教員による人工透析装置の説明です。触ってみたかった医療機器を用いた実習が始まったので,学生たちも楽しそうです。来年には病院での臨床実習があるので,しっかり理解してくださいね。
— e-Sports競技者を健康面からサポートします —
 2025年4月に開設する健康情報学部の取り組みの1つとして,eスポ―ツ競技者を健康面からサポートします。特に,医療工学専攻では,ドライビングシミュレータ中の競技者のまばたき(瞬目)の回数や筋肉の筋電計測を行い,e-Sports競技者の疲労緩和やゲーム環境改善などに貢献します。eスポーツに医療・健康を融合した新たな研究分野を創出します。
手術室の見学
— 人工心肺装置の説明と操作の体験 —
 奈良育英高等学校の1年生(理系クラス)が大阪電気通信大学の施設見学として,手術室(臨床工学実習室)の見学に来ました。今回の見学では,小出教員による人工透析装置の説明から始まり,2グループに分かれて,TAによる人工心肺装置の説明(写真)と体験,および人工呼吸器の説明とVRの実習を体験しました。生徒さん達は,静かに興味深く話を聞き,そのあと数名が実際に医療機器操作の体験をしておりました。医療工学専攻には毎年,奈良育英高等学校出身の学生がご入学されています。是非,この見学会を活かしていただき,2年後の大学進学の際は,ご検討いただきたいと思います。
— 優秀ポスター賞受賞おめでとうございます! —
 水野研究室の熊岡幸暉君が2024年電気学会 電子・情報・システム部門大会にて優秀ポスター賞を受賞しました。この賞は,同学会でポスター発表された優秀な著者に対して授与されます。熊岡学生の発表テーマは「クリニックの省エネを目的とした最適な設備設計モデルの提案と検証」です。一般的な省エネ対策として太陽光発電システムを導入し,最も使用電力の多い時間帯の電力使用量を削減するピークカットの手法が取られています。本研究では,使用電力が大きい病院に着目し,最適な容量を見積もるための設備設計モデルを提案することでピークカットによる契約電力の削減効果を検証しています。電力需要が高まっている中,今後の研究成果がますます期待されます。熊岡君,受賞おめでとうございます。
学科教員による医療工学専攻説明会
— 新しく始まる医療工学専攻に興味津々 —
 本年度のオープンキャンパスも終盤となってきました。多くの高校生に参加していただき,ありがとうございます。医療工学専攻からは臨床工学や医療機器,健康情報に関わる10テーマ程度のブースを提供し,臨床工学技士や医療機器,健康情報に関わる体験してもらいました。教員や現役の学生から説明を受けながら,高校生やご父兄の方々は非常に興味を持っていろいろなことにチャレンジしていました。本年度のオープンキャンパスは次回9月8日(日)で最後となります。お見逃しなく,ご参加をお願いいたします。
— 大学CM撮影に医療科学科の学生が参加しました! —
 皆様,大阪電気通信大学の新しいTVCM「デジタルスキルで人生を切り拓け。」をご覧になられたでしょうか?
 このCM撮影に,医療科学科の学生が参加しました。今回の撮影では医療の現場をリアルに再現するため,学生たちが最新医療機器の操作やVRを実演しました.日々の学びを活かしながら,真剣かつ和やかな雰囲気の中で撮影が進みました。TVCMでは医療の未来を担う臨床工学技士を目指す学生たちの姿を映し出し,彼らの情熱や夢に向かう姿勢を多くの方々に伝える内容となっています。
臨床工学技士会シープリン
— わくわく科学体験! —
 テクノフェア in ねやがわ 2024が大阪電気通信大学の寝屋川キャンパスで開催されました。今年も医療科学科から水野教員と小出教員が出席し,大学院生と学部4年生の協力のもと,「病院のお仕事をしよう!!」というイベントを提供しました。今年度は大阪府臨床工学技士会の方々にも出席していただきAEDの使い方や心肺蘇生法のやり方を教えてもらいました。来年も医療科学科から新たなイベントを提供する予定です。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。写真は臨床工学技士会の公式キャラクターであるシープリン(中の人:松浦学生)と小出教員とのツーショット写真です。
茨木工科高校見学会
— 臨床工学室の見学 —
 大阪府立茨木工科高校 大学進学専科の1年生が大阪電気通信大学 四條畷キャンパスの見学のために来学しました。40分という非常に短い時間ではありましたが,医療現場で使われる医療機器の見学や体験を実施しました。医療工学専攻の特徴の1つとして,これらの内容を体系的に学べると説明すると,非常に興味を持っておりました。また,高校生には,医療科学科の日坂研究室および大学発ベンチャー企業の株式会社セリウムで開発してきた臨床工学技士国家試験対策アプリLinCoや第2種ME技術実力検定試験対策アプリMeTwoも体験してもらいました(写真)。出題されている問題が難しく,ほとんどの問題は解けないようでしたが,たまたま知っている,もしくは,計算して解いた問題が正解したときは非常に嬉しそうでした。2年後の大学進学では,是非,進学先の候補の1つとして検討して欲しいと願っています。
和束中学校見学会
— 臨床工学室の体験実習 —
 相楽東部広域連合立和束中学校の2年生が体験実習として,医療科学科の臨床工学室に来られました。臨床工学室では,手術室の見学と体験,内視鏡やVRの体験,人工透析の見学と血圧測定の体験をしました。写真は電気メスの体験にて,橘教員から説明を受けている様子です。中学生にとって,臨床工学室での実習は非常に魅力的な体験だったようで,和気藹々とした中でとても楽しい実習を体験しておりました。また,中学校の引率の先生方も中学生に混じって一緒に楽しそうに体験実習をされていました。中学2年生の生徒さんが大学進学を考えるのはまだまだ先のことになりますが,是非,本学での体験実習を心に留めていただき,将来の進路を検討するときに思い出して頂きたいと思います。
— 卒業研究の採用,おめでとうございます! —
 小出研究室所属の藤原千紗子学生の卒業研究が「クリニカルエンジニアリンング」誌7月号の養成施設卒業論文コンペ2024に採用されることが決定しました。タイトルは「酸素ガス流量不足による事故を防止するための対策~酸素ボンベ使用可能時間自動表示装置の作成~」です。本研究は臨床現場での実践的な課題を解決するために,酸素療法の分野に焦点を当て,データ収集や分析を通じて新たな知見を得ることを目指しました。藤原学生から「今回の採用は研究に協力していただいた多くの方々のご支援と日頃からの指導教員の熱心なご指導のおかげです。この成果を糧に今後も臨床工学分野の発展に寄与できるよう努力してまいります。」とのコメントをいただきました。藤原さん,おめでとうございます。
— 奨励賞の受賞おめでとうございます! —
 第34回日本臨床工学会において,小出教員が指導する松浦美有さんの発表が奨励賞を受賞しました。今回の発表では「聴診学習システムの学習方法に関する検討」というテーマで,次世代の医療教育に向けた新たなアプローチを提案し,参加者の皆さまから高い評価をいただきました。松浦学生からは「今回の受賞は指導教員のサポート,そして研究に協力していただいた皆さまのおかげです。今回の成果を励みに,今後も臨床工学の分野でさらなる貢献ができるよう,研究活動に精進してまいります。」とコメントをいただきました。松浦さん,受賞おめでとうございます。また,小嶋君とのW受賞おめでとうございます。
— BPA受賞おめでとうございます! —
 橘研究室に所属する小嶋太貴君が第34回日本臨床工学会にてBest Presentation Award(BPA)奨励賞を受賞しました。この奨励賞は優れた研究発表を表彰するもので,質の高い研究によって臨床工学およびこれに関連した領域の発展に寄与したことを奨励し,優秀発表演題を顕彰するものです。小嶋学生は医療科学科から大阪電気通信大学大学院 医療福祉工学研究科に進学し,3年に渡る人工心肺装置関連の研究に打ち込んだ結果,見事に研究成果を出しました。小嶋君,受賞おめでとうございます。また,松浦さんとのW受賞おめでとうございます。
— 医療科学科から医療工学専攻へ —
 2025年度より,医療科学科は健康情報学科 医療工学専攻(仮称)として,医療・健康分野の教育・研究内容を充実・改善していきます。これまで通り,臨床工学技士を養成していくとともに,AI(人工知能)やDX(デジタル変革)を考慮しながら,時代に沿った医療福祉機器開発のエンジニアや健康情報機器のスペシャリストを養成していきます。今後の展開にご期待いただきたいと思います。
— 入学式が挙行されました —
 2024年度大阪電気通信大学の入学式が四條畷キャンパスのコナミホールにて実施されました。午前10時から始まった医療健康科学部の入学式では,塩田学長による告辞や大石理事長による祝辞が贈られました。本年度,医療科学科では95名の新入生を迎え入れました。コロナ禍も明けたので,多くの保護者にも参列いただき,久しぶりに賑わった入学式となりました。大学生となった新入生の皆様が,これから始まる新しい大学生活を通じて,多くの友人を作りながら,勉学に励んでいただくことを願っています。新入生の皆様,ご入学おめでとうございます。
— JKA補助事業の採択,おめでとうございます! —
 公益財団法人JKAの2024年度競輪とオートレースの補助事業機械振興補助事業研究補助 複数年研究)において,本学科の日坂教員が申請しておりました「正確かつ高速・非接触に測定可能なヒト深部体温計の開発補助事業」が採択されました。公的研究費である本研究費を活用して,2年間の期間で本事業を実施していきます。日坂教員は「コロナ禍の経験から,正確な体温を非接触かつ高速に測ることは重要なことだと思います。本補助事業で社会に貢献できるような研究および製品の開発を進めます。」とのことです。研究費の採択,おめでとうございます。