
大学院
医療福祉工学研究科
医療福祉工学専攻
医療機器、高度医療技術の
限界に挑む、医療・福祉・
工学のプロフェッショナルへ
医療機器に関する専門知識・高度医療技術を有し、医療情報の管理が行える、人間性豊かな人材がいまの時代には必要不可欠です。生命維持から日常生活の支援まで幅広い分野の知識を教授し、医療福祉工学のスペシャリストを育成します。
医療福祉工学研究科
学びのポイント
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POINT 1
世界的な視野を養う
学内外の教育プログラム -
POINT 2
医療技術者との連携による
刺激的な学び -
POINT 3
将来の現場に即して学べる
優れた研究環境
専攻紹介
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医療福祉工学専攻
生体医工学、医療工学、福祉工学、健康運動科学、リバビリテーション科学等、現場で活きる専門知識の学修を通して、医療・福祉系スペシャリストの育成につなげています。さらに、自身の研究成果を専門性が異なる複数の教員に発表する特別演習を実施。領域を超えて通用するプレゼンテーション能力も養うことができます。専門知識と発信力を身につけた修了生は、医療福祉のあらゆるニーズに応える技術者として、活躍が期待されます。
内定者インタビュー

通院していない患者さんも、
自宅で使用できる医療機器を。
病気の早期発見につなげ、
多くの人の健康に貢献したい
資格
臨床工学技士 / 医科医療事務検定3級 / 福祉用具専門相談員
シチズン・システムズ株式会社 内定
水口 龍太 さん
医療福祉工学研究科 医療福祉工学専攻 2年
大阪府 大阪電気通信大学高校 出身
医療機器を開発したいと思うようになったのは、心臓病を患っていた祖母の通院に付き添ったことがきっかけでした。人工心肺等の医療機器によって患者さんの健康状態が大きく変わっていくことを知り、自分も将来、人の命を救う機器をつくりたいと考えるようになりました。現在のわたしの研究テーマは、ネックバンド式ワイヤレスデバイスの開発。首に装着して1拍ごとの脈拍を正確に測り、データを無線でPCに送信する機器です。高血圧症による脳卒中が最も多く発生しているのは患者さんの自宅。家庭で血圧の計測が可能になれば、通院していない方も血管障害等を早期発見することができ、脳卒中の予防につながるのではないかと考えています。シチズン・システムズ入社後は、大学院での研究を通して学んだ血圧測定の領域に加え、血中の酸素飽和度の計測機能を両立させた、時計型の機器をつくることが目標です。多くの人が「自分で自分を守る」ことにつなげられる医療機器を、開発していきたいと考えています。
資格
臨床工学技士 / 医科医療事務検定3級 / 福祉用具専門相談員
大学院
高度な研究を通じて、
想像以上の学びと出会う
卒業後の進路は、就職だけではありません。大学院に進学し、博士前期課程、
さらに博士後期課程で学問の世界を、さらに追求するという道もあります。
大学院では、工学研究科、医療福祉工学研究科、総合情報学研究科の3つの研究科を設置し、
実践的な教育研究体制を構築しています。
「答えを導く力」だけでなく「問いを立てる力」も修得。
学内外の知見に数多く触れる学びの先に、想像を超えた世界が広がっています。
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Point.1
好きなだけ研究や
実験がしたい大学院は、大学の延長ではありません。実践的に専門分野や技術を追求する環境です。先生と学生という立場から、同じテーマに向き合う同志として研究を進めていくことができます。
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Point.2
専門性を活かせる
仕事がしたい大学院へ進んだ数多くの学生が、強みを活かせる場所で働いています。中には日本を代表する大企業で活躍する学生も。自分の好きを自信にして、チャンスをつかんでいます。
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Point.3
より刺激的に
学びたい国内外の学会で発表する機会があり、学外の先生や学生と交流するチャンスも豊富です。想像もしていなかったような刺激的な学びが、みなさんを待っています。
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Point.4
社会から求められる
人になりたい大学院で身につけられるのは専門知識だけではありません。主体的に研究を進めることで、問題解決力やプロジェクト推進力等、社会で活躍するために必要な力を養うこともできます。
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Point.5
キャリアを
高めたい企業の中には修士号を管理職の条件とする場合があります。また院卒の生涯年収は学部卒より高くなるというデータも。大学院への進学はよりよいキャリアを描くための近道になります。
安心して研究に打ち込めるサポート体制
研究に没頭して専門性を高めてもらいたい。そのために大学院でも幅広いサポートを行っています。たとえば、博士前期課程および後期課程学生への研究費の補助や、国内・国際会議へ参加するための交通費・滞在費を補助する制度を設けています。さらに学部学生が行う実験・演習等の教育補助業務に対して手当を支給するTA(ティーチングアシスタント)制度や奨学金制度も制定。学費負担を軽減するための環境を整えています。
- 研究費の補助
- 奨学金制度
- 交通費・滞在費の補助
- 学費負担の軽減
- TA制度