大学院
総合情報学研究科
総合情報学専攻
第一線で活躍するクリエイター・技術者とともに情報を使いこなす技術力を身につける
産学官連携の拠点である「先端マルチメディア合同研究所(JIAMS)」を軸に、実践的な研究活動を繰り広げています。あらゆる場面で情報をどう使いこなすかが問われる時代に必要な力を、さらに身につけていきます。
総合情報学研究科
学びのポイント
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POINT 1
JIAMSを中心に学内OJTという
ユニークな学びを実践 -
POINT 2
教員の多くが、実際に第一線で
活躍するクリエイター・技術者 -
POINT 3
作品を社会に発信
チカラを試す場所がある
コース紹介
- デジタルアート・
アニメーション学コース - 映像制作、アニメーション、作曲等、美術・芸術活動について、社会の第一線で活動中の専門家による指導を行っています。さらに、創作活動を行うための情報技術やプロジェクトマネジメント等を学修することで、芸術的・文化的創造の実務をリードする人材を育成します。
- デジタルゲーム学コース
- デジタルゲームの企画や構成をはじめとするゲームコンテンツの制作技術やソフトウェアの設計・開発等も学修できるコースです。講義やプレゼンテーション演習等を通して、企画力や技術力、創造力を養います。デジタルメディアの文化的・産業的側面も視野に入れながら社会に貢献できる人材の育成につなげていきます。
- コンピュータサイエンス
コース - 情報理論やアルゴリズムについて学ぶ情報科学。OSやネットワークに関する専門知識、制御等の実践的な知識を学べるコンピュータシステム。画像認識技術やバーチャルリアリティ等について学ぶメディアシステム。3分野の学びと共通演習により、コンピュータの可能性を広げていきます。
内定者インタビュー
組み込みエンジニアとして
チームに貢献し、
地域社会の安心・安全な
交通を支えたい
ダイハツ工業株式会社 内定
総合情報学研究科 総合情報学専攻
コンピュータサイエンスコース
大阪府 上宮高校 出身
コロナ禍で社会全体が揺れ動いていた時期、学部から研究してきた「組み込みシステム」の分野をより深め、自分の中に揺るぎないものを培いたいと考え、大学院への進学を決めました。もともと、プログラミングはひとりで黙々と行うものだと思い込んでいたのですが、この大学では学部時代からチームで演習や研究に取り組むことが多く、対話や意見交換の大切さを学びました。組み込みシステムの展示会「ET&IoT West」に参加し、ポスター発表を行ったことで、社会で活躍するエンジニアの方々から意見をいただき、この経験が、さまざまな角度から物事を考える視点を育んでくれました。大学院では、人とのかかわりがさらに広がり、後輩たちに向けて制御についての授業を行ったり、先生と一歩踏み込んだ意見を交わしながら研究を進めたりと、社会に出てからチームでプロジェクトを進めていくイメージを具体的に持つことができました。卒業後は、高齢化が進む地域社会で、車と切り離せない生活を送る方たちに安全安心を提供したいという思いから、ダイハツ工業へ。機器の中枢を担う制御システムの面から、安全な車づくりに尽力したいと考えています。
大学院
高度な研究を通じて、
想像以上の学びと出会う
卒業後の進路は、就職だけではありません。大学院に進学し、博士前期課程、
さらに博士後期課程で学問の世界を、さらに追求するという道もあります。
大学院では、工学研究科、医療福祉工学研究科、総合情報学研究科の3つの研究科を設置し、
実践的な教育研究体制を構築しています。
「答えを導く力」だけでなく「問いを立てる力」も修得。
学内外の知見に数多く触れる学びの先に、想像を超えた世界が広がっています。
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Point.1
好きなだけ研究や
実験がしたい大学院は、大学の延長ではありません。実践的に専門分野や技術を追求する環境です。先生と学生という立場から、同じテーマに向き合う同志として研究を進めていくことができます。
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Point.2
専門性を活かせる
仕事がしたい大学院へ進んだ数多くの学生が、強みを活かせる場所で働いています。中には日本を代表する大企業で活躍する学生も。自分の好きを自信にして、チャンスをつかんでいます。
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Point.3
より刺激的に
学びたい国内外の学会で発表する機会があり、学外の先生や学生と交流するチャンスも豊富です。想像もしていなかったような刺激的な学びが、みなさんを待っています。
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Point.4
社会から求められる
人になりたい大学院で身につけられるのは専門知識だけではありません。主体的に研究を進めることで、問題解決力やプロジェクト推進力等、社会で活躍するために必要な力を養うこともできます。
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Point.5
キャリアを
高めたい企業の中には修士号を管理職の条件とする場合があります。また院卒の生涯年収は学部卒より高くなるというデータも。大学院への進学はよりよいキャリアを描くための近道になります。
安心して研究に打ち込めるサポート体制
研究に没頭して専門性を高めてもらいたい。そのために大学院でも幅広いサポートを行っています。たとえば、博士前期課程および後期課程学生への研究費の補助や、国内・国際会議へ参加するための交通費・滞在費を補助する制度を設けています。さらに学部学生が行う実験・演習等の教育補助業務に対して手当を支給するTA(ティーチングアシスタント)制度や奨学金制度も制定。学費負担を軽減するための環境を整えています。
- 研究費の補助
- 奨学金制度
- 交通費・滞在費の補助
- 学費負担の軽減
- TA制度
工学研究科
工学の知識を応用し、
これからの地域社会をリードする
学部で見つけた工学分野への関心を本格的に深めたい、という人のために幅広い科目を用意。個人のテーマを追究し、最先端の研究に携わっていくことができます。また、特待生制度等、充実のサポートも本研究科の特徴です。
医療福祉工学研究科
医療機器、高度医療技術の限界に挑む、
医療・福祉・工学のプロフェッショナルへ
医療機器に関する専門知識・高度医療技術を有し、医療情報の管理が行える、人間性豊かな人材がいまの時代には必要不可欠です。生命維持から日常生活の支援まで幅広い分野の知識を教授し、医療福祉工学のスペシャリストを育成します。