
大学院
工学研究科
工学専攻
工学の知識を応用し、
これからの地域社会を
リードする
学部で見つけた工学分野への関心を本格的に深めたい、という人のために幅広い科目を用意。個人のテーマを追究し、最先端の研究に携わっていくことができます。また、特待生制度等、充実のサポートも本研究科の特徴です。
工学研究科
学びのポイント
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POINT 1
工学分野の各コースから
多くの博士を輩出 -
POINT 2
産学協同のユニークな
制度連携大学院方式を採用 -
POINT 3
最先端研究に対応できる
高度研究機関をフル活用
コース紹介
- 先端理工学コース
- 総合電子工学、物質化学、基礎科学、数理解析の4分野で構成。現象数理学や地球物理学、ナノ工学、ケミカルテクノロジー等の専門知識を幅広く養うことができます。
- 電子通信工学コース
- 光・電子デバイス工学、光・マイクロ波工学、通信・ネットワーク工学の3分野で構成。5G・6G等、高度な情報通信社会で力を発揮できる人材を育成します。
- 制御機械工学コース
- 計測制御工学、機械・加工学、エネルギー・環境工学の3分野で構成。メカトロニクスや環境に関する高度な研究・開発能力を有する人材の育成をめざします。
- 情報工学コース
- 情報基礎学、情報処理学、生産管理工学、計算機基礎学、視覚情報学の5分野で構成。画像解析や言語処理等の知識を持つコンピュータスペシャリストを輩出していきます。
2022年4月新設
- 建築学コース
- 計画設計・史論、構造力学、情報生産環境の3分野で構成。安全・安心・快適に生活ができ、かつ、持続可能な社会基盤の整備を建築の分野から支えられる人材を輩出します。
内定者インタビュー

ソーラーカーとロボティクスカート、
異なる2つの開発経験を応用し
まだ見たことのない乗り物を
この手で、形にしていきたい
日本電産株式会社 内定
城 健斗さん
工学研究科 工学専攻 制御機械工学コース 2年
兵庫県 兵庫工業高校 出身
小さい頃から図鑑に載っている次世代の乗り物に憧れを抱きこの大学へ。学部1年次からEVプロジェクトに参加し、リーダーとしてソーラーカーの開発に挑む日々を過ごしていました。メンバーやスポンサー集め、企画、設計、製造、プロジェクト管理など、できることは全部やると心に決めて取り組みました。その結果「白浜ECO-CARチャレンジ2022」で特別賞を受賞でき、大きな自信に。大学院の研究では、肺の機能が衰えている患者さん向けのロボティクスカートの開発を試みています。従来の機器は、人の動きを計測し先読みすることで移動をアシストしていました。しかし、これでは歩行とずれが生じるという問題も。そこで、あえて先読みをせず人の動きに連動して加速するカートの製作に挑戦しています。目の前で困っている人のために試行錯誤した経験も、モノづくりへの知見を深めてくれました。将来は電気自動車の開発に携わりたい、そう思って選んだのが内定先の企業です。いつか誰も見たことがない乗り物を開発し、子どもたちに夢を届けていきたいです。
大学院
高度な研究を通じて、
想像以上の学びと出会う
卒業後の進路は、就職だけではありません。大学院に進学し、博士前期課程、
さらに博士後期課程で学問の世界を、さらに追求するという道もあります。
大学院では、工学研究科、医療福祉工学研究科、総合情報学研究科の3つの研究科を設置し、
実践的な教育研究体制を構築しています。
「答えを導く力」だけでなく「問いを立てる力」も修得。
学内外の知見に数多く触れる学びの先に、想像を超えた世界が広がっています。
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Point.1
好きなだけ研究や
実験がしたい大学院は、大学の延長ではありません。実践的に専門分野や技術を追求する環境です。先生と学生という立場から、同じテーマに向き合う同志として研究を進めていくことができます。
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Point.2
専門性を活かせる
仕事がしたい大学院へ進んだ数多くの学生が、強みを活かせる場所で働いています。中には日本を代表する大企業で活躍する学生も。自分の好きを自信にして、チャンスをつかんでいます。
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Point.3
より刺激的に
学びたい国内外の学会で発表する機会があり、学外の先生や学生と交流するチャンスも豊富です。想像もしていなかったような刺激的な学びが、みなさんを待っています。
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Point.4
社会から求められる
人になりたい大学院で身につけられるのは専門知識だけではありません。主体的に研究を進めることで、問題解決力やプロジェクト推進力等、社会で活躍するために必要な力を養うこともできます。
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Point.5
キャリアを
高めたい企業の中には修士号を管理職の条件とする場合があります。また院卒の生涯年収は学部卒より高くなるというデータも。大学院への進学はよりよいキャリアを描くための近道になります。
安心して研究に打ち込めるサポート体制
研究に没頭して専門性を高めてもらいたい。そのために大学院でも幅広いサポートを行っています。たとえば、博士前期課程および後期課程学生への研究費の補助や、国内・国際会議へ参加するための交通費・滞在費を補助する制度を設けています。さらに学部学生が行う実験・演習等の教育補助業務に対して手当を支給するTA(ティーチングアシスタント)制度や奨学金制度も制定。学費負担を軽減するための環境を整えています。
- 研究費の補助
- 奨学金制度
- 交通費・滞在費の補助
- 学費負担の軽減
- TA制度
医療福祉工学研究科
医療機器、高度医療技術の限界に挑む、
医療・福祉・工学のプロフェッショナルへ
医療機器に関する専門知識・高度医療技術を有し、医療情報の管理が行える、人間性豊かな人材がいまの時代には必要不可欠です。生命維持から日常生活の支援まで幅広い分野の知識を教授し、医療福祉工学のスペシャリストを育成します。
総合情報学研究科
第一線で活躍するクリエイター・技術者とともに情報を使いこなす技術力を身につける
産学官連携の拠点である「先端マルチメディア合同研究所(JIAMS)」を軸に、実践的な研究活動を繰り広げています。あらゆる場面で情報をどう使いこなすかが問われる時代に必要な力を、さらに身につけていきます。