その地らしさにこだわり、
100年先を考える。
地域の人々に愛されない建築は存続できない。地域と建築との関係性を見出したのは、「建築計画」や「都市・街並み計画」の授業がきっかけでした。東寝屋川にコンサートホールをつくるという授業課題では、歴史や周辺環境といったその地らしさにこだわると共に、100年後の未来まで考える視点を持って取り組みました。その結果、本作品をコンペに提出したところ高評価を得ることができました。最近は、こうした数々のコンペ経験から得たノウハウを後輩たちに伝えるサークルを結成。デザインの基礎はもちろん、作品を魅力的に伝えるプレゼンシートの書き方など、伝えることが自分自身のさらなる理解や成長につながっています。
工学部 建築学科4年 大阪府 扇町総合高校出身
※取材当時