ICT(情報通信技術)をはじめとする先進テクノロジーは現代の暮らしに欠かせないもの。
先進テクノロジーを活用することで、私たちの生活は便利で豊かなものになります。
先進テクノロジーを活かした「ゼロ・エネルギー住宅」から
未来の私たちの住まいを少しのぞいてみましょう。
ゼロ・エネルギー住宅とは、その名のとおり、さまざまな技術を組み合わせてその家のエネルギー使用量をトータルでゼロにするというもの。自宅で発電したエネルギーを蓄熱する太陽電池、冷房や暖房の熱が逃げにくいように壁や窓を高気密・高断熱化する建築技術は欠かせません。
また、気温を下げる効果がある池や木を設けたり、風が通りやすい設計にしたり、自然の力も巧みに活用して省エネルギー化を実現します。最近は、家で使う電力使用量を「見える化」し、節電意識を高める機能を導入している住宅も増えています。ゼロ・エネルギー住宅が注目されているのは、環境に貢献するだけでなく、暮らす人々の快適性や健康面でもメリットが大きいからです。温度変化が少なく、冬暖かく夏涼しい、高気密・高断熱な住宅は、住む人の健康や暮らしやすさの点でもメリットがあります。
ゼロ・エネルギー住宅をつくるには、単に建築だけでなく、環境やエネルギー、情報、電気や機械といった建築に関わるさまざまなノウハウが不可欠。とりわけ今後ICTをうまく使っていくことが必須になります。大阪電気通信大学なら、さまざまな工学分野を学習できる点が魅力です。また、こうした幅広い知識こそ、建築に新たな発想をもたらせるもの。大阪電気通信大学で、これまでの建築を変える新たな取り組みに一緒に挑戦していきましょう。
人、モノ、住宅がインターネットにつながるIoT時代、家中のさまざまな情報データを、センサなどを使って収集・活用して快適性を高めるスマートハウスに、多くの住宅メーカーが取り組んでいます。
「コンバージョン」は、オフィスだった建物を住宅に変更するなど、建物の使い方そのものを変更するもの。都心の利便性の良い建物を活用でき、地球環境にもやさしい点が注目されています。
住宅のリフォームでAR(拡張現実)機能を使うと、リフォーム後の完成イメージがわかりやすくなります。こうしたVRやARが、設計者と消費者のコミュニケーションをスムーズにします。