2024.03.26 総合案内

2023年度学位授与式を挙行しました

3月23日(土)、2023年度学位授与式を四條畷キャンパスコナミホールで行い、1,223人(学士:1,139人、修士:79人、博士:5人)の学生に学位記を授与しました。
 
午前10時より「工学部、医療健康科学部、医療福祉工学部」、続いて午前11時30分より「情報通信工学部、総合情報学部」、午後2時からは「大学院」と、3部に分かれて式典を執り行いました。
 
当日はあいにくの雨でしたが、5年ぶりに来賓、保護者も参列しました。
今年度の卒業生の大半はコロナ禍で入学式をはじめ数々の行事が中止や延期に見舞われ、全学部が一同に会した式典は学位授与式が初めてとなりました。
 
式典会場では、塩田邦成学長が代表学生に学位記を授与。学生たちは凛とした姿で学長の前に立ち、学位記を受け取っていました。
 
その後、塩田学長は、「さあ、いよいよ卒業、旅立ちの日です。皆さんはこれからの道のりをどのように描いているでしょうか?未来は予測できず、しかも変化が速い。こうした社会に皆さんは旅立っていくのです。卒業にあたり、私が伝えたいのは『変化に立ち向かう人間であって下さい』ということです。変化を見極め、何をなすべきか考え、行動する。これが大切です。変化を楽しむ、そのくらいの心持ちがちょうどいいかもしれません。そうするうちに自ら変化を作り出すチャンスが訪れるかもしれません。未来を確実に予測できる方法があります。それは未来を自分が作ることです。自分の興味、関心、得意分野を確かに持ってください。これに社会状況の変化を加え、新しい自分を常に作り出す。そういう人生を歩んで行ってほしいと思います。卒業後は時々元気な顔を見せに、後輩を激励に、大学に帰ってきてください。教職員はそのことをとても楽しみにしています。皆さんの成長した姿は私たちの教育研究や大学改革のモチベーションになっています。今日はあいにく雨模様ですが、心は晴れ晴れと巣立っていってください。どうぞ素晴らしい人生を歩んで行かれることを祈っています」とお祝いと激励のメッセージを贈りました。
 
続いて大石利光理事長が登壇し、祝辞を述べました。「本日はご卒業誠におめでとうございます。皆さんは4月から自分自身で選択した新たな道を進んで行かれると思います。唐突ですが皆さんよくご存じのウサギとカメの昔話、なぜウサギはカメに負けたのでしょうか?実はカメにとって相手はウサギでも何でもよかった。カメは一度も相手を見ずに、目標だけを見て黙々と歩き続けたのです。一方のウサギは常にカメのことばかり気にして、大切な目標を一度も見ることがなかったのです(落語家の三遊亭圓歌さんの話より)。皆さんもこれから社会に出て、他人と比較されたり、自分自身も他の人を見て悩んだり苦しんだりすることがあるかもしれません。そんな時にはどうか、ウサギとカメの話を思い出して、自らの目標に向かってぜひ進んで行って欲しいと思います。これまで皆さんを支えてくれたご家族や先生方に感謝の気持ちを忘れず、本学で学んだ経験と知識を活かし、希望に満ちた明るい未来を切り開いていかれることを願っています」と語りかけました。
 
学生たちは学長と理事長の心のこもった温かいメッセージに真剣な表情で耳を傾けていました。
 
また、学位授与式の模様はインターネットでライブ配信されました。式典終了後は学科ごとに分かれて、学科主任ら教職員が学生一人ひとりに学位記を手渡しました。
 
工学部建築学科を卒業した岡憂里奈さんは4月から社会人生活をスタート。「ゼネコンで生産設計する仕事に就きます。ホテルや病院などを設計するのですが、4年間の学びを活かせる職場でよかったです。将来は自分の家を設計するのが目標です」と笑顔を輝かせていました。
 
硬式野球部のキャプテンを務めた中井陽大さんは医療健康科学部健康スポーツ科学科を卒業。「4年間でいちばん心に残っているのはチームのみんなと熱い汗をかき、一部リーグ昇格を勝ち取ったことです。ひとつのことに燃えることができる自分を再認識しました。来月からは商社の営業マンとして働く予定ですが、数年後には自分で起業したいです」と力強く語っていました。
 
なお、後援会から卒業を祝う看板と初めての試みとなるARフォトフレームを寄付いただきました。

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