工学部基礎理工学科

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数学・物理・化学のすごさ、深さ、楽しさを体験して、科学的思考力・実践力を養う。

現代社会を支える高度な技術(工学)の基盤となる科学(数学・物理・化学)のすごさ、深さ、楽しさを体験して、科学的思考力・実践力を養います。数学・物理・化学等の専門知識を獲得すると同時に、それらを活かす理論や技法(モデリングやシミュレーション)を身につけます。基礎理工学科はものごと=現象を“根っこ”から追究・分析する基礎力と真の応用力を持ち、先端科学技術から教育まで、幅広い舞台で活躍できる人材を育成します。

将来の活躍フィールド

教育分野や各種メーカーへ

  • 幅広い科学の知識を持つ数学・理科の教員
  • 科学の教育や教材開発
  • 科学を自在に扱う研究・開発者
学びの分野
数学
物理
化学
基礎科学

もっと知ろう!基礎理工学科

エッグドロップコンテスト

少人数のチームに分かれ、A2のケント紙1枚を使って、校舎の4階から落下させても中に入れた生卵が割れない「保護装置」を設計・製作します。各チームでアイデア、製作技術、プレゼン能力を競い、楽しく学びます。

学びのポイント

  • ポイント01

    科学リテラシーの獲得

    現代社会を支えている科学技術を理解・活用する上で大切な科学(数学・物理・化学)の基礎・専門知識を学びます。科学における“読む・聞く・書く・計算する” を身につけます。

  • ポイント02

    問題発見と解決能力の向上

    実社会において必要である『問題の本質を見究める(問題発見)力』とその解決に向けた実践力を実験・実習・ゼミナールでのアクティブラーニングを通して学びます。

  • ポイント03

    コミュニケーション・プレゼンテーション能力の向上

    少人数ゼミナールでの発表・議論を通して、情報を的確に受け取り、わかりやすく伝えるコミュニケーション・プレゼンテーション能力を養います。数学・理科(中・高)の教員免許取得も強力にサポートします。

学びのステップ

4ステップの実学教育とは?

1年次大学で学ぶための基礎を固める

数学・物理・化学、情報、英語等の基礎を学び、実験・演習等の体験型学修により科学的思考に基づいた実践力を身につけます。また少人数ゼミナールで教員やクラスメイトとのコミュニケーション力の向上を図ります。基礎学力から応用力の修得まで、きめ細やかなサポートを受けることができます。

つぎへ

2年次専門性の土台となる科学を学ぶ

科学技術の基盤となる数学・物理・化学を中心とした専門科目を段階的・系統的に学びます。このような学修を効果的に進めるために、実験・演習・ゼミナール等の体験型学修を多く取り入れ、実践力の向上をめざします。教員志望者は教職専門のコースが2年次から始まります。

つぎへ

3年次主体的な学びで思考力を鍛える

1・2年次で身につけた数学や科学の基礎を実践的に応用していくため、「数学志向」「物理志向」「化学志向」に分かれ、より高度な専門的知識を修得します。自ら考え動くアクティブラーニングを取り入れた実験・演習・ゼミナール等で、より一層の応用力と実践力を身につけます。

つぎへ

4年次科学的思考力と実践力を高める

卒業研究では、これまで学んだ数学・物理・化学の専門的知識を活かし、さらにアクティブラーニングの総まとめとして、問題を発見し解決していく力を身につけます。このことにより、自ら考え行動し成果を挙げるという自立型社会人をめざします。

就職

資格 取得できる資格
  • 高等学校教諭一種免許状(数学/理科)
  • 中学校教諭一種免許状(数学/理科)

カリキュラム

カリキュラム

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学科内容

授業紹介

基礎理工学ゼミナール

学年を飛び越えてチームを組み、科学の課題にチャレンジ。

科学に対する実践力を身につける少人数ゼミナールです。各ゼミナールで課題を設定し、解決のプロセスを自ら考え、実践していきます。学年横断型のチームを組んで課題に挑むのが特徴です。

応用幾何学

円や放物線等、数学にはいろいろな“曲線”が現れます。この授業では、微分積分をはじめとした数学の手法を用いて、それら曲線がどのくらい曲がっているか・回っているかといった幾何的な性質を調べます。

量子物理・化学

原子や電子等の世界は、古典的な物理法則だけでは説明できません。そこで、量子力学・量子化学という新しい学問が築かれ、現在ではその成果が先端科学技術の中心を担っています。この授業では、量子物理・量子化学の基礎的な内容を学びます。

研究室紹介

太陽地球系物理学研究室

宇宙の環境変動を予測し、宇宙飛行士の安全を守る。

宇宙の研究には、星やブラックホールを調べたり、宇宙のはじまりを探究したりと、いくつもの分野があります。中でもこの研究室が対象にしているのは、「地球に近い宇宙で起こっている現象」。地球に近い宇宙とは、人工衛星や国際宇宙ステーションが飛ぶ「地球磁気圏」と呼ばれるエリアを指します。宇宙飛行士の安全を守るためにも、地球周辺の環境変動を予測することは重要な課題です。予測に使えるデータを集めるため、ニュージーランドに独自の観測システムを設置。学生たちは、世界でまだ誰も解析していないデータを使って研究を行っています。

現象数理学研究室

世の中のさまざまな現象を数学で解き明かす。

ほんのわずかな差が、とても大きな差につながる。この考え方は「カオス理論」と呼ばれており、身のまわりにも実例を見つけることができます。たとえば、サイコロ。微妙な転がり方の違いで1が出たり6が出たりと、結果がまったく違ってきます。そうした不思議な現象を数理的に解き明かそうと挑むのが、研究室のテーマである「現象数理学」です。渋滞はなぜ起こるのか、木の枝の形や魚の模様はどうやって決まるのか等、対象は自由。学生たちは数学のテクニックを駆使したり、PCで計算したり、実験を行ったり、さまざまな方法で興味のあるテーマに挑んでいます。

先輩の声

内定者Voice

基礎理工学科 4年

数学の楽しさを、子どもたちに伝えられるように。

わたしの研究テーマは、「リーマン予想」と呼ばれる数学の未解決問題。高校生の時にはじめてこの問題を知って以来、大学で研究してみたいと考えていました。そこで、数学の学べる基礎理工学科に進学。3年次までで数学の基礎から発展までをしっかり学び、4年次から本格的な研究に取り組み始めました。現在は、リーマンがどのようにして予想を考えついたのか、その過程を追いかけています。証明はできなくても、考え方を知るだけで数学の奥深さ、おもしろさに気づかされます。卒業後は、授業・研究で実感した数学の楽しさを子どもたちに伝えていきたいですね。楽しいと思ってもらうためには、まず学校のテストでいい点を取る経験が必要です。それをサポートするために、塾講師としてわかりやすい授業を行っていければと考えています。

卒業生Voice

生徒に寄り添い、数学の楽しさを伝えたい。

中学時代、苦手だった数学を一番得意な科目にしてくださった先生に憧れ、数学の教員に。生徒に数学のおもしろさを感じてもらえるよう、日々奮闘中です。その中で役に立っているのが、大学1年次の頃から取り組んでいた中学校での教育ボランティア経験。現場で多様な指導法を見られたことが、授業づくりに活きています。生徒に寄り添った指導で、数学を他のどの教科よりも好きになってもらうことがわたしの今後の目標です。

神戸市立玉津中学校 数学教諭

2014年 基礎理工学科 卒業
[兵庫県 市立神港高校 出身]

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