工学部基礎理工学科

2017.12.18

宇宙線による最先端の透視技術「ミューオンラジオグラフィ」の実践

12月14日3時間目、6階だての実験棟Y号館の屋上で、強く冷たい風が吹くなか、15名の学生が実験を行いました。

基礎理工学科「基礎理工学ゼミナール」は、設定された複数のテーマから1つを選択し、これまで学習した科学や数学に関する知識や技術を駆使して、与えられたプロジェクトを達成するゼミ形式の授業です。
実験を行っているのは、多米田 裕一郎講師が担当する「ミューオンラジオグラフィー」を選択したグループです。


設置した2つの計測器が測定しているターゲットは宇宙線ミューオン。

 


ミューオンは、宇宙線に含まれる高い透過力を持つ素粒子。
医療現場や空港の手荷物検査などで幅広く利用されているX線の透過力は数cmなのに対し、ミューオンは岩盤1kmでも透過することができます。
このようなミューオンの特徴を利用し、従来の技術では不可能だった大きな構造物を非破壊で透過する技術を「ミューオンラジオグラフィー」といい、火山や原子炉、ピラミッド、など大きな構造の測定方法としても注目を集めています。

今回の実験では、Y号館各階のミューオンの数を観測。
ミューオンは、物質を通過するごとにエネルギーを失い、階を重ねるごとに、物質中で止まってしまうため、検出される数が少なくなります。
この原理を利用して、検出器で測定されたミューオンの数から、Y号館の内部構造を推定しました。

ミューオンの数の測定方法は、これまで学んだ知識から、学生が決定。
目でみることができないミューオンをカウントするため、「霧箱」と「プラスチックシンチレーション検出器」を用いて実験を行いました。

 

【シンチレーション検出器】放射線が通ると光を発する物質をシンチレータといい、この光を光電子増倍管で何倍にも増幅して電気信号に変換することで、ミューオンの数を測定する。

 

 

【霧箱】容器中のエタノールを過飽和状態にすることで、宇宙線がそこを通ると白色の霧ができる。その跡を数えることでミューオンの数を測定する。
 

 

 

2017.12.05

廃研究室&廃品再生プロジェクト(カフェラボプロジェクト)で京都伏見のリノベーション建築物等を見学しました

工学部の3学科(基礎理工学科、環境科学科、機械工学科)の学生たち15人が連携して推進する廃研究室&廃品再生プロジェクト(カフェラボプロジェクト)では、「古いものを愛でる、大切にする。」をコンセプトとして、本学寝屋川キャンパスの古い教室の改装、備品の修理などのリノベーション活動を行っています。

 

今回はそのプロジェクトの一環として12月3日(日)、京都伏見にある古い建築物のリノベーションの他、歴史的建造物を見学しました。午前中に京阪寝屋川市駅を出発し、京都伏見の呉服屋を改装したレストラン「むすびの」に赴きました。ここは京町屋の佇まいを残し、落ち着いた雰囲気が素敵なところで、お昼ご飯に京野菜とジビエ料理を頂きました。

 

 

午後は月桂冠大倉記念館を訪れ、古い酒蔵の骨組構造と明治の酒造りの技術を見学しました。

 

 

その後伏見稲荷大社を参拝し、全員で一の峰まで登り、八百万(やおよろず)の神様が祀られたこの日本的で神秘的な社が、多くの国の観光客に人気の理由を実感しました。

 

 

今回の学外研修では、韓国・湖西大学の留学生2人も参加し、日本の建築と食文化を経験するとともに、日韓の交流を深め、和やかで穏やかな1日になりました。

 

※狩猟で得た地元の天然野生鳥獣の食肉を意味するフランス語「gibier」で、本来は欧州貴族の伝統食文化

2017.12.04

基礎理工学科の学生が地球電磁気・地球惑星圏学会より感謝状をいただきました

工学部基礎理工学科の学生6人が、10月15日(日)に京都大学宇治キャンパスで開催された地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS)主催の一般向け科学イベント「京都で体験!キミの知らない宇宙と地球の物語」で、会場設営や受付、誘導、展示や実験コーナーの説明を手伝い、同学会より感謝状が贈られました。

この取り組みは、同学会に所属する基礎理工学科の尾花由紀准教授が学生たちに声をかけ、参加者を募ったものです。

 

12月1日(金)には、基礎理工学科主任の柳田達雄教授が学生たちに感謝状を手渡しました。

 

 

学外の科学イベントにスタッフとして参加する機会はなかなかありませんが、学生たちは、テクノフェアやオープンキャンパスなど学内のイベントに携わった経験を活かし、スムーズに業務をこなしました。参加者の方々と交流することもでき、「よい経験になり、楽しかったです」と語っていました。

 

2017.11.21

基礎理工学科の学生が「第33回近赤外フォーラム」で「JCNIRS Student Travel Award」を受賞しました

11月15日(水)から17日(金)にかけて茨城県つくば市の筑波大学で開催された近赤外研究会主催「第33回近赤外フォーラム」で、平野大地さん(工学部基礎理工学科森田研究室4年生)が「JCNIRS Student Travel Award」を受賞しました。

 

 

「近赤外フォーラム」は、近赤外分光法などの非破壊計測技術や、ケモメトリックス等のデータ解析についての情報交流を目的とする情報交換会で、毎年11月ごろに開催されています。

 

平野さんが受賞した「JCNIRS Student Travel Award」は、近赤外フォーラムで研究発表を希望する学生に対し旅費等の一部を支援する制度で、近赤外研究会理事会によって、インパクトのある研究発表と判断されたものが採択されます。

 

 

また、本フォーラムには、森田研究室の西井崇客員研究員も参加し、ポスター発表の中で最も優秀と判断された者に授与される「Best Poster Award」を受賞しました。

 

 

2人の受賞内容は以下の通りです。

◆第33回近赤外フォーラム「JCNIRS Student Travel Award」

平野大地さん、森田成昭教授

発表タイトル:「ジオール類の濃度依存近赤外スペクトルの炭素数依存について」

概要:この研究は、生体内によくみられるポリオールは構造物性相関を解明することが難しいため、シンプルなポリオールである直鎖ジオールの炭素数を変え、近赤外スペクトルから水素結合について考察する、というものです。

 

◆第33回近赤外フォーラム「Best Poster Award」

西井崇客員研究員、上原朋之氏、森田成昭教授

発表タイトル:「NIR法を用いたフィルムコーティング錠の皮膜量測定と生産ラインへの応用」

概要:この研究は、近赤外分光法とケモメトリックスを応用して、医薬品製剤のコーティング皮膜量を定量する方法を開発したものです。

 

森田教授は、平野さんの研究について「多変量解析や二次元相関法を応用して分子構造に関する知見を発見した」と述べ、その努力と功績を称えました。平野さんは「この経験を活かし、社会人になっても活躍したい」と、受賞の喜びと将来への希望を語ってくれました。

 

2017.10.03

「地域連携 学生フォーラムin大阪2017」で本学学生が発表しました

10月1日(日)、大学コンソーシアム大阪が主催する「地域連携学生フォーラムin大阪」が大阪国際交流センターで開催され、小畠拓人さん、清水和樹さん(いずれも工学部環境科学科3年生)、鍋島史也さん、廣田大地さん(いずれも工学部基礎理工学科3年生)が「ねやファーム(寝屋川市の農家と学生を結ぶマッチングサイト)」についての取り組みを発表しました。

 

 

この取り組みは、工学部・情報通信工学部の授業科目である「地域連携プロジェクト入門」において学生が立案し、「ワガヤネヤガワ・ベンチャービジネスコンテスト2016」でグランプリを受賞したものです。(記事はこちら)今年度はプランの実現に向けて地域と連携した活動を行っており、その進捗状況について報告しました。

 

 

「ねやファーム」は、農業に興味を持つ学生と、農業を身近に感じてほしい農家を繋げ、収穫体験や販売協力などを通じて農業の活性化をめざすマッチングサイトです。2017年1月のグランプリ受賞後、4月から本格的に指導し、地元のJAやJA所属農家との提携を進め、この9月、ついにサイトを開設しました。今後は、学生参加者の登録100人を第一目標に、より魅力的なプランや、親しみやすいアプリの開発をめざします。

 

 

ねやファーム

http://neyafarm.com/

2017.10.02

基礎理工学科の柳田教授らによる書籍「地形現象のモデリング」が出版されます

工学部基礎理工学科の柳田達雄教授が執筆を担当した書籍「地形現象のモデリング」が名古屋大学出版会より出版されます。(10月6日出来予定)

 

本書では、河川・砂丘・柱状節理・クレーターなどの複雑な自然について、シミュレーションや縮小実験などの手法を通じて、その共通原理を探究しています。

 

柳田教授は「第2章 河川 — 流路形成の計算機実験」を担当しており、河床勾配・土砂の性質に応じて直線、蛇行、網状などの様々な形態をとる河川流路について、その形成過程を数理モデル化し、数値実験により流路形態の変化を再現してそのメカニズムを探求しています。

 

名古屋大学出版会「地形現象のモデリング」紹介ページはこちら

 

2017.08.22

工学研究科先端理工学専攻の学生が日本分析化学会近畿支部主催の「第11回平成夏季セミナー」で「優秀ポスター賞」を受賞しました

8月7日(月)、8日(火)に兵庫県淡路市で開催された日本分析化学会近畿支部主催の「第11回平成夏季セミナー~ぶんせき秘帖巻ノ拾壱~」で、野村洋佳さん(大学院工学研究科修士課程先端理工学専攻森田研究室2年生)が「優秀ポスター賞」を受賞しました。

 

 

本セミナーは、日本分析化学会近畿支部の夏の恒例行事として開催されており、プレゼンテーションやポスター発表、講演を通じて、分析化学に関わる学生・研究者が交流を深める場となっています。森田研究室からは、野村さんを含め4人の学生が参加しました。

 

受賞内容は以下の通りです。

◆日本分析化学会近畿支部第11回平成夏季セミナー 優秀ポスター賞

野村洋佳さん、森田成昭教授

発表テーマ:近赤外分光法を用いたフラバン-3-オール類の定量分析

 

この研究は、植物に含まれているフラバン-3-オール類の微量な含有量を、近赤外分光法とケモメトリックスを使って定量分析したものです。フラバン-3-オール類は、ポリフェノールの一種であり、優れた抗酸化特性を示します。

 

森田教授は、「難しい分析に分光法と多変量解析で挑戦した」と、野村さんの受賞を称えました。

2017.05.23

基礎理工学科が第10回「“宇宙(天文)を学べる大学”合同進学説明会」に参加します

 

工学部基礎理工学科は、6月11日(日)に大阪市立科学館で開催される「“宇宙(天文)を学べる大学”合同進学説明会」に参加します。

 

この説明会は、全国各地の宇宙や天文を学べる大学から、天文学者・宇宙科学者である教員らが集まり、大学での研究・教育活動についての紹介や進学相談を行うというもので、宇宙や天文に関心のある高校生はもちろん、一般の方も参加いただけるイベントとなっています。

 

基礎理工学科では、尾花由紀准教授が宇宙天気を、多米田裕一郎講師が宇宙線物理学を専門としており、本学でも宇宙や天文について学べるということを広く知っていただくため、今年度より参加することとなりました。

 

当日は、ポスターセッションや天文講演会なども予定されています。宇宙や天文に興味のある皆様、是非お越しください!

 

第10回「“宇宙(天文)を学べる大学”合同進学説明会」

日時:6月11日(日)10:30~16:00(受付は10:00~)

場所:大阪市立科学館 研修室

主催:宇宙(天文)を学べる大学合同進学説明会実行委員会、大阪市立科学館

対象:宇宙を学べる大学への進学に関心のある高校生・教員・保護者をはじめ一般の方どなたでも

   大学院進学を考えている大学生

内容:パネルの前での教員による説明(ポスターセッション)

   各大学の進学資料・研究パンフレット等配布

参加:事前申し込み不要・参加費無料

 

進学説明会の問合せ先

大阪教育大学 福江 純(fukue@cc.osaka-kyoiku.ac.jp)

 

2017.05.19

基礎理工学科の新入生歓迎イベント「卵落としコンテスト」を開催しました

5月19日(金)、工学部基礎理工学科の新入生歓迎イベント「卵落としコンテスト」を寝屋川キャンパスで開催しました。

 

 

「卵落としコンテスト」は、A2ケント紙1枚、はさみ、ものさし、セロハンテープなどの限られた材料を使って卵を守る緩衝器を製作し、卵が割れないように学舎5階(約18mの高さ)から落とす競技です。物理などの科学知識だけでなく、アイデアやモノづくりのセンスも問われる頭脳競技で、今年で11回目を迎える基礎理工学科の恒例行事となっています。

 

新入生は3、4 人ずつの14 チームに分かれ、約1ヵ月前から製作を開始。なかなかアイデアが浮かばず苦労しながらも、メンバー全員で協力し、個性豊かな作品を完成させました。

製作中の様子はこちら 1 2

 

当日は、各チームの代表者が設置された的をめがけて順番に作品を落とし、14チーム中6チームが卵を割らずに落とすことに成功。風が少し強い日だったこともあり、壁にぶつかったり、思ってもいないところへ飛んでいったりとハプニングもありましたが、拍手や歓声、笑いが絶えず、参加者全員が大いに楽しんでいました。

 

 

 

 

競技終了後にはプレゼンが行われ、各チームが作品の特徴や独自の工夫などを発表しました。そして審査を待つ間、落とした卵を使った卵料理や軽食を楽しみ、談笑しながら過ごしました。

 

 

 

 

結果は、卵を割らずに、かつ目標にもっとも近い位置に落下させた「タマゴ守り隊」と「ザ・ネイチャーズ」の2チームが最優秀作品賞を受賞。見事なプレゼンテーションを行ったチーム「卵戦隊守るんジャー」にはプレゼン賞、卓越したアイデアで作品を作ったチーム「YNNT」にはアイデア賞、目標に一番近い位置に落下させたチーム「肥下と愉快な仲間たち」にはホールインワン賞が授与されました。

 

 

 

基礎理工学科主任の柳田達雄教授は、「この行事は“仲間とのコミュニケーション”と“モノづくりを楽しむこと”を目的に開催している。学生らが和気あいあいと楽しく取り組んでくれてよかった」と笑顔で語りました。仲間との親睦を深め、モノづくりの面白さを体験した新入生の皆さんが、今後も楽しみながら学びを深めてくれることを期待しています。

 

 

なお、本日のイベントの様子はJ:COM「デイリーニュース北河内」で放映されます。

◆放送日時

5月22日(月) 10:30~、15:30~、23:00~

2017.05.18

基礎理工学科の新入生歓迎イベント「卵落としコンテスト」はいよいよ明日です!

5月18日(木)、工学部基礎理工学科の新入生歓迎イベント「卵落としコンテスト」を翌日に控え、基礎理工学科の1年生が最後の仕上げや調整に取り組んでいました。

※卵落としコンテストについてはこちら

 

 

 

学生たちは、メンバーでアイデアを出し合い、試行錯誤しながら製作した力作を披露してくれました。

工夫を凝らした個性的な作品ばかりです!

 

 

 

4月に入学し、まだ2ヶ月足らずですが、学生たちはこの作業を通じて一気に仲良くなったようで、楽しそうに取り組む様子が印象的でした。

また、担当教員との距離も縮まったようで、アドバイスを受けながら談笑する様子も見られました。

 

 

 

いよいよ明日が本番です!思い出に残る楽しい一日にしてくださいね。

 

 

2017.05.12

基礎理工学科の新入生歓迎イベント「卵落としコンテスト」に向けた準備が進行中!

 

 

 

5月19日(金)に開催される工学部基礎理工学科の新入生歓迎イベント「卵落としコンテスト」に向けて、基礎理工学科の1年生が着々と準備を進めています。

 

「卵落としコンテスト」は、A2ケント紙1枚、はさみ、ものさし、セロハンテープなどの限られた材料を使って卵を守る緩衝器を製作し、卵が割れないように学舎5階から落とす競技です。新入生は3、4 人ずつの14 チームに分かれて緩衝器を製作し、卵を割らずに、目標にもっとも近い位置に落下させたチームに最優秀作品賞が授与されます。

 

当日使用する緩衝器は、約1ヵ月かけて授業の中で製作することになっており、コンテストを1週間後に控えた5月12日(金)、学生たちは試行錯誤しながら制作に取り組んでいました。

 

 

 

なかなかアイデアが浮かばず苦労しているグループもあるようでしたが、メンバー同士で協力しながら楽しそうに作業を進めていました。いったいいくつのグループが卵を割らずに落とせるでしょうか。当日が楽しみです!

 

 

「卵落としコンテスト」開催概要

開催日時:5月19日(金)

     10:50頃~ 競技

     11:40頃~ プレゼン・表彰式

開催場所:大阪電気通信大学寝屋川キャンパス

     Y号館5階(Y511教室)

2017.03.14

駅前キャンパスにて「strangeness nuclear physics 2017」を開催しました

3月12日~14日、駅前キャンパスにて「strangeness nuclear physics 2017」を開催しました。

 

これは、「ストレンジネス」について各国の研究者が集まり、最新の実験結果や理論的研究の成果について発表と議論を行う国際会議です。

今回、本学の福田共和教授が議長を務めました。

 

当日は日本と中国を中心に40名以上の研究者が集い、ストレンジネスについて議論を繰り広げました。

 

※ストレンジネスについて

ストレンジネス(奇妙さ)という素粒子を含む原子核や粒子の存在が知られています。

このような原子核や粒子は、宇宙では中性子星の内部など特別な環境下に存在すると一般的には考えられています。一方、地球上では、高エネルギーの加速器を使ってストレンジネスを生成することが出来ます。

 

※福田共和教授は、ストレンジネスを使った実験の第一人者として国際的に知られています。

 

2017.02.28

基礎理工学科の大野宣人教授、福田共和教授、数理科学研究センターの山原英男教授の最終講義が行われました

2月27日(月)、今年度末で退職される工学部基礎理工学科の大野宣人教授、福田共和教授、数理科学研究センターの山原英男教授の最終講義が行われました。

 

本学の多くの学科では、年度末に教員の退職を記念して、通常講義とは別に「最終講義」と題した特別講座を開催しています。

基礎理工学科と数理科学研究センターでは今年度末で3人の教員が退職するため、合同での最終講義が開催されました。

 

講義タイトルは以下の通りです。

 

大野宣人教授

「光物性研究と仲間達―学生とともに歩んだ30年―」

福田共和教授

「私の研究―過去・現在・未来―」

山原英男教授

「最近気になったいくつかの数学の話題」

 

3人の教員は講義の中で、これまでの自身の研究を紹介するとともに、本学の歴史や学生たちとの思い出を振り返りました。学生や教職員が多数出席し、質疑応答も大いに盛り上がって非常に賑やかな最終講義となりました。

 

講義終了後には学生からの花束贈呈が行われ、教員は満面の笑顔で花束を受け取りました。

 

 

2016.11.11

廃研究室&廃品再生プロジェクト(カフェラボプロジェクト)活動報告(テクノフェア御礼)

 

工学部基礎理工学科と環境科学科の学生たちが推進する廃研究室&廃品再生プロジェクト(通称:カフェラボプロジェクト)では、11月6日(日)に開催された「テクノフェアinねやがわ」にて「身近なテクノロジーの歴史体験inカフェラボ」を出展しました。エレベータもエスカレータもないにもかかわらず、4階までご足労頂きました皆様方に御礼申し上げます。

 

このたび、カフェラボ・メイキングの最終版をお届けします。当日見逃された方も、廃研究室からようやく生まれ変わった”Cafe Labo”をご覧ください。

 

なお、本プロジェクトはこれからも活動を継続し、次年度には残る2部屋の改装を行います。また、今後のイベントでは見学だけでなく、お茶等も出してOPENできるように準備しています。バージョンアップした”Cafe Labo”をお楽しみに。

 

カフェラボ第1回目の記事はこちら

カフェラボ第2回目の記事はこちら

 

船の舵です。かなり年季が入っています。このカフェのために譲ってもらいました。

 

ついでに羅針盤(コンパス)も頂きました。風速計のメーターもあります。

 

ストーブはこの部屋のもっとも古い住人の一つ。

観葉植物は学内で育てられていたもの。大きくなりすぎて…だそう。

 

あなたには負けますが…

エアープランツをぶら下げておしゃれします。

 

暖炉の水槽は獅子神の森になりました。

苔は学内で、流木は和歌山の海岸でゲットです。

 

演習室からお借りした古いコンピュータです。

 

さらに古いコンピュータ。コモドールのPET(右)は40年近く前の代物です。

 

こちらも古そうなカメラです。カッコよく撮ってね。

 

割れた窓ガラスはグルーガンで修復し、亀甲金網でセコムします。

 

ようやく様になってきました。

 

間に合わせのテラスですが大目に見てください。

 

夜はやっぱりライトアップ。

 

看板もできました。シンプルでいいでしょ。

見てくださってありがとうございます。御来店もお待ちしています。

2016.10.11

廃研究室&廃品再生プロジェクト(通称:カフェラボプロジェクト)の経過報告とお知らせ

 

寝屋川キャンパスの古い研究室の改装、備品の修理などを行う「廃研究室&廃品再生プロジェクト(通称:カフェラボプロジェクト)」が始まって早くも半年が過ぎました。

前回の記事はこちら

 

まさに廃墟だったA号館4Fの研究室の一画は、すでに清掃、壁の塗装が完了し、テーブル、机、棚のレイアウトなども決まり、ようやくカフェらしくなってきました。

 

11月6日(日)に寝屋川キャンパスで大学祭と同時開催される「テクノフェア」では、「テクノロジーの歴史体験inカフェラボ」というタイトルで初めて一般開放します。室内では、古いコンピュータや家電製品、おもちゃなど、子供から大人まで楽しめるささやかな展示を行います。生まれ変わった癒し空間の研究室と、昔懐かしい展示品たちに、ぜひ会いに来てください。メンバー一同、心よりお待ちしております。

 

※なお、カフェとしては未完成で、まだ飲食はできませんので、ご了解ください。

 

ガラスの戸棚と古い製図板を使ってカウンターテーブルを作ります。

ビンテージワックスを使って雰囲気を出します。

 

ガラスの水槽はショーケースにリメイク。角に金属フレームをつけてアンティーク感を出します。

 

窓のカーテンは簾に変更。部屋の雰囲気に合わせて白い塗料を塗りました。

安上がりでいいものができました。

 

会計課の倉庫からもらってきた3兄弟です。

 

三口フラスコも頂きもの。使い方が違いますか?

 

教壇を壁に立てて飾り棚に。白く塗るといろいろ映えます。

 

余っていたブロックとレンガで暖炉を作ります。暖炉の上には水槽も作る予定です。

 

配線盤は古道具屋で入手したヴォレー(鎧戸)で隠して…

 

カウンターの上にちょうどいい電源レールがありました。

ここはシンプルな電球照明を使います。

 

夜はこんなにすごいことに…。なんてロマンティックなのでしょう。

 

専用の塗料で黒板を作りました。イーゼルも再塗装。

ますますカフェらしくなってきましたよ。ぜひ実際に見に来てくださいね。

2016.08.08

工学研究科先端理工学専攻の大学院生が日本分析化学会近畿支部第10回平成夏季セミナーで優秀ポスター賞を受賞しました

7月28日(木)、29日(金)に兵庫県たつの市で開催された日本分析化学会近畿支部第10回平成夏季セミナーで、野村洋佳さん(大学院工学研究科修士課程先端理工学専攻森田研究室1年生)の発表が表彰され、優秀ポスター賞を受賞しました。この成果は野呂健太さん(同専攻齊藤研究室2年生)、齊藤安貴子准教授、森田成昭准教授を含めた4人の共同研究によるものです。

 

受賞内容は以下の通りです。

◆日本分析化学会近畿支部第10回平成夏季セミナー 優秀ポスター賞

野村洋佳さん、野呂健太さん、齊藤安貴子准教授、森田成昭准教授

発表テーマ:近赤外分光法を用いた天然酵母の発酵特性解析

 

この研究は、ラズベリーから採取した酵母を用いて、発酵している様子を近赤外分光法によりエタノール濃度の変化として分析するというもので、ラズベリー酵母2種と通常の酵母1種を比較してその発酵特性を解析しています。

 

野村さんは今後について、「この研究を活かしてラズベリーのお酒を作りたい」と語ってくれました。

 

2016.08.04

廃研究室&廃品再生プロジェクト(通称:カフェラボプロジェクト)が始動

 

工学部基礎理工学科と環境科学科の2年生7人と中田研究室の学生(4年生)が、本学寝屋川キャンパスの古い研究室の改装、備品の修理などを行う「廃研究室&廃品再生プロジェクト(通称:カフェラボプロジェクト)」を推進しています。この取り組みは、今年から開講された総合科目「地域連携ボランティア入門」の一環として行われる学内のリノベーション活動で、工学部環境科学科の中田亮生教授、教育開発推進センターの齊尾恭子准教授が共同で企画したものです。

4月から始まった本プロジェクトは現在、室内の清掃と塗装がほぼ完了し、これから床の張り替えやテーブル、机、棚などのレイアウトデザインを行うところです。改装中の研究室は、50年ほど前に建てられた本学寝屋川キャンパスA号館4階の約90平方メートルの広さで、3部屋に区分けされています。幸いにも古い窓枠や扉、机などの多くが当時のままに残されていました。室内のインテリアは、できる限り今あるものを活かし、それに学生の新鮮なセンスとアイディアを取り込みます。最終的には古い研究室の雰囲気が残るシンプルで落ち着いた「カフェ」として仕上げ、プロジェクトの活動拠点として多目的に使用します。11月初旬に行われる恒例のテクノフェアでは、ひとまず1部屋が完成し、一般に公開できる見込みです。

このプロジェクトでは、「古いものを愛でる、大切にする」をモットーに掲げています。学内の古い備品や消耗品の有効利用の呼びかけを行うほか、身近な物品のDIYと各種修復技術、インテリアデザインなどを、アクティブラーニング*の方式で習得します。

*アクティブラーニング:教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称です。

 

ここです。

 

まさに廃研究室です。廃墟ファンならどきどきわくわくするかも…?

 

片付けは大変です。でもだいぶん片付きました。

 

掘り出し物ですか?

 

窓はきれいに拭きます。古いアイアンの枠の大きな窓です。

 

壁は灰白色で塗りなおします。面積が広いので手分けして塗ります。

 

脚立を使って天井近くも丁寧に仕上げます。

 

カフェラボ専属のカメラマンが記録写真を撮ります。

 

オリーブが出番を待っています。ホームセンターの片隅で見切り品になっていたのを植え替えました。

 

ドアは複数の青系色で重ね塗りし、シャビイックな感じに仕上げます。何度も色合いを確認します。

 

素人の作業にしては上出来ではないでしょうか。

 

倉庫にあった古い教壇を敷き詰めて床の一部にします。板が一部欠損しているので修理し、色目が明るすぎるので再塗装の予定です。問題は左右の段差です。

 

取り壊された古い大教室の階段を譲ってもらい、窓枠にしつらえてみました。これからが楽しみです。

2016.06.27

柳田教授がJINS MEMEを活用したコントロールブリッジアプリケーションの開発に研究協力

工学部基礎理工学科 柳田達雄教授が、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者向け支援ソリューションの開発を目指すプロジェクト「FOLLOW YOUR VISION」による、メガネ型ウェアラブルデバイス「JINS MEME」を活用したコントロールブリッジアプリケーションの開発に研究協力しています。

「JINS MEME」は、メガネ・アイウエアブランド「JINS」を運営する株式会社ジェイアイエヌが開発したメガネ型のウエアラブル端末。
鼻パッド部分に組み込まれたセンサーにより、瞬きや視線の移動などの眼球の動きをリアルタイムに検出することができます。
「FOLLOW YOUR VISION」では、ALS(筋萎縮性側索硬化症)等のハンディキャップを抱える方に向けて、「JINS MEME」から取得される眼電位センサーのデータをもとに、様々な電子機器の遠隔操作を可能とするコントロールブリッジアプリケーションの開発を目指しています。

柳田教授は、眼周辺の筋肉の電気的な活動データから、眼の動きを検出し、スマートフォンで処理できる技術開発に数理的側面から協力しています。


◇ALS(筋萎縮性側索硬化症)について
体を動かす運動ニューロン(神経系)が変性し、徐々に壊れてしまう疾患です。 運動を司る神経の変性によって筋肉への命令が伝わらなくなり、筋力の低下を引き起こします。 しかし、意識や五感、知能の働きは正常のまま。 発症してからの平均余命は3~5年と言われ、世界で40万人、日本には9,200人超の患者がいます。 ALSの進行によって、手足の麻痺による運動障害、コミュニケーション障害、 嚥下障害などの症状が起こり、最終的には呼吸障害を起こすため、 延命のための人工呼吸器の装着が必要となります。 極めて進行が速く、現在、治癒のための有効な治療法は確立されていません。
(JINS MEME「FOLLOW YOUR VISION」ホームページより引用)
 

◇関連リンク
JINS MEME「FOLLOW YOUR VISION」

2016.06.10

基礎理工学科の新入生歓迎行事「卵落としコンテスト」を開催しました

 

6月10日(金)、寝屋川キャンパスにて基礎理工学科の新入生歓迎行事「卵落としコンテスト」が開催されました。

 

「卵落としコンテスト」とは、A2ケント紙1枚、はさみ、ものさし、セロハンテープなどを使って緩衝器を作成し、生卵を校舎5階から割らずに落とす競技です。今年で記念すべき10回目を迎えたこのコンテスト、今年も新入生計21チームが科学の知識とモノづくりの技術を競いました。

 

学生たちは約1ヵ月前からチームに分かれて製作を開始。アイデアを出し合い、議論を重ね、試行錯誤しながら作品を完成させて本番に臨みました。

 

学生が作った作品はみな個性にあふれており、落下速度を弱めるためにパラシュート型にしたものやプロペラをつけたもの、衝撃を吸収させるためにクッション性を重視したものなど、様々な工夫が凝らされていました。

 

代表の学生が5階から作品を落下させるたび、落下地点の前でその様子を見守っていた他の学生や教職員からは歓声や拍手がおこり、会場は終始盛り上がっていました。また、落ちた卵はその場ですぐに調理し、皆でおいしくいただきました。

 

この日の結果は、卵を割らずに、かつ目標にもっとも近い位置に落下させたチーム「新鮮な卵」が最優秀作品賞を受賞しました。このほか、見事な発表を行ったチーム「欠席U」にはプレゼン賞、卓越したアイデアで作品を作ったチーム「ZAQ」にはアイデア賞、目標に一番近い位置に落下させたチーム「Egg Breaker」にはホールインワン賞が授与されました。

 

最優秀作品賞を受賞したチーム「新鮮な卵」の学生らは、「とにかく卵を割らないことを考えて製作した。チームのメンバー全員で協力して製作できてよかった」と語ってくれました。

 

この行事は学生らの知識や技術の向上だけでなく、グループにおける共同作業にも重点をおいており、この行事を通して各チームの、そして新入生全体の親睦が深まったようでした。また福田副学長(基礎理工学科教授)は「この行事を通して、マニュアルではなくアイデアでものごとを考えられる学生に育ってほしい」と新入生らの今後に期待を寄せました。

 

 

2016.04.18

兵庫県佐用郡の兵庫県立大学 西はりま天文台施設にて、新入生歓迎宿泊研修を実施しました

4月15日(金)から1泊2日で、工学部 基礎理工学科が兵庫県佐用郡の兵庫県立大学 西はりま天文台施設にて、新入生歓迎宿泊研修を実施しました。

                                   

教職員の他、基礎理工学科所属の先輩学生も参加し、1年生の宿泊研修をサポートしました。

 

【実施内容】

・学術研究員の方による星についての講義

・望遠鏡「なゆた」見学

・上級生による相談会・懇親会

・オリエンテーション など

 

「2日間を通じ、同学年同士だけでなく、先輩学生も含め、学科全体の親睦も深まった」と1年生はこれからの大学生活に期待を膨らませていました。