工学部基礎理工学科

2017.03.14

駅前キャンパスにて「strangeness nuclear physics 2017」を開催しました

3月12日~14日、駅前キャンパスにて「strangeness nuclear physics 2017」を開催しました。

 

これは、「ストレンジネス」について各国の研究者が集まり、最新の実験結果や理論的研究の成果について発表と議論を行う国際会議です。

今回、本学の福田共和教授が議長を務めました。

 

当日は日本と中国を中心に40名以上の研究者が集い、ストレンジネスについて議論を繰り広げました。

 

※ストレンジネスについて

ストレンジネス(奇妙さ)という素粒子を含む原子核や粒子の存在が知られています。

このような原子核や粒子は、宇宙では中性子星の内部など特別な環境下に存在すると一般的には考えられています。一方、地球上では、高エネルギーの加速器を使ってストレンジネスを生成することが出来ます。

 

※福田共和教授は、ストレンジネスを使った実験の第一人者として国際的に知られています。

 

2017.02.28

基礎理工学科の大野宣人教授、福田共和教授、数理科学研究センターの山原英男教授の最終講義が行われました

2月27日(月)、今年度末で退職される工学部基礎理工学科の大野宣人教授、福田共和教授、数理科学研究センターの山原英男教授の最終講義が行われました。

 

本学の多くの学科では、年度末に教員の退職を記念して、通常講義とは別に「最終講義」と題した特別講座を開催しています。

基礎理工学科と数理科学研究センターでは今年度末で3人の教員が退職するため、合同での最終講義が開催されました。

 

講義タイトルは以下の通りです。

 

大野宣人教授

「光物性研究と仲間達―学生とともに歩んだ30年―」

福田共和教授

「私の研究―過去・現在・未来―」

山原英男教授

「最近気になったいくつかの数学の話題」

 

3人の教員は講義の中で、これまでの自身の研究を紹介するとともに、本学の歴史や学生たちとの思い出を振り返りました。学生や教職員が多数出席し、質疑応答も大いに盛り上がって非常に賑やかな最終講義となりました。

 

講義終了後には学生からの花束贈呈が行われ、教員は満面の笑顔で花束を受け取りました。

 

 

2016.11.11

廃研究室&廃品再生プロジェクト(カフェラボプロジェクト)活動報告(テクノフェア御礼)

 

工学部基礎理工学科と環境科学科の学生たちが推進する廃研究室&廃品再生プロジェクト(通称:カフェラボプロジェクト)では、11月6日(日)に開催された「テクノフェアinねやがわ」にて「身近なテクノロジーの歴史体験inカフェラボ」を出展しました。エレベータもエスカレータもないにもかかわらず、4階までご足労頂きました皆様方に御礼申し上げます。

 

このたび、カフェラボ・メイキングの最終版をお届けします。当日見逃された方も、廃研究室からようやく生まれ変わった”Cafe Labo”をご覧ください。

 

なお、本プロジェクトはこれからも活動を継続し、次年度には残る2部屋の改装を行います。また、今後のイベントでは見学だけでなく、お茶等も出してOPENできるように準備しています。バージョンアップした”Cafe Labo”をお楽しみに。

 

カフェラボ第1回目の記事はこちら

カフェラボ第2回目の記事はこちら

 

船の舵です。かなり年季が入っています。このカフェのために譲ってもらいました。

 

ついでに羅針盤(コンパス)も頂きました。風速計のメーターもあります。

 

ストーブはこの部屋のもっとも古い住人の一つ。

観葉植物は学内で育てられていたもの。大きくなりすぎて…だそう。

 

あなたには負けますが…

エアープランツをぶら下げておしゃれします。

 

暖炉の水槽は獅子神の森になりました。

苔は学内で、流木は和歌山の海岸でゲットです。

 

演習室からお借りした古いコンピュータです。

 

さらに古いコンピュータ。コモドールのPET(右)は40年近く前の代物です。

 

こちらも古そうなカメラです。カッコよく撮ってね。

 

割れた窓ガラスはグルーガンで修復し、亀甲金網でセコムします。

 

ようやく様になってきました。

 

間に合わせのテラスですが大目に見てください。

 

夜はやっぱりライトアップ。

 

看板もできました。シンプルでいいでしょ。

見てくださってありがとうございます。御来店もお待ちしています。

2016.10.11

廃研究室&廃品再生プロジェクト(通称:カフェラボプロジェクト)の経過報告とお知らせ

 

寝屋川キャンパスの古い研究室の改装、備品の修理などを行う「廃研究室&廃品再生プロジェクト(通称:カフェラボプロジェクト)」が始まって早くも半年が過ぎました。

前回の記事はこちら

 

まさに廃墟だったA号館4Fの研究室の一画は、すでに清掃、壁の塗装が完了し、テーブル、机、棚のレイアウトなども決まり、ようやくカフェらしくなってきました。

 

11月6日(日)に寝屋川キャンパスで大学祭と同時開催される「テクノフェア」では、「テクノロジーの歴史体験inカフェラボ」というタイトルで初めて一般開放します。室内では、古いコンピュータや家電製品、おもちゃなど、子供から大人まで楽しめるささやかな展示を行います。生まれ変わった癒し空間の研究室と、昔懐かしい展示品たちに、ぜひ会いに来てください。メンバー一同、心よりお待ちしております。

 

※なお、カフェとしては未完成で、まだ飲食はできませんので、ご了解ください。

 

ガラスの戸棚と古い製図板を使ってカウンターテーブルを作ります。

ビンテージワックスを使って雰囲気を出します。

 

ガラスの水槽はショーケースにリメイク。角に金属フレームをつけてアンティーク感を出します。

 

窓のカーテンは簾に変更。部屋の雰囲気に合わせて白い塗料を塗りました。

安上がりでいいものができました。

 

会計課の倉庫からもらってきた3兄弟です。

 

三口フラスコも頂きもの。使い方が違いますか?

 

教壇を壁に立てて飾り棚に。白く塗るといろいろ映えます。

 

余っていたブロックとレンガで暖炉を作ります。暖炉の上には水槽も作る予定です。

 

配線盤は古道具屋で入手したヴォレー(鎧戸)で隠して…

 

カウンターの上にちょうどいい電源レールがありました。

ここはシンプルな電球照明を使います。

 

夜はこんなにすごいことに…。なんてロマンティックなのでしょう。

 

専用の塗料で黒板を作りました。イーゼルも再塗装。

ますますカフェらしくなってきましたよ。ぜひ実際に見に来てくださいね。

2016.08.08

工学研究科先端理工学専攻の大学院生が日本分析化学会近畿支部第10回平成夏季セミナーで優秀ポスター賞を受賞しました

7月28日(木)、29日(金)に兵庫県たつの市で開催された日本分析化学会近畿支部第10回平成夏季セミナーで、野村洋佳さん(大学院工学研究科修士課程先端理工学専攻森田研究室1年生)の発表が表彰され、優秀ポスター賞を受賞しました。この成果は野呂健太さん(同専攻齊藤研究室2年生)、齊藤安貴子准教授、森田成昭准教授を含めた4人の共同研究によるものです。

 

受賞内容は以下の通りです。

◆日本分析化学会近畿支部第10回平成夏季セミナー 優秀ポスター賞

野村洋佳さん、野呂健太さん、齊藤安貴子准教授、森田成昭准教授

発表テーマ:近赤外分光法を用いた天然酵母の発酵特性解析

 

この研究は、ラズベリーから採取した酵母を用いて、発酵している様子を近赤外分光法によりエタノール濃度の変化として分析するというもので、ラズベリー酵母2種と通常の酵母1種を比較してその発酵特性を解析しています。

 

野村さんは今後について、「この研究を活かしてラズベリーのお酒を作りたい」と語ってくれました。

 

2016.08.04

廃研究室&廃品再生プロジェクト(通称:カフェラボプロジェクト)が始動

 

工学部基礎理工学科と環境科学科の2年生7人と中田研究室の学生(4年生)が、本学寝屋川キャンパスの古い研究室の改装、備品の修理などを行う「廃研究室&廃品再生プロジェクト(通称:カフェラボプロジェクト)」を推進しています。この取り組みは、今年から開講された総合科目「地域連携ボランティア入門」の一環として行われる学内のリノベーション活動で、工学部環境科学科の中田亮生教授、教育開発推進センターの齊尾恭子准教授が共同で企画したものです。

4月から始まった本プロジェクトは現在、室内の清掃と塗装がほぼ完了し、これから床の張り替えやテーブル、机、棚などのレイアウトデザインを行うところです。改装中の研究室は、50年ほど前に建てられた本学寝屋川キャンパスA号館4階の約90平方メートルの広さで、3部屋に区分けされています。幸いにも古い窓枠や扉、机などの多くが当時のままに残されていました。室内のインテリアは、できる限り今あるものを活かし、それに学生の新鮮なセンスとアイディアを取り込みます。最終的には古い研究室の雰囲気が残るシンプルで落ち着いた「カフェ」として仕上げ、プロジェクトの活動拠点として多目的に使用します。11月初旬に行われる恒例のテクノフェアでは、ひとまず1部屋が完成し、一般に公開できる見込みです。

このプロジェクトでは、「古いものを愛でる、大切にする」をモットーに掲げています。学内の古い備品や消耗品の有効利用の呼びかけを行うほか、身近な物品のDIYと各種修復技術、インテリアデザインなどを、アクティブラーニング*の方式で習得します。

*アクティブラーニング:教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称です。

 

ここです。

 

まさに廃研究室です。廃墟ファンならどきどきわくわくするかも…?

 

片付けは大変です。でもだいぶん片付きました。

 

掘り出し物ですか?

 

窓はきれいに拭きます。古いアイアンの枠の大きな窓です。

 

壁は灰白色で塗りなおします。面積が広いので手分けして塗ります。

 

脚立を使って天井近くも丁寧に仕上げます。

 

カフェラボ専属のカメラマンが記録写真を撮ります。

 

オリーブが出番を待っています。ホームセンターの片隅で見切り品になっていたのを植え替えました。

 

ドアは複数の青系色で重ね塗りし、シャビイックな感じに仕上げます。何度も色合いを確認します。

 

素人の作業にしては上出来ではないでしょうか。

 

倉庫にあった古い教壇を敷き詰めて床の一部にします。板が一部欠損しているので修理し、色目が明るすぎるので再塗装の予定です。問題は左右の段差です。

 

取り壊された古い大教室の階段を譲ってもらい、窓枠にしつらえてみました。これからが楽しみです。

2016.06.27

柳田教授がJINS MEMEを活用したコントロールブリッジアプリケーションの開発に研究協力

工学部基礎理工学科 柳田達雄教授が、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者向け支援ソリューションの開発を目指すプロジェクト「FOLLOW YOUR VISION」による、メガネ型ウェアラブルデバイス「JINS MEME」を活用したコントロールブリッジアプリケーションの開発に研究協力しています。

「JINS MEME」は、メガネ・アイウエアブランド「JINS」を運営する株式会社ジェイアイエヌが開発したメガネ型のウエアラブル端末。
鼻パッド部分に組み込まれたセンサーにより、瞬きや視線の移動などの眼球の動きをリアルタイムに検出することができます。
「FOLLOW YOUR VISION」では、ALS(筋萎縮性側索硬化症)等のハンディキャップを抱える方に向けて、「JINS MEME」から取得される眼電位センサーのデータをもとに、様々な電子機器の遠隔操作を可能とするコントロールブリッジアプリケーションの開発を目指しています。

柳田教授は、眼周辺の筋肉の電気的な活動データから、眼の動きを検出し、スマートフォンで処理できる技術開発に数理的側面から協力しています。


◇ALS(筋萎縮性側索硬化症)について
体を動かす運動ニューロン(神経系)が変性し、徐々に壊れてしまう疾患です。 運動を司る神経の変性によって筋肉への命令が伝わらなくなり、筋力の低下を引き起こします。 しかし、意識や五感、知能の働きは正常のまま。 発症してからの平均余命は3~5年と言われ、世界で40万人、日本には9,200人超の患者がいます。 ALSの進行によって、手足の麻痺による運動障害、コミュニケーション障害、 嚥下障害などの症状が起こり、最終的には呼吸障害を起こすため、 延命のための人工呼吸器の装着が必要となります。 極めて進行が速く、現在、治癒のための有効な治療法は確立されていません。
(JINS MEME「FOLLOW YOUR VISION」ホームページより引用)
 

◇関連リンク
JINS MEME「FOLLOW YOUR VISION」

2016.06.10

基礎理工学科の新入生歓迎行事「卵落としコンテスト」を開催しました

 

6月10日(金)、寝屋川キャンパスにて基礎理工学科の新入生歓迎行事「卵落としコンテスト」が開催されました。

 

「卵落としコンテスト」とは、A2ケント紙1枚、はさみ、ものさし、セロハンテープなどを使って緩衝器を作成し、生卵を校舎5階から割らずに落とす競技です。今年で記念すべき10回目を迎えたこのコンテスト、今年も新入生計21チームが科学の知識とモノづくりの技術を競いました。

 

学生たちは約1ヵ月前からチームに分かれて製作を開始。アイデアを出し合い、議論を重ね、試行錯誤しながら作品を完成させて本番に臨みました。

 

学生が作った作品はみな個性にあふれており、落下速度を弱めるためにパラシュート型にしたものやプロペラをつけたもの、衝撃を吸収させるためにクッション性を重視したものなど、様々な工夫が凝らされていました。

 

代表の学生が5階から作品を落下させるたび、落下地点の前でその様子を見守っていた他の学生や教職員からは歓声や拍手がおこり、会場は終始盛り上がっていました。また、落ちた卵はその場ですぐに調理し、皆でおいしくいただきました。

 

この日の結果は、卵を割らずに、かつ目標にもっとも近い位置に落下させたチーム「新鮮な卵」が最優秀作品賞を受賞しました。このほか、見事な発表を行ったチーム「欠席U」にはプレゼン賞、卓越したアイデアで作品を作ったチーム「ZAQ」にはアイデア賞、目標に一番近い位置に落下させたチーム「Egg Breaker」にはホールインワン賞が授与されました。

 

最優秀作品賞を受賞したチーム「新鮮な卵」の学生らは、「とにかく卵を割らないことを考えて製作した。チームのメンバー全員で協力して製作できてよかった」と語ってくれました。

 

この行事は学生らの知識や技術の向上だけでなく、グループにおける共同作業にも重点をおいており、この行事を通して各チームの、そして新入生全体の親睦が深まったようでした。また福田副学長(基礎理工学科教授)は「この行事を通して、マニュアルではなくアイデアでものごとを考えられる学生に育ってほしい」と新入生らの今後に期待を寄せました。

 

 

2016.04.18

兵庫県佐用郡の兵庫県立大学 西はりま天文台施設にて、新入生歓迎宿泊研修を実施しました

4月15日(金)から1泊2日で、工学部 基礎理工学科が兵庫県佐用郡の兵庫県立大学 西はりま天文台施設にて、新入生歓迎宿泊研修を実施しました。

                                   

教職員の他、基礎理工学科所属の先輩学生も参加し、1年生の宿泊研修をサポートしました。

 

【実施内容】

・学術研究員の方による星についての講義

・望遠鏡「なゆた」見学

・上級生による相談会・懇親会

・オリエンテーション など

 

「2日間を通じ、同学年同士だけでなく、先輩学生も含め、学科全体の親睦も深まった」と1年生はこれからの大学生活に期待を膨らませていました。

 

 

 

2016.02.29

“はじめての力学”をテーマに、公開講座「親子孫でたのしい仮説実験講座」を開催しました

2月27日(土)、28日(日)の2日間、NPO法人「楽知ん研究所」協力のもと、“はじめての力学”をテーマに、公開講座「親子孫でたのしい仮説実験講座」を寝屋川キャンパスにて開催し、4組13人の方々が参加しました。

 

 

「親子孫でたのしい仮説実験講座」は、大学近隣の地域の方々を中心に親子孫の3世代を通して科学の楽しさを実感していただくことを目的とした科学実験講座です。今回は“はじめての力学”をテーマに、予想を立てて実験・観察してもらうことで、今まで見えなかったものが見えてくる、本格的でたのしい科学入門プログラムです。

 

講座では、舟橋春彦本学工学部基礎理工学科客員教授・京都大学国際高等教育院教授が指導を行い、基礎理工学科と環境科学科の理科教職課程履修生(次年度履修予定学生を含む)5人がアシスタントを務めました。なお、この取り組みの内容は、本学の理科教職課程のアクティブ・ラーニングも兼ねて、基礎理工学科の教員によって企画運営されました。

 

2日間の講座内容は以下の通りです。

 

【1日目】

 1コマ目:<ものを動かす力>と<まさつ力>

 2コマ目:<吹き矢の力学>

【2日目】

 3コマ目:<ものを動かすこと>と力積

 4コマ目:<ものを動かすこと>と力積(つづき)

 

 

2015.12.17

産経新聞に『ときめき 電ツ~うどん』の記事が掲載されました

産経新聞の12月5日(土)付朝刊に、本学の『ときめき 電ツ~うどん』の記事が掲載されました。

記事の詳細内容は、こちらをご覧ください。

 

 

2015.07.09

『もしも地球が立方体だったら』をテーマに出前講義が実施されました

7月8日(水)寝屋川キャンパスで、海洋学者 小田巻 実氏(三重大学教授)による『もしも地球が立方体だったら』をテーマとした出前講義(公益財団法人 日本科学協会主催)が、工学部基礎理工学科の学生(3年生)を対象に実施されました。

 

講義では、「地球がもし立方体であれば、重力・大気・海洋・気象はどのような影響を受けるのか」を、球体と立方体という形状の視点から小田巻氏が説明され、また専門家の協力のもと、日本科学協会が製作した科学CGムービー「Cubic Earth-もしも地球が立方体だったら」の鑑賞会をおこないました。

 

講義を通して学生たちは、球体の地球が人類にとって恵まれた環境であることを知るとともに、地球環境の成り立ちについて理解を深めました。

 

 

【講義概要】

    講  師:三重大学生物資源学部共生環境学科 自然環境システム学講座

     小田巻 実 教授

    対  象:工学部基礎理工学科3年生 40名

    授業内容:科学CGムービー「Cubic Earth-もしも地球が立方体だったら」の鑑賞

      解説と質疑応答

 

【Cubic Earth もしも地球が立方体だったら 解説サイト】

 http://www.jss.or.jp/fukyu/cubicearth/index.html

 

 

 

 

2015.06.24

色が変わる!「ときめき 電ツ~うどん」プロジェクト

色が変わる!

プロジェクト

 

 

○色の変わる!「ときめき 電ツ~うどん」について
酸性の果汁につけると麺の色が紫からピンクに変わる「電ツ~うどん」。
この見た目にも楽しいうどんを、工学部基礎理工学科 森田研究室が開発しました。

色が変わる秘密は、麺に練りこまれた「紫いも粉」。
紫いもの独特な色は、天然の色素であるアントシアニンによるものです。
このアントシアニンは、pHによって化学構造が変化し,色が変わります。
この科学の知識を食品に応用しました。
アントシアニンは食べて安全であるだけでなく、抗酸化作用があることも知られています。

酸性の果汁には、いろいろと試した結果、うどんの風味を引き立たせ、色の変化がはっきりとあらわれる「スダチ」を選びました。

 

pH(ピーエイチ)〔水素イオン濃度指数〕

酸性や塩基性(アルカリ性)の度合いを表す指数。溶液中の水素イオンの濃度から求められ、pH7が中性、pHの値が7より小さくなると酸性、7より大きくなると塩基性である。

代表的なpH指示薬…リトマス試験紙、BTB溶液等

 

○開発のキッカケ

森田研究室では、身近な物質の分子構造や分子機能を、光を使って調べる分子分光についての研究を進めています。

 

研究室では、研究成果を広く社会に還元することを目標にしており、大学の所在地である寝屋川市主催の「ワガヤネヤガワ・ベンチャービジネスコンテスト」へ、研究成果を活かした商品を提案できないかと考えて応募しました。

 

提案する商品は、「研究成果を活かしたものであること」そして、基礎理工学科の理念である「遊学一致(遊びと学びをどう繋げるか)」をカタチにすると目標を決め、開発をスタートしました。

 

研究成果を、より多くの人に届けるためにはどんなモノがいいのか。

色々と頭をひねり考えていく中で着目したのが、研究対象の1つであるアントシアニン色素。

アントシアニンは「環境によって色が変わる」、「pH指示薬になる」という特性をいかしてなにか商品開発ができないかという案がでてきました。

 

アントシアニンの色の変化を楽しんでもらうにはどのような商品がいいのか検討を重ね、

「色の変化を楽しんでもらう食品は、今まであまりなかった。」

「こどもたちが科学に興味を持ってもえるキッカケになるかも?!」

「紫いも粉には、アントシアニンが豊富に含まれていて健康によい」

そこから紫いも粉を活用し食品開発することに決め、粉ものの街大阪の人に馴染じみ深い「うどん」の商品を提案しました。

 

 

 

 

○産官学連携への広がり

「電ツ~うどん」は、寝屋川市主催の「ワガヤネヤガワ・ベンチャービジネスコンテスト」にて「商業部門賞」を受賞。現在、「大学発」のアイディアを商業化する準備をしています。

 

それまで麺は研究室が手打ちしていましたが、より美味しく多くの方に提供できるように、地元寝屋川市の企業の協力を得ることになりました。寝屋川市より紹介いただいた株式会社 四國うどんに製麺をお願いし、うどんの色やスダチの風味を損なわない出汁を大学生協が提供することになりました。

 

色の変化に注目して開発した楽しく美味しい「電ツ~うどん」は、企業とタイアップし、企業・寝屋川市・大学の産官学連携のプロジェクトとして広がっていっています。

 

学内試食会

 

株式会社四國うどんとの打ち合わせ。

株式会社四國うどんとの打ち合わせ。

 

後援会総会でも試食を行い、好評を頂きました。

 

○オープンキャンパスで「色の変わるうどん」を体験してください!

 7月26日(日)、8月22日(土)のオープンキャンパスにて、「株式会社四國うどん」が製麺した「電ツ~うどん」をご提供いたします。

 是非、大阪電気通信大学の研究成果を「食べて」味わってください。

 

※うどんプロジェクト 試食イベントについては7月オープンキャンパスページをご参照ください。

 (7月オープンキャンパスページは、6月26日(金)に更新予定です。)

 

2015.05.22

英語教育センター カルモナ先生による研究室訪問

基礎理工学科 森田研究室では、今後グローバルな場で研究生が自身の研究成果を発表できるようにと、今年の5月より本学英語教育センター カルモナ・ダニエル特任講師による研究室訪問(英語指導)を受けています。

 

 

5月21日(木)のレッスンでは、学生が自身の研究をパワーポイントを使用してプレゼンテーションしました。カルモナ先生は、適切な発音や文法、また表現方法に至るまで丁寧な指導を行いました。少人数制ということもあり、学生たちは積極的に質問や発言をするなど、意欲的にレッスンに参加している様子でした。

 

英語教育センター カルモナ先生による研究室訪問は、本学の学部生・大学院生の英語力向上とグローバルに活躍できる学生の育成を目指した英語教育プログラム「EIGOP(えいごっぷ)」(English Improvement Globalization Office-Visiting Program)によるものです。英語の勉強会、国際会議でのプレゼンテーションのリハーサルなど、各研究室の要望に応じた英語教育プログラムを提供するとともに、また、学生・大学院生からの英語力を伸ばしたい、英語のプレゼンテーションを見てほしい、英語論文を添削してほしいなどの要望にも応えたプログラム内容になっています。

 

 

 

2015.01.23

「ワガヤネヤガワ・ベンチャービジネスコンテスト」において「商業部門賞」を受賞し、グランプリファイナルに出場します

 

「ワガヤネヤガワ・ベンチャービジネスコンテスト」において、工学部基礎理工学科3年生 樋口達也さん、同学科4年生 廣畑源哉さんが「商業部門賞」を受賞しました。

 

「ワガヤネヤガワ・ベンチャービジネスコンテスト」は、「工業」「商業」「農業」「協働」の4部門に対する学生のビジネスプランを募集する寝屋川市主催の企画提案型ビジネスコンテストで、130件の応募から1次審査、2次審査を通過し、今回の受賞となりました。

そして、1月28日(水)に開催される「ワガヤネヤガワ・ベンチャービジネスコンテストグランプリファイナル」にて、部門賞受賞プランの中からグランプリが決定します。

 

「商業部門賞」を受賞した樋口さん、廣畑さんのビジネスプランは、「五感で楽しむ!色が変わるうどん」。

五感で楽しむうどんは、うどんに紫芋の色素であるアントシアニンを練り込み、スダチ果汁入りの酸性の汁につけることにより麺の色が紫色からピンク色に変化するという、アントシアニンがpH指示薬になるという特徴をいかしたもの。

樋口さん、廣畑さんが所属する森田研究室は、身近な物質の分子分光についての研究を進めていて、研究成果を広く社会に還元することを目標にしているとのこと。

そのため、今回のプランを考案する際にも、「食品」、特に、粉ものの街大阪の人に馴染じみ深い「うどん」に目をつけたといいます。

 

廣畑さんは「実験中、pHによって色素が変化するのを見るのが楽しかったんです。この特徴を食品にいかすことで、化学のおもしろさ、食の楽しさを体験してもらえると思いました。色の変化を楽しむ食品というものは数少ないので、他の商品との差別化も図れると考えています。」と話し、グランプリ獲得を目指しますと意気込みを語ってくれました。

 

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「ワガヤネヤガワ・ベンチャービジネスコンテスト グランプリファイナル」

開催日時/1月28日(水)13時30分(13時開場)

場所/アルカスホール

定員/300名(当日先着順)

入場料/無料

コンテスト部門賞受賞者によるプレゼンテーション発表及び表彰の他、ロボットクリエーターの高橋智隆氏(本学総合情報学部情報学科客員教授)による講演が行われます。

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2014.09.17

公開講座「親子(孫)夫婦でたのしい仮説実験講座2014『ミクロの世界を旅しよう!』」を開催しました

9月14日(日)から15日(月・祝)にかけての2日間、寝屋川キャンパスY 号館

(実験センター)にて、公開講座「親子(孫)夫婦でたのしい仮説実験講座2014『ミクロの世界を旅しよう!』」を開催いたしました。

 

講座のテーマは、「ミクロの世界を旅しよう!」

1600年代のイギリス貴族たちを夢中にさせたロイヤルソサエティ実験主任ロバート・フックの研究を追体験しながら、予想を立てて実験・観察することで、「今まで見えなかったものが見えてくる体験」をしていく本格的なたのしい科学入門プログラムを実施しました。

 

本講座に参加した5家族14名の方々は、自ら簡易顕微鏡「ライトスコープ」を操作し、顕微鏡をのぞいた瞬間、その不思議な世界に歓声をあげていました。

参加者からは、全員「とてもたのしかった」とのアンケート結果と、たくさんの感想をいただきました。

 

また、本講座では、 基礎理工学科の理科教職生9名が、学生スタッフとして教材の準備などの段階から参画し、講座当日も進行を分担したり、参加者の方々の観察のサポートにあたるなど活躍しました。

 

 

 

 

2014.09.16

「大正ものづくりフェスタ2014」で行われた「エッグドロップチャレンジ!」のイベント運営に協力しました。

9 月6 日(土)大阪市大正区の大正区役所で開催された「大正ものづくりフェスタ2014」

で行われた「エッグドロップチャレンジ!」のイベント運営に協力しました。

 

この催しは、大正区を支えるものづくり企業が集まり、子どもたちや区民の方に、ものづくりの喜びや素晴らしさを体験してもらうため昨年から始まったもので、今年のテーマは、「遊んで・学んで・体験して!みんなで一日『ものづくりのたまご』になろう!」でした。

 

「エッグドロップチャレンジ!」のイベントでは、工学部基礎理工学科4年生 槙本 洋祐さんがアドバイザーとして参加し、子どもたちへの指導にあたりました。

 

 

 

2014.07.07

基礎理工学科 オープンキャンパス情報

7月27日(日) 8月23日(土)

いずれも13:00~(受付開始12:30~)からオープンキャンパスを開催いたします。

 

基礎理工学科では

〇学科紹介/ 研究室見学/AO入試説明

〇見て、触って、考えて…

 ~数学を「体験」する~(数学)

〇見て、触って、考えて…

 ~科学を「体験」する~(理科)

を寝屋川キャンパスにて実施します。

 

先輩学生、先生から直接話を聞き、楽しい体験・展示を通して、基礎理工学科での学びの魅力を是非体感してみてください。