4月2日（火）、2024年度入学式を四條畷キャンパス・コナミホールで行い、1,535(学部1,455人、大学院80人)人の新入生がキャンパスの門をくぐりました。
午前10時より「情報通信工学部、医療健康科学部」、同11時30分より「工学部」、午後2時より「建築・デザイン学部、総合情報学部」、同3時より「大学院」と4部制に分かれて式典を執り行いました。
今年度は5年ぶりに来賓、保護者が参列し、在学生によるクラブやサークルの勧誘も行われ、久しぶりににぎやかな入学式となりました。
式典では塩田邦成学長による告辞と大石利光理事長の祝辞が贈られました。
塩田学長は「本日は新入生とご家族の皆様、ご入学おめでとうございます。大学入学は皆さんの夢の実現への道のりが始まるスタートラインです。ところで夢を実現するために必要なものとは何でしょう？専門知識、資格、発想力、英語力、同僚や顧客、患者さんとのコミュニケーション能力…そういったものが浮かんできます。大学は皆さんが夢をかなえるための様々なプログラムを用意しています。ぜひ活用してください。これからの社会を担っていくのは皆さんです。今からそれぞれの専門の勉強が始まります。まずはしっかりそれを身に付け、自分のコアにして下さい。夢へのベースは専門の力です。さらに他分野との交流、いろんな本や人と接することを通して幅広い知識を身に付けてください。大学で得たものは生涯の宝となるはずです。大学は皆さんに最後まで寄り添い、ともに歩んで行くことをお約束します」とメッセージを贈りました。
続いて大石理事長が登壇。今年で学園創立83年を迎える本学の歴史に触れながら「本日入学された新入生とご家族の皆様に学園を代表して心からお祝い申し上げます。アメリカ合衆国の建国の父と言われるベンジャミン・フランクリンは『人生において最大の投資は自分への学習への投資であり、それが最高の利子を生み出す』と説きました。皆さんが今日から大学で学ぶ知識は将来、大切な学びとなります。それぞれの学部・学科で専門知識をどん欲に吸収してください。今は大変便利な世の中になり、瞬時に情報を手に入れることが可能な時代となりました。しかし、残念ながら知識だけは自分で勉強して学ぶ以外に方法はありません。ぜひ、在学中に未来の目標を見つけ、その専門能力を磨いてください。皆さんの学びは必ず、この変化の時代を悠々と乗り越えていける力強い翼になると思います。一人ひとりが目標を持って、充実した大学生活を送られることを願っています」と熱く語りかけました。
続いて大学と大学院のそれぞれの新入生代表が壇上で宣誓。「本日、大阪電気通信大学に入学する新入生一同は、大阪電気通信大学の基本理念、目指す人間像を目標として行動し、学則を守り、学業に精励するとともに、実り多い学生生活を送ることを誓います」と誓いの言葉を述べました。
式典終了後は各学科に分かれて教室で教職員が新入生には学生証や関係書類の交付、参列された保護者の方には教育懇談会を行いました。
新入生たちはやや緊張した表情で大学生活や学科内容の説明に聞き入っていました。
工学部の新入生を代表して宣誓した小鳥瑠菜さんは「将来は高校の理科教師を目指しています。高校1年生の時から3年間で計4～5回、オープンキャンパスに通いました。ベリーベリープロジェクトにとても興味を持ったので、ぜひ参加してポリフェノールの研究をしてみたいです」と笑顔で希望や目標を語っていました。
今春、リニューアルされた２号館キャンパスプラザで桜の写真を撮影していた保護者の方は「医療健康科学部に入学した息子は今月から下宿生活がスタートします。このような自然に恵まれた美しいキャンパスでしっかり学び、健康に気を付けて大学生活を楽しんでほしいです。生涯の友人となる出会いもあればいいですね」と話しておられました。
今年度は新学部「建築・デザイン学部」の1期生が入学。新たな歴史が刻まれます。
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