2022.07.21 総合案内

「2022年度マイクロマウス関西地区大会」が本学で開催され、本学自由工房の学生が出場しました

自作の自立ロボットを自律的に(自分の力だけで)迷路を走らせ、ゴールまでの最短時間を競う「2022年度マイクロマウス関西地区大会」(主催:マイクロマウス委員会関西支部、共催:公益財団法人ニューテクノロジー振興財団、大阪電気通信大学)が7月17日(日)、寝屋川キャンパスアクティビティホールで開かれました。
1977年にIEEE(米国電気電子学会)が提唱したことに始まり、日本では1980年から「全日本マイクロマウス大会」として開催されている世界的に歴史あるロボット大会。今回の関西地区大会には高校生から大学生、社会人らが自作した84台がエントリーしました。
 
 競技は「マイクロマウス競技」「クラシック競技」「ロボトレース競技」の3種目が行われ、本学からは「自由工房」に所属する学生17人が参加、「クラシック競技」に19台、「マイクロマウス競技」には2台が出走しました。
 本学工学部電子機械工学科・入部正継教授(マイクロマウス委員会関西支部 支部長)ら審査員4人が見守る中、ロボットは熱戦を繰り広げました。今春、竣工したばかりのアクティビティホールにはロボット愛好家の熱気があふれ、本学の学生も全員が完走するという大健闘でした。
その結果、「クラシック競技」の部で本学の学生4人が特別賞を受賞しました。さらに、大会の準備や運営に貢献したとして、出場した自由工房の学生全員に団体賞が贈られました。
 
競技終了後に行われた表彰式では、公益財団法人NTF事務局の中川友紀子さんが挨拶。「『クラシック競技』の部では全員が完走し、驚きました。ロボットもどんどん進化しており、地区大会のレベルが上がっているのを実感しています。全日本大会でまたお目にかかれるのを楽しみにしています」と感想を述べられました。
特別賞受賞者のひとりで、エントリーした3機すべてが完走した電気電子工学科4年、合田直史さんは「今回出走したロボットの中には自作のものも含まれており、次の学生大会では走行安定性とスピードを向上させることが課題です。来春には社会人になりますが、学生時代に培われた『モノを作って試すという技術』を自分の強みとして頑張りたい。マイクロマウスも趣味としてずっと続けていきたいです」と笑顔を見せていました。
 
本大会は本学がバックアップする学生の「モノづくり」の課外活動の場である「大阪電気通信大学自由工房」が運営に協力しています。「自由工房」は学年や学科に関わらず、誰でも参加できるのが特長。寝屋川と四條畷の2つのキャンパスにそれぞれ活動拠点(工房)があり、現在はロボットコンテスト参加プロジェクトや電気自動車製作などの活動を行っています。モノづくりのための設計や製作ができる設備が整っており、専従の技術スタッフからいつでもアドバイスを受けることができます。
 
 
◇特別賞を受賞した皆さんとロボット名(敬称略)
・合田 直史さん(てくてくねずみ3.1)
・猪妻 あいさん(モチ2号)
・藤森 理乃花(むた)
・山口 拓也さん(響2)

お知らせの一覧に戻る

大学紹介

学生一人ひとりの興味・関心を大切にする独自の「4ステップの実学教育」をはじめ、本学の特長および、概要についてご紹介いたします。

4ステップの実学教育

キャンパスライフ

ロボットづくりなどに挑戦できる「自由工房」やクラブ・サークル、イベントなど、大阪電通大では、授業やゼミ以外にも日々さまざまな活動が行われています。

クラブサークル紹介

施設・キャンパス

次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。

PAGE
TOP