2024.01.11 総合案内

四條畷市に市指定有形文化財の埴輪の3Dデータと子馬形埴輪の3D造形レプリカを贈呈しました

1月10日(水)、四條畷市役所にて瀧井萌さん(総合情報学部デジタルゲーム学科3年)が作成した市指定有形文化財の子馬形埴輪と馬形埴輪の3Dデータおよび子馬形埴輪の3D造形レプリカの贈呈式が行われました。これは、同市教育委員会をクライアントとする「社会プロジェクト実習」の一環として行われ、撮影した3Dデータをもとに本学の3D造形先端加工センターの3Dプリンターで子馬形埴輪の実物大レプリカを制作しました。
 
贈呈式には四條畷市から東修平市長と植田篤司教育長が、本学からは塩田邦成学長と瀧井さんが出席しました。
 
最初に、塩田学長から「いつも本学の授業をはじめ様々な活動にご協力いただき、ありがとうございます。今回、本学のデジタル技術を用いて四條畷市の文化財保存にご協力できたことを光栄に思います。この授業は実際のクライアントへの納品までを行いますので、制作物の品質を担当教員等によりビジネス品質にそえるよう厳しくチェックしており、納得のいくデータとレプリカを贈呈できたと思います。また、最近では文化財をデータ化して保存することが進められていますの、ぜひ今後もこういったことを一緒に進められればと思います」とお礼と共にさらなる共同作業への期待が述べられました。
 
続いて、東市長から「いつも様々な面でお世話になり、ありがとうございます。今回、このようなレプリカを贈呈いただき、お礼申し上げます。四條畷市としては、今後も文化財保存に力を入れていく予定ですので、今後も引き続きご協力いただきたい」とお礼が述べられました。
 
次に、塩田学長から東市長へ目録が贈呈され、瀧井さんから植田教育長へ子馬形埴輪の3D造形レプリカが贈呈されました。実物を手にした植田教育長は「手触りまで本物と似ている。実物と見分けがつかない」と感想が述べられました。作成した瀧井さんは「3Dデータを何度も修正し、大変でした。完成したレプリカが実物と見分けがつかないほどだったので、驚きました」と自身の資料に満足した様子でした。
 
贈呈されたレプリカは、四條畷市立歴史民俗資料館で埴輪が国内外の展覧会に借し出される際などに展示され、市内小中学生の学習に活用される予定です。
 
本学では引き続き、デジタル技術を活用して地域の歴史文化の周知に貢献していきます。

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