2024.01.22 総合案内

寝屋川市立中央幼稚園の園児たちに廃材を使ったコミュニケーションボードを寄贈しました

工学部建築学科 北澤誠男准教授が担当している「インテリア計画」では、2019年度から地域貢献・地域連携の一環として、本学に隣接する「寝屋川市立中央幼稚園」の園児たちに、近隣の製材所から頂いた廃材などを使用し、これまでさまざまな木工作品を寄贈しています。

 

5回目となる今回も、製材所から頂いた廃材などを有効活用して、園児が楽しく遊ぶためのコミュニケーションボード「なぞって・まわして・ひっぱって」を製作しました。

 

10月に行われたデザイン審査発表を経て、学生たちは一つひとつに仕掛けをつくり園児たちが考えて手を動かすことや、隣同士で並んで遊ぶことによりお友達と自然と仲良くなれる、そんなコミュニケーションボードを目指して取り組んできました。

 

1月12日(金)寄贈式当日、園児たちが本学を訪問。お披露目の前に、3D造形先端加工センターや建築学科の学生スペースで、学生が製作した模型などを見学しました。

 

はじめに、北澤准教授より今回の取り組みの背景や、コミュニケーションボードを作った過程などを分かりやすく説明し、園児たちは興味津々に話を聞いていました。

その後、学生たちからコミュニケーションボードに込めた想いや遊び方を、園児たちとコミュニケーションを取りながら説明しました。説明後、自由に遊ぶよう園児たちに促すと、大喜びでお気に入りのコミュニケーションボードで遊んでいました。学生たちも、遊び方を教えながら一緒に遊び楽しい時間を過ごしました。

 

最後に受講した学生に対して、スチューデントアシスタントの同学科4年生と実験サポート課 木工室スタッフが優秀賞、クリエイティブ賞、デザイン賞を発表しました。

次に、園長先生より園長賞が発表され「子供目線をとても良く理解している素晴らしい作品ばかりでした。楽しい時間をありがとうございました」とお言葉をいただき、幼稚園教論からプレゼントをいただきました。学生たちも嬉しそうな笑顔をみせ、達成感でいっぱいになりました。

 

コミュニケーションボードは幼稚園に運び入れ、実際に園児たちが使用していきます。

自分たちで作ったものが、人の手に渡り喜んでもらえる嬉しさを感じることができた機会となりました。建築学科では今後もこの取り組みを続けていく予定です。

 

(本学のこの取り組みは、SDGs「12」「13」「15」に該当します)

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