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2016.08.03

廃研究室&廃品再生プロジェクト(通称:カフェラボプロジェクト)が始動

 

工学部環境科学科と基礎理工学科の2年生7人と中田研究室の学生(4年生)が、本学寝屋川キャンパスの古い研究室の改装、備品の修理などを行う「廃研究室&廃品再生プロジェクト(通称:カフェラボプロジェクト)」を推進しています。この取り組みは、今年から開講された総合科目「地域連携ボランティア入門」の一環として行われる学内のリノベーション活動で、工学部環境科学科の中田亮生教授、教育開発推進センターの齊尾恭子特任准教授が共同で企画したものです。

4月から始まった本プロジェクトは現在、室内の清掃と塗装がほぼ完了し、これから床の張り替えやテーブル、机、棚などのレイアウトデザインを行うところです。改装中の研究室は、50年ほど前に建てられた本学寝屋川キャンパスA号館4階の約90平方メートルの広さで、3部屋に区分けされています。幸いにも古い窓枠や扉、机などの多くが当時のままに残されていました。室内のインテリアは、できる限り今あるものを活かし、それに学生の新鮮なセンスとアイディアを取り込みます。最終的には古い研究室の雰囲気が残るシンプルで落ち着いた「カフェ」として仕上げ、プロジェクトの活動拠点として多目的に使用します。11月初旬に行われる恒例のテクノフェアでは、ひとまず1部屋が完成し、一般に公開できる見込みです。

このプロジェクトでは、「古いものを愛でる、大切にする」をモットーに掲げています。学内の古い備品や消耗品の有効利用の呼びかけを行うほか、身近な物品のDIYと各種修復技術、インテリアデザインなどを、アクティブラーニング*の方式で習得します。

*アクティブラーニング:教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称です。

 

ここです。

 

まさに廃研究室です。廃墟ファンならどきどきわくわくするかも…?

 

片付けは大変です。でもだいぶん片付きました。

 

掘り出し物ですか?

 

窓はきれいに拭きます。古いアイアンの枠の大きな窓です。

 

壁は灰白色で塗りなおします。面積が広いので手分けして塗ります。

 

脚立を使って天井近くも丁寧に仕上げます。

 

カフェラボ専属のカメラマンが記録写真を撮ります。

 

オリーブが出番を待っています。ホームセンターの片隅で見切り品になっていたのを植え替えました。

 

ドアは複数の青系色で重ね塗りし、シャビイックな感じに仕上げます。何度も色合いを確認します。

 

素人の作業にしては上出来ではないでしょうか。

 

倉庫にあった古い教壇を敷き詰めて床の一部にします。板が一部欠損しているので修理し、色目が明るすぎるので再塗装の予定です。問題は左右の段差です。

 

取り壊された古い大教室の階段を譲ってもらい、窓枠にしつらえてみました。これからが楽しみです。

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