2023.08.21
建築学科4年生の卒業研究・卒業設計 中間試問会を行いました
8月8日(火)、OECUイノベーションスクエア3階の建築学科研究室で、建築学科4年生の卒業研究・卒業設計 中間試問会を行いました。
当日は、8研究室を2グループに分け、学生たちは準備したA3サイズの概要資料とパワーポイントを使って、教員と学生らに対して卒業研究・卒業設計の発表を行いました。
発表では、各々が4月より取り組んでいる卒業研究・卒業設計について、これまでに行った資料収集と分析、調査、実験などの現状報告をしました。さらに、今後予定している研究活動や制作活動についても報告しました。
2人一組で同じテーマに取り組んでいる場合は2人で発表し、それぞれの担当や共同研究箇所などについても詳細に説明を行いました。
質疑応答では、教員から鋭い質問や指摘があり、発表者は緊張しながらも回答をしていました。
発表を終えた、建築学科4年生 出口海仁さんは「まず、中間試問会も含めて卒業設計の研究・制作活動のスケジュールを考えました。今日の発表では、先生方に印象を残し、どんな卒業設計を行うのかを期待させることを目標にしました。準備はしっかりと行っていたので、自分らしい発表ができたと思います。次の10月の発表では、今日いただいたアドバイスをもとに研究内容をさらにブラッシュアップし、構造と図面を準備する予定です」と意気込みを語りました。
また、当日は公開実施としたことから、建築学科の下級生も多数見学に訪れました。特に、建築学科3年生は、後期からの研究室の配属希望のためにも熱心に見学をし、上級生の卒業研究・卒業設計のテーマと各研究室の特徴を理解しようと努めている様子が伺えました。
この中間試問会は、個々の状況を自分自身が整理する大変良い機会であるとともに、同級生がどのような研究、設計を実施予定であるかを知り得る機会ともなり、4年生はお互いに良い刺激を受けていました。