-:合格率が約10%と、他の国家資格と比較して難易度が高い資格ですが、
試験にむけて相当勉強しましたか?
小山さん:もともと勉強は嫌いではなかったので、興味を持ったことは何でも追及してやるタイプなので、実は電験二種を勉強しながら、三種の勉強もしていました。
さらに、興味本位で消防設備士の資格も、並行しながら勉強していました。結果、甲種4類、乙種6類、7類も取得することができました。
大学生は時間が作りやすいので計画性をもってやればできますよ!
遠藤さん:僕は年度の初めから勉強をしていたので半年ぐらいですかね。試験内容の1/4は、日々の授業で習っていたのでそこは助かりましたね。習っていない箇所は、大学内で放課後に講座があるのでそこで勉強していました。
-:電験三種では、4科目(理論・電力・機械・法規)に合格することが必要だそうですが
どの科目の難易度が高かったですか?
小山さん:僕は「機械」ですね。もともと暗記は得意な方ですが、「機械」は公式を覚えるだけでは解けないので、「理論」の電気基礎と、さらに知識と計算が必要でした。
遠藤さん:僕は暗記が苦手なので「法規」です。暗記する範囲が多いので、計算問題で点数をとりました。ほかの3科目は暗記の範囲も狭いので、電気基礎の知識とその場で考える練習をしておいたので安定していました。
-:資格取得できる自信はありましたか?
小山さん:自信があったというか、自分で公言して追い込んでいました。
昨年は結果、4科目のうち3科目は合格したのですが、「理論」が不合格でした。正直に言って甘くみていましたね。
今年は、再度「理論」を受験し、合格することができました!
遠藤さん:「理論」と「機械」は自信がありました。「法規」は苦手な暗記が多いので、できる範囲で解きました。その結果、昨年は「法規」以外の3科目に合格し、今回は「法規」に再挑戦して、合格することができました!
-:最後にこれから電験三種を受験する方にアドバイスをお願いします。
小山さん:「理論」を中心に、計画的に勉強する!過去問題を解きまくる!ですかね。
書店で過去問題の参考書が売っているので、間違えた箇所をチェックし、答えをみながらもう一度解く。その方法で繰り返し、間違えた箇所を何度も反復!とYouTubeの活用です。勉強に限らずですが、何事も計画性と効率ですね。
遠藤さん:
まずは授業をしっかり聞くことですね。
電験三種の資格内容の半分は、日々の授業の延長線なので。
あとは、大学内の電験三種講座や参考書を活用して、自分にあった勉強方法でやっていくのがよいと思います。
-:今日はいろいろお話いただきはありがとうございました。
改めて電験3種取得おめでとうございます。
小山さん:こちらこそ、ありがとうございました。
遠藤さん:ありがとうございました。