2023.11.29
パワーエレクトロニクス関連の3大学5研究室で卒業研究の合同中間発表会を実施しました
パワーエレクトロニクス関連の3大学5研究室で卒業研究の合同中間発表会を実施しました
11月18日(土)、大阪工業大学 大宮キャンパスにて、パワーエレクトロニクス関連の研究を行っている3大学5研究室が、合同で卒業研究の中間発表会を実施しました。
この発表会はコロナ禍以前から定例で実施していたもので、コロナ禍で中断ののち昨年度から再開しました。昨年度の2大学3研究室から今年度は規模を拡大し、3大学5研究室[大阪工業大学（森實研、又吉研、神野研）]、[大阪産業大学（岩田研）]、[大阪電気通信大学（民田研）]の合同で行いました。各研究室の4年生39人全員が、計27件の発表を行いました。
発表会には教員のほかに大学院生も参加。大学院生は会の運営にあたるほか、「指定討論者」として最初に質問をする役をあらかじめ各発表に割り当てられます。このため大学院生は割り当てられた発表の予稿を事前に読み込み、内容をある程度理解して、いくつかの質問を用意した状態で発表会に臨みました。
また、参加者は他大学のすべての発表に対して、良かった点／改善すべき点のコメントを求められます。他大学の評価を集計して、各大学で「優秀賞」が表彰されました。本学では「素子の非線形性の研究」のセッションに含まれる4発表が受賞しました。
発表会では4年生がいつになく真剣に発表を聞いているのが伝わってきました。自分達と同じ4年生、かつ自分たちの研究と比較的近い分野の発表を聞くことは、4年生にとって大きな刺激になったようです。また、発表の仕方、資料の作り方、研究の進め方など、大変良い勉強になったとの感想がありました。
本発表会は４年生だけでなく質問担当の大学院生にとっても大変良い勉強になりました。さらに、他大学の学生と学生同士の交流も始まったようで、大変収穫の多い発表会となりました。
