12月17日(土)、島根県の出雲弥生の森博物館(島根県出雲市)で「みんなで遊ぼう!むかしのボードゲーム・盤すごろく」体験講座が開催され、本学総合情報学部ゲーム&メディア学科の木子香准教授が講師を務めました。
出雲弥生の森博物館は、隣接する国指定史跡「西谷墳墓群」をはじめとした出雲市内の各遺跡を紹介する「ガイダンス施設」と、市内の埋蔵文化財発掘調査の拠点施設である「埋蔵文化財センター」の2つの機能を併せ持った施設です。
今回の体験講座は、ギャラリー展「いにしえのボードゲーム―双六・樗蒲・囲碁・将棋―」の関連イベントとして実施されました。
当日は大荒れの天気にも関わらず、大人、子供合わせて15人の方が参加。
日本最古の盤上遊戯である盤双六の歴史とその魅力についての講演の後、江戸時代の双六盤一式の紹介がありました。
それから、参加者が双六盤を実際に制作し、盤面にオリジナルの絵を描き、双六盤を完成させていました。
最後に作ったオリジナル双六盤を使って、実際に当時のルールでプレイ体験を行い、熱戦となりました。
参加者からは「古代ゲームをプレイすることで、当時のゲームの魅力を実体験できてよかった」との感想をいただきました。また、参加された小学生は「今後、ゲームのことについて勉強をしたい」と興味を持った様子でした。