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2024.04.16

空間デザイン専攻の授業がスタートしました

本学では4月8日(月)より前期授業が開始され、この春(2024年4月)開設された建築・デザイン学部 空間デザイン専攻でも、本格的に授業がスタートしました。
 
1年次科目「空間デザイン学入門」では、デザインや表現の基礎・建築・インテリア・都市システム・情報技術応用など空間デザインに必要とされるあらゆる側面について全容把握することを目的としています。本授業では、空間デザイン専攻の教員が週ごとに交代し教授することで、学生らはそれぞれの専門分野に係る基礎を学んでいきます。
 
2週目となる4月15日(月)の「空間デザイン学入門」は、本年度より新任として空間デザイン専攻で教鞭を執る寶珍宏元講師が担当。「データ分析を根拠にした地域と建築の計画基礎を学ぶ」をテーマに授業が進められました。
 
 
授業は、寶珍講師のこれまで担当した設計施工建築物の紹介から始まり、次に「人の特性から空間を計画すること」「形が行動を誘発する性質-アフォーダンス-」について実例を交えた講義がありました。
 
 
 
その後行われた、アクティブラーニング(以下AL)では、寝屋川キャンパスとその周辺のスケッチマップを書く課題が与えられ、まずは何も見ずに記憶だけを頼りにスケッチ。学生らはそれぞれの価値観でワークを進め、完成後には近くの人とスケッチを見比べてディスカッションを行いました。
 
 
 
 
続くALでは、事前課題として与えられていたキャンパス構内の特徴的な風景など、それぞれの感性に沿って撮影した画像データを感情データと共にキャンパスマップ上へマッピングを行いました。
 
それぞれのALを通じて、自身の考えや記憶をまとめアウトプットすることの重要性。さらに人が風景や建物のどの部分を見て、どのように感じるのかを可視化するため、データを蓄積しマッピングを行う手法。という空間認知・行動にデータ活用を交える授業が行われました。授業を受けた学生らは、このように空間デザインについて基礎から一つずつ丁寧に学んでいきます。
 
次週は同じく新任の太田琢也准教授が「コンピュータグラフィクスを使った設計とプレゼンテーションの基礎を学ぶ」と題したテーマで授業を行います。
 
 
 
寶珍 宏元講師
主な研究テーマ:公共空間の計画と設計/建築における人間の空間認知と行動/データサイエンスの空間計画への応用
 
◇建築・デザイン学部 特設サイト

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