3月1日(火)メカトロニクス基礎研究所は、本学大学院医療福祉工学研究科等と共催で「医療福祉分野でのロボティクス・メカトロニクス応用の研究動向」に関する特別講演会を寝屋川キャンパスにて開催します。
【概要】
日 時:2016年3月1日(火)13:30〜16:00
場 所:大阪電気通信大学 寝屋川キャンパス J610小ホール
共 催:大阪電気通信大学 メカトロニクス基礎研究所、大阪電気通信大学 大学院医療福祉工学研究科、日本実験力学会 身体運動再建工学分科会、日本実験力学会 流れの分科会
受講料:無料
問合せ: 医療福祉工学科 森本正治 / 機械工学科 吉田晴行 / メカトロニクス基礎研究所事務室 田村公麿 TEL:072-824-1131(代)
【当日プログラム】
開会挨拶:13:30〜13:35
講演(1):13:35〜14:35 (質問10分)
〈講 師〉赤澤康史氏(兵庫県立福祉のまちづくり研究所 主任研究員 兼 研究課長)
〈テーマ〉ロボットリハビリテーションセンターの取組み -小児筋電義手の臨床の現状と工学的な課題-
〈概 要〉兵庫県立総合リハビリテーションセンターでは従来の義肢装具に加えてロボット技術を用いた義肢装具等を、必要とする人に提供するため、臨床部門であるリハビリテーション中央病院と研究部門である福祉のまちづくり研究所が一体的に臨床や開発に取り組んでいる。本講義では、ロボットリハビリ(R)と称して取り組もうとしているプロジェクトの簡単な紹介の後、乳児期からの小児義手アプローチに対象を絞り、医療として行われる(処方・)製作・練習の実際を紹介する。また、小児筋電電動義手そのものや練習支援システムにおいて工学に期待される要素について述べる。
講演(2):14:35〜15:55 (質問10分)
〈講 師〉古荘純次氏(大阪電気通信大学 客員教授、大阪大学 名誉教授)
〈テーマ〉上肢リハビリ訓練ロボットEMUL、セラフィ、PLEMOシリーズの研究開発
〈概 要〉寝たきりになる原因の 3 割近くが脳卒中などの脳血管疾患である。ここでは、脳卒中を主な対象とする上肢リハビリ訓練ロボットについて紹介する。5 ヶ年NEDOプロジェクトにおいて上肢リハビリ訓練ロボットEMULを開発し、臨床評価において、大きな訓練効果を得た。次に、6 自由度上肢リハビリ訓練ロボット「セラフィ」を開発し、愛知万博において実演展示を行った。さらに、グローバルCOE「予測医学基盤創成」、及び科研において、ブレーキで力覚を提示するPLEMO-P3を研究開発し、大きな訓練効果を得た。次に、経産省の「課題解決型医療機器の開発・改良に向けた病院企業間の連携支援事業」においてPLEMO-Yを開発した。現在、PLEMO-Y(科研)の改良、及び実用化版であるPLEMO-Zの研究開発を行っている。
閉会挨拶:15:55〜16:00
※写真は、昨年のメカトロニクス基礎研究所で開催した講演会の模様です。
日程 | 2016.03.01 Tue |
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時間 | 13:30〜16:00 |
場所 | 大阪電気通信大学 寝屋川キャンパス J610 小ホール |
費用 | 無料 |
お問い合わせ | 医療福祉工学科 森本正治 / 機械工学科 吉田晴行 / メカトロニクス基礎研究所事務室 田村公麿 072-824-1131(代) |
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